グロースハックの考え方とは?

カテゴリ:Webマーケティング

公開日:2019.05.31 最終更新日:2020.10.10
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近年、注目を集める「グロースハック」という概念。言葉自体は聞いたことがあっても、明確な定義をご存知の方は多くないのではないでしょうか。この記事では、グロースハックについて説明いたします。

グロースハックとは何か?

簡単にいうと「プロダクトが市場から得たフィードバックを迅速に反映させることで、そのプロダクトを改善・成長させるマーケティングの考え方」のことです。

従来のマーケティングの考え方は、完成されたプロダクトが売れる仕組みを作るという意味合いが強かったのに対して、グロースハックの考え方は、プロダクトを改善して市場に求められるものへと成長させていくというイメージです。

AARRR(アー)モデル

グロースハックを行う上で有名なAARRR(アー)というフレームワークがあります。
これは、プロダクトが成長していくため5つの段階であるAquisition(ユーザー獲得)→利用(Activation)→継続(Retention)→紹介(Referral)→収益化(Revenue)の頭文字から由来しています。
それぞれの段階ごとにしっかりとKPIを定めて、A/BテストやUI・UXの改善を行うことで、プロダクト全体の成長へ繋げることができます。

ユーザー獲得…新規のユーザーを増やす施策を行います。登録者数、トライアルユーザー数などが指標になります。

利用…サービスを能動的に利用するユーザーを増やす施策を行います。本登録ユーザー数、アクティブユーザー数などが指標となります。

継続…ユーザーに長くサービスを利用してもらうための施策を行います。解約率、離脱率、再訪数などが指標となります。

紹介…既存ユーザーに夜口コミや紹介などで新規ユーザーを増やす施策を行います。紹介による登録数をトラッキングし、その数を指標にします。

収益化…サービスによって収益を得るための施策を行います。ROI、ROAS、1ユーザーあたりの利益などが指標となります。

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