【米国でついにリリース!!】Facebook Portal & Portal+で得られた情報をFBはどう使う??

カテゴリ:SNSマーケティング

公開日:2018.11.14 最終更新日:2020.10.09
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inglow’s Blogをご覧の皆様、こんにちは。

株式会社inglowの村上嘉一(かいち)です。

ついにリリースされましたね!

2018/11/8(日本)にアメリカでFacebook Portal & Portal+ がAmazon.comとBest Buyで購入可能となりました。

最近、ハードウェア開発が急速に進んでいるFacebookですが、ついに自社デバイスをリリースしました。

フェイスブックと言えば、莫大な広告収入で利益を得ている企業ですが、今回のハードウェアのリリースも広告に深く関わっているようです。

※参考;Marketing Land「Here’s what Facebook says about ads and targeting on Portal」 より

Facebook Portal & Portal+とは?

Facebook Portal & Portal+というのは、「Alexa」を搭載したディスプレイ付きのスマートスピーカーです。

Portalは、10インチの横向きディスプレイ、Portal+は15インチの縦横自由に動かせるディスプレイです。

Facebook Portal+

Facebook Portal

写真;https://portal.facebook.com/products/

AIを使った「スマートカメラ」と「スマートサウンドテクノロジー」により、自動的にパンとズーム、周囲の雑音を抑えたりして人の声が強調されるようになっているそうです。

また、音声コントロール機能も搭載されていて「Hey Portal」と呼びかけることでビデオ通話をすることができ、Amazon Alexaが搭載されているので、スポーツのスコアや天気などをチェックすることもできます。

なお、「Portal」シリーズを持っていなくてもMessenger経由でFacebookの友達と通話することが可能で、最大7人のグループ通話に対応しているそうです。

参考;https://link-man.net/facebook/92128/

では、そのスマートスピーカーをフェイスブックはどのように利用したいのでしょうか?

広告のターゲティングのためのツールの1つ

世界でGoogleと並ぶほどの広告収入を得ているフェイスブックが、今ハードウェアをリリースするのには、広告につながるようなメリットがフェイスブックにあるはずです。

実は、フェイスブック自身がその情報の利用方法を公言しています。

フェイスブックは、人々がフェイスブックのデバイスを利用したときに得られる情報を処理して、同じ種類の情報に分類し、それを広告のターゲティングのために使用することを承認しています。

フェイスブックのブログには、

「Portalを使って動画について呼びかけたとき、それを我々はそのデバイスの習慣として情報を処理します。例えば、あなたが動画についての呼びかけばかりするのであれば、あなたは動画に関する広告をいくつか目にするかも知れません。」 

と書かれています。

最後に

現在、スマートスピーカーのように日常に入り込んで情報を入手し、それを活用するということが進んでいます。デバイスが日常に入り込めば入り込むほど、広告のターゲティングはより個人レベルになると考えられます。

今は、デバイスよりも人の価値観などのアップデートが必要かと思われます。

広告のあり方は、私たちが使うデバイスの変化とともに変化していくんですね。

最後まで、ご覧いただきありがとうございました。

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