若者のスマホ利用傾向と新しいWEB広告「TikTok広告」

カテゴリ:SNSマーケティング

公開日:2019.04.08 最終更新日:2020.08.22
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「イマドキの若者のことがわからない。」

広告担当者でこんな悩みを持つ方は多いのではないでしょうか。

今回はそんなイマドキの若者について、インテージが調査したスマホ利用傾向の記事をご紹介します。

出典:「イマドキ男子とのコンタクト・ポイントを探る」

出典:「イマドキ女子のリアルをスマホ事情から探るーライフログデータが示す、メディアの未来#3」

 

昨年2018年の8月にイマドキ女子のスマホ利用について調査されており、4月に入ってから、男子バージョンも掲載されていました。

 

記事内のイマドキ男子、女子は15~24歳の学生をメインとした世代で、総務省のスマホ保有の調査(引用:平成30年版 情報通信白書「インターネット利用の広がり」)によると、その世代となる13~19歳が79.5%、20代が94.5%と、全人口の8割以上がスマホを利用しているというデータになっています。

 

 

では、実際利用されている時間の多いアプリといえば?

インテージの記事のランキングトップ3は下記のようになっていました。

▷男子 1位:Youtube  2位:Google 3位:Twitter 

▷女子 1位:LINE  2位:Google 3位:Twitter 

 

 

検索のためのGoogle(chrome)、LINEやTwitterなどのSNSや、Youtubeが上位にあるのは想像通りかと思います。

男女差でいくと、男子はゲームの割合が多く、女子はフリマアプリをはじめとするショッピング関係が、ランクインしています。

 

上位にランクインした媒体に関しては、すでにWEB広告として見慣れたものばかりですよね。

配信に関しては、ターゲットセグメントされた上で、SNSのタイムライン上や動画コンテンツに馴染む形での広告配信が多くなってきているように思います。

 

 

ここで私の中で、1つ疑問が。

 

(最近話題のTikTokは?

ランキングには載っていないけど、広告市場としてはどうなんだろう?)

 

2017年~2018年にかけてのアンケート調査なので、仕方ないかと思いますが、

リアルタイムで調査ができていれば、恐らくこの中にTik Tokが食い込んできてもおかしくないのでは・・・?

 

 

調べてみると2018年の20~29歳の利用率は12.4%と、

他のSNSアプリと比べるとまだ利用率は低いものの、伸びてきている媒体になります。

出典:MMD研究所「「Tik Tok」の認知度は38.2%、利用率は5.8%」

 

 

アプリ一つで簡単に動画を撮影、編集、投稿できるので、若者の間で人気になったTikTok。投稿ユーザー以外にも、芸能人やアイドルグループが公式アカウントを持って配信していることから、投稿はしないが観るためにアカウントを持つユーザーも多いのではないでしょうか。

 

そんなTik Tokですが、1月には広告配信プラットホーム「TikTok Ads」の全面リニューアルを発表しました。また、それに付随してネット広告企業やマーケティング企業もTikTok広告の事業や部署を設立も増えてきたようです。

出典:PR TIMES「ByteDance 広告配信プラットフォーム「TikTok Ads」として全面リニューアル」

 

 

TikTok 広告の特徴と配信メリットは下記があげられています。

【TikTok Adsの特徴】

・精度の高いユーザー属性のターゲティング

・視聴コンテンツに合わせた広告配信

・年齢、性別、OS、地域(都道府県別)など、詳細なターゲティング設定

・独自のアルゴリズムによる目標CPAにあわせた入札と最適化

・簡単に動画広告を作成できるツールの提供

【TikTok広告配信のメリット】

・5秒~15秒の動画広告をスマートフォンのフルスクリーンで表示(タイムライン上)

・ユーザーが音楽や音声などの”音”を聴ける環境の為、”音”でも訴求可能

・広告の拡散が可能

 

実際に利用してみると、アプリを開いて一番最初に広告がフルスクリーンで表示されるので確実にユーザーへの接触が可能だったり、ユーザーが同じテーマやダンスをハッシュタグをつけて投稿、また他のSNSへ共有することで、さらに拡散できるといった点もメリットとしてあげられます。

 

今後、TikTok広告も若者訴求には欠かせないメディアになりそうです。

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