GoogleやYahooなどの検索エンジンは、個人の検索履歴データや位置情報を利用することで、各ユーザーにパーソナライズされた検索結果を表示してくれるため、非常に使い勝手が良いです。
しかし、便利さの一方で、個人情報が収集されていることに少し不安に感じている方も多いようです。
そんな中、ダックダックゴーというサービスが個人情報を一切収集しない検索エンジンとして近年利用者を増やしています。

DuckDuckGo(ダックダックゴー)の特徴

ダックダックゴーは、近年注目を浴びている検索エンジンです。
2012年2月の時点では、1日の検索数が200万件程でしたが、2019年の時点では3,000万件を超える検索が行われているとのことです。
その特徴はなんと言っても、個人のプライバシーを守ることを第一に考え、個人情報を一切収集しないということです。
端末の位置情報をオンにしていても、その情報を取得することもなければ、検索語句が訪問サイトに伝わることもありません。
検索履歴が残ることも無ければ、広告にターゲティングされることも無いようです。

ダックダックゴーの使い勝手

ではダックダックゴーの使い勝手はどうでしょうか。
試しに「本」と調べてみました。

すると、検索結果の上位10位のうち7つのサイトが本を購入出来るショッピングサイトでした。

ちなみに、同じワードをGoogleで検索してみると、

弊社がある名古屋市中区付近の本屋が検索結果の上位に表示されます。

また、上位10サイトは、ショッピングサイト、流行りの本を紹介するサイト、本の定義や歴史を紹介するサイトなど様々なサイトが表示されました。

出来るだけ多様な検索ニーズに対応することを考えると、ショッピングサイトが上位を占めていたダックダックゴーに比べて、様々なサイトが表示されるGoogleの方が使い勝手は良さそうです。

まとめ

ほとんどの個人情報は匿名加工されたのちに利用されているとはいえ、それ自体を快く感じない方は少なからずいるかと思います。
ダックダックゴーの利用者が年々増えてきていることが、何よりの根拠でもあります。
インターネット上での個人情報の保護に関心が集まっているこの時勢、ダックダックゴーの利用者が今後も増えていくことは間違いなさそうです。

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