マーケティングに活かせる行動経済学②

カテゴリ:Webマーケティング

公開日:2020.01.14 最終更新日:2020.08.22
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以前、inglowブログでもご紹介した行動経済学。

今回はその第2弾として、前回ご紹介できなかったもののついてまとめてみます。

「行動経済学ってなに?」という方は、以前の記事をご覧ください。

アンカリング効果

アンカリング効果とは、はじめに基準となるような情報を提示することで、後から提示した情報による意思決定に影響を及ぼす効果のことです。

アンカリングとは、船の錨(アンカー)を海中に下ろすことを指します。

人は基準が与えられていない状態では、なかなか意思決定を行うことができません。

そのため、船の錨にように基準を与えることで、その後の行動を促すことを目的としているのがアンカリング効果です。

この理論は価格提示を行う際に利用されるケースが多くあります。

例えば、服を買う際にはじめから「¥4,980」と表示されているよりも、「¥9,980→¥4,980」と表示されている方が、この服を買ってみようという意思が働くかと思います。

これは、購入者にとって、はじめの¥9,980が規準となったため、割引価格の¥4,980が安いと感じられ、購入する意思決定に影響されたと言えます。

カリギュラ効果

カリギュラ効果とは、人は禁止された行為ほど逆に興味を持ってしまうという心理現象のことです。

これは、アメリカで放映された「カリギュラ」という映画が、その過激な内容から一部地域で放映禁止になった際に、逆に話題になってその映画を観たいという人が殺到したことが由来となっています。

マーケティングに活かす場合には、メルマガのタイトルやバナーの文言を工夫することで、開封率やクリック率の改善に繋がるかもしれません。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回ご紹介した内容はいづれも、普段の生活の中で経験的に理解されている方も多いかと思います。

しかし、行動経済学という形で改めて言語化し体系化することで活用の幅も広がっていくかと思います。

今後も、マーケティングに活かせるような行動経済学をご紹介しますので、ぜひチェックしてください。


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