【Google広告】Googleの奨励するHagakure、GORIN、MUGENとは?

カテゴリ:Webマーケティング

公開日:2019.06.14 最終更新日:2020.08.22
このエントリーをはてなブックマークに追加

「hagakure」「GORIN」「MUGEN」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?
これらは全て、Googleの奨励するGoogle広告の運用方法を表した言葉です。
順に紹介していきます。

hagakure(ハガクレ)とは?

Googleが奨励するGoogle広告のアカウント構造の名称です。

2013年ごろまでは「キーワードごとになるべく細かくグルーピングして、キーワードと広告文を1対にする」というアカウント構造が主流でした。

それに対してhagakureは「似たような検索ニーズをもつキーワード、同じテーマの広告文をなるべく1つのグループにまとめる」というものです。

この変化はGoogle広告の最適化のアルゴリズムが変化したことが要因となっています。

現在、Google広告の成果を向上させるためには「いかにGoogleの機械学習効率を促進させるか。」がカギとなっています。そのためには、1つのグループにインプレッションを集め、データを蓄積させることが重要です。

Hagakureはこのような背景から提唱されたアカウント構造なのです。

GORINとは?

これはGoogleの目指す「大切な人に・必要な情報を・適切なタイミングで届ける」を現実にするためのプロジェクトの名称です。Google広告を運用する上でのフレームワークを提案しています。

①アカウント構造を単純化し、広告グループ レベルに情報を集約化

②リーチを最大化させて、機会の最大化および自動化のための情報の蓄積を行う

③適切なターゲティングでユーザーのニーズやタイミングに合うように仕掛ける

④広告フォーマットの面を大きくして多くの情報を載せ、上位掲載を目指す

⑤ビジネスのステージに応じた評価指標 (KPI) を採用して、その評価指標に沿った最適化を実施する

このための具体的な施策として、動的検索広告の設定や表示オプションの設定があります。前述したhagakureの効果を発揮させる役割があります。

MUGENとは?

これはGORINの上位互換とも言える広告運用の考え方です。GORINが「広告運用の最適化」を目指すプロジェクトであったのに対して、MUGENは「最適化をしつつもスケールをさせてく」という考え方です。

具体的には、データドリブンアトリビューションの活用や検索クエリの出し入れを行うことで、これまで発掘できなかった潜在的な高確度ユーザーへのインプレッションを増やしていきます。

まとめ

Google広告のみでなく世の中のアドテクノロジーは日々進化しています。その変化に対応し、上手く使いこなすスキルがますます重要になっていきそうです。

***

一般的なWeb広告運用会社さんは広告運用に主軸をおきますが、当社はあくまでWebプロモーション全体を企画、実施し、運用改善していきます。

また、マーケティングオートメーション領域では、導入支援はもちろん、導入後の広告施策と合わせたキャンペーン設計まで、Webプロモーション×マーケティングオートメーションを一気通貫で行っています。

プロモーションとしてのデジタルマーケティングに関するご相談は、お気軽にお問い合わせください。

一覧へ戻る