サーチターゲティングのデメリット

カテゴリ:Web広告

公開日:2020.10.05 最終更新日:2020.10.11
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今回はサーチターゲティング広告のデメリットについて解説して行きます。

最初にサーチターゲティングについて解説していきます。

「サーチターゲティング」は、インターネットユーザーが過去にYahoo! JAPANで検索したキーワードをもとに、指定のキーワードで検索した人だけに広告を配信できるディスプレイ広告のターゲティング機能の1つです。広告の掲載先は、ディスプレイ広告のその他のターゲティング同様、Yahoo!ニュースやYahoo!知恵袋などの各種コンテンツページで、ディスプレイ(画像)広告を利用して視覚的に訴求できます。

画像引用元:Yahoo!広告 公式 ラーニングポータル|「サーチターゲティング」とは

サーチターゲティング4つの特徴

キーワード単位での精緻なターゲティング

インターネットユーザーが実際に「検索に利用したキーワード」をもとに絞り込むため、精緻なターゲティングでインターネットユーザーに広告を出すことができます。

さらに「何回以上検索したユーザーのみに配信」や「過去◯日以内に検索したユーザー※」など、キーワードを検索したユーザーからさらに絞り込んで配信もできるので、見込み度の高いユーザーに効率よくアプローチができるのが特徴です。

※期間の指定は「1日以内」「3日以内」「7日以内」「14日以内」「30日以内」の5つから選択できます。

「キーワード提案機能」でらくらくキーワードを選定

サーチターゲティングでは、広告の誘導先のURLを入力するだけでおすすめのキーワードを自動的に提案するので、キーワードを考える手間を軽減できます。

同一ユーザーに、デバイスの垣根を越えた広告配信

インターネットユーザーの検索履歴は、デバイスが異なる場合でも引き継がれます。そのため、PCで検索したキーワードを元に、同一インターネットユーザーのスマートフォンに広告を配信するなど、複数のデバイスを横断して継続的なアプローチが行えます。

検索広告との組み合わせでより強力に集客

ディスプレイ広告のサーチターゲティングは、インターネットユーザーがコンテンツページ(ディスプレイ広告の配信ページ)を閲覧しているときに広告を表示しますが、検索広告はインターネットユーザーが検索をしているときに検索結果画面に広告を表示します。 ディスプレイ広告のサーチターゲティングと検索広告を組み合わせることで、「今、検索しているインターネットユーザー」にも、「以前に検索したインターネットユーザー」にも広告を表示することができます。

継続的にインターネットユーザーにアプローチにするためにも、配信デバイスは「PC」「スマートフォン」「タブレット」すべてに設定することをお勧めします。

デメリット

サーチターゲティングは非常に優秀な機能ですが、デメリットがあります。

それは「配信ボリュームが出にくい場合がある」ということです。

サーチターゲティングで使用できるキーワードは自由に選べるわけではありません。過去30日間の検索数が1,000回以上あるものが原則対象となっています。

中には1,000回に満たなくても設定できるものもありますが、広告配信量が少なくなるケースが多いです。

実際にどういったキーワードが選べるのかは、以下の Yahoo! ディスプレイのサーチキーワードリスト作成画面で事前に確認することが可能です。

特に悩みの深いキーワードや具体性の高いキーワードほど検索数が少ない傾向にあります。

また、ニッチなジャンルの場合も検索ボリュームが少ないです。「せっかく効果が良いのにそこまでコンバージョン数の増加が見込めない」というケースも珍しくありません。

その場合は、予算や許容できる獲得単価に応じてキーワードを広げるなどの調整を行いましょう。

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