成果がでるディスプレイ広告の運用方法

カテゴリ:Web広告

公開日:2020.08.31 最終更新日:2020.08.30
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こんにちはセールスチームの千石です。今回はディスプレイ広告の運用方法について解説していきます。

効果的なディスプレイ広告には配信設計が必須

アドネットワークには、さまざまな配信機能が用意されています。広告を効率的に、一番訴求したいユーザーに向けて配信する機能です。その機能を紹介していきます。

リマーケティング

リマーケティングとは、一度サイトを訪れたユーザーを追いかけ、前に訪れたサイトの広告を表示させる機能です。楽天などで欲しいものを検索したあと、別のサイトに行っても検索した商品が表示された経験はありませんか?

これがリマーケティングと言われるもので、CVR(コンバージョン率・成果に繫がった確率)が高い配信機能の一つです。

サーチターゲティング

こちらはYahoo!の機能です。あらかじめキーワードを登録しておき、そのキーワードを検索したユーザーに対して広告を配信します。検索をしただけのユーザーにも配信するので、リマーケティングよりCVRは低めです。

オーディエンスターゲティング

こちらはGoogleの機能です。サーチターゲティングと同じように、あらかじめキーワードを登録するのですが、こちらはそのキーワードの内容に「興味や関心」を持っているユーザーに対して広告を配信します。

上の2つに比べるとCVRは低めです。

その他、購買意欲の強いユーザーや年収などでもターゲティングできるようになっていますが、リマーケティングが一番CVRが高くなります。

リマーケティングは一度サイトに来たユーザーが対象となりそのままでは配信数がかなり多くなり、コストがかさみます。効率的に運用するには、もう少し工夫をしなくてはならなく、いくつかの軸に分けて配信を行う必要があります。

リーセンシー軸

そのユーザーがサイトに来てから、何日経ったかで配信を限定します。1日以内、2、3日以内、1週間以内などでグルーピングして、配信を強化するか抑制するかを決めます。

例)1日以内
2~3日以内
4~7日以内
8~14日以内
  15~30日以内
  31~60日以内

入札調整でリーセンシーの高いユーザーに配信を強化し、リーセンシーの低いユーザーには配信を抑制したりします。

階層軸

サイトのどの階層まで到達したかで配信を限定します。トップページでほかのサイトへ離脱したユーザーより、商品検索をしてカートまで商品を入れたユーザーの方が、購買に対する意欲は高いと言えます。

例)TOP
詳細ページ(価格表・メリット)
  お問い合わせフォーム

このリーセンシー軸と階層軸の2つをかけ合わせ、効率的にコストを投下します。他にも、位置情報、性別や年齢などの条件をかけ合わせることが可能です。フリークエンシーは、広告があまりに頻繁に表示されると、ユーザーに敬遠されてかえって逆効果になるので、1日にどれだけ配信を行うかの頻度を調整する機能です。

見やすいクリエティブでCVRの向上を図る

広告業界における「クリエイティブ」とは、広告素材全般を指します。ここでは、ディスプレイ広告(バナー広告)を取り上げます。

ディスプレイ広告におけるクリエイティブは、大きく分けて2つあります。「通常バナー」と「レスポンシブ」です。

通常バナー

通常バナーは、300×250、300×1050といったサイズが決まっています。さまざまなサイズがあるため、用意するのが大変です。

レスポンシブ

それに対してレスポンシブは、1200×628、300×300の2サイズのバナーを用意すれば、あとは勝手にリサイズして、テキストと組み合わせ表示してくれます。

まとめ

運用する広告ごとに様々な知識が必要です。無駄な配信を避け、費用対効果の高い広告配信を目指しましょう。ディスプレイ広告の特徴を理解して最適な配信設計をおこないましょう。

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