SNSでモノが買われるモデル「ULSSAS」(ウルサス)
カテゴリ:SNSマーケティング
こんにちは、inglowの広報担当です。
本日は、ソーシャルメディア時代のマーケティングフレームワークについてお話します。
ソーシャルメディア時代とマーケティングフレームワーク
横文字ばっかりなので、一応簡単にご説明しておきます。
先日、ソーシャルメディアとSNSの違いについてお話しましたが
ソーシャルメディア時代というのは、
SNSだけではなく、個人発信によって作り上げられた膨大な情報社会という意味合いです。
そして、マーケティングフレームワークとは、
消費者が購買活動を行っていく流れのモデルのことを言いますので、
今回の場合でいくと、
あらゆるソーシャルメディアから発信される情報過多の時代で、消費者がどう行動し、購買に繋げているのかを示したモデル
ということです。
ULSSAS(ウルサス)とは
ULSSAS(ウルサス)は、株式会社ホットリンクさんが提唱している
ソーシャルメディア時代のマーケティングフレームワークになります。
ULSSASのそれぞれの頭文字の意味は下記のとおりです。
U:UGC(ユーザー投稿コンテンツ)
L:Like
S:Search1(SNS検索)
S:Search2(Google/Yahoo!検索)
A:Action(購買)
S:Spread(拡散)
引用:note「SNS時代のマーケティングフレームワーク、「ULSSAS(ウルサス)」とは」
UGCというのは、以前のブログ「SNSマーケティングでよく聞くUGCとは?」ご紹介をさせていただきましたが、
口コミとか、SNSでの投稿など、1ユーザーによる投稿のことです。
その1つのUGCによってある商品を認知をした時、
SNS上では「いいね(Like)」をします。
そのいいねの評価が多ければ多いほど、「良い商品」だと認識されていき、
次に、他のユーザーの口コミを、「SNSで指名検索(Search1)」で探します。
その後、いざ購入をしようと購買意欲が高まったのちに、「GoogleやYahoo!などの検索エンジンにて、指名検索(Search2)」をし、
ECサイトであればサイトで、商品紹介サイトであれば実店舗で、「購入(Action)」されます。
SNSから得られた情報で、購買行動を起こすと、最初に得たUGCのように、
SNS上へ情報を発信しやすくなります。それがさらに「拡散(Spread)」されていき、このモデルがぐるぐると回るといった流れになっています。
まとめると
情報過多である×個人が情報を発信している
というのがこのULSSASのモデルを生み出した背景になっています。
ということは、このモデルで大切になってくるのは最初に位置している
UGCをどう生み出し、多くの人に拡散してもらうか
です。
UGC=口コミ の出やすい商品、ブランディングを戦略的に作ることができれば、一過性ではないユーザーに確保が可能になります。
ソーシャルメディア時代のマーケティングにおいては、
単なる「SNSアカウントの運用」や「広告キャンペーン施策」だけではなく、
商品やサービス自体の本質と、KGIを見失わないことが、重要になってきています。
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