Instagramでトレンドのハッシュタグを使ってもフォロワーが増えない理由
カテゴリ:SNSマーケティング
Instagramで用いるハッシュタグの用いて集客に繋げる方法について解説していきます。
- Instagramで集客する時に、どのハッシュタグを使えば良いか分からない。
- Instagramで集客する時は、とりあえず流行っているハッシュタグを付けている。
- Instagram上でなかなか認知されない。
上記のような悩みを持たれている方には必見の記事となっております。
弊社、株式会社inglowでは、多くのクライアント様のInstagramアカウントを運用させて頂いており、ハッシュタグによる戦略を練りながら実際に多くのフォロワーを集めることが出来たりなど、実績を出すことが出来ていますので、本記事の信頼性の担保になるかなと思います。
*注意!:Instagramでハッシュタグを5つ以上つけると逆効果に!?*
実は、インスタでハッシュタグをたくさん付けすぎると、「人気投稿」や「発見タブ」に載らなくなる危険があることが分かっています。
これは、近年のInstagramのアルゴリズムアップデートにより発生している問題です。
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Instagramで用いるハッシュタグについて
ハッシュタグとは?
ハッシュタグとは、InstagramやTwitterなどのSNSアプリ上で投稿する時に、テキスト部分に挿入する「#」のことを言います。
「#名古屋」「#名古屋ラーメン」などのように、「#」に続けて言葉を並べることで良く使われます。
Instagram上では、「〇〇さんと繋がりたい」などというハッシュタグがよく使われているのを見かける方も多いかもしれません。
ハッシュタグを付ける真の目的
そもそもInstagram上において、なぜハッシュタグはどういった目的で使われているのかというと、これはInstagramのアルゴリズムが一つ一つの投稿がどんな内容について書かれているのか判別するためです。
ハッシュタグに使われている言葉から、一つ一つの投稿にどのような内容が書かれているのかをアルゴリズムが推測することによって、例えばInstagramの機能の一つである検索機能でハッシュタグ検索をされた際に表示させる投稿内容に反映される仕組みとなっております。
ビジネスのためではなく、趣味としてInstagramを利用している多くのユーザーは、付けたいハッシュタグを自由に付けているので、ビジネスとしてInstagramを利用する際もハッシュタグの重要性は軽視されがちですが、ハッシュタグを使いこなさなければ、Instagram上で集客を活性化させることは出来ません。
次の節から、ビジネスのためにInstagramを利用する方に向けて、投稿する際にどういったことに気を付けてハッシュタグを選ぶべきかについて解説していきます。
Instagramで投稿する際のハッシュタグの選び方
手順➀:アプローチしたい層が検索しそうなハッシュタグを見つける
まずは、アプローチしたいターゲット層がInstagram上で検索しそうなハッシュタグを見つける必要があります。
なぜなら、Instagram上で集客をするには、ターゲットユーザーがInstagram上であるキーワードで検索した際に、自社用のInstagramアカウントで投稿した内容が表示され、認知される必要があるからです。
そのため、そもそもターゲットユーザーが検索しそうなキーワードが分からなければ、検索された際に自社の投稿が表示されないのです。
そういったキーワードを見つけるための手段としては、Instagram上で実際に検索することがどの方法よりも有効です。
例えば、名古屋にあるとあるラーメン屋「ABC」がInstagram上で集客することについて考えてみましょう。
その際に、ユーザーが検索しそうなキーワードを予想して実際に検索してみます。
「名古屋ラーメン」「ラーメン」「ラーメン好きと繋がりたい」「ABCラーメン」などが候補として考えられるので、そういったキーワードを下図のように検索窓に打ち込んでみます。
すると、ラーメンに関するハッシュタグが沢山表示されるので、それを実際にタップすれば、それぞれのハッシュタグを付けている人はどういった投稿をしているのかを知ることが出来るので、オススメです。
手順➁:上位表示させることが出来そうなハッシュタグを選ぶ
次に、上で解説した手順➀で見つけることのできたハッシュタグの中で、検索された際に上位表示を狙えそうなキーワードを精査して選んでいく必要があります。
そう言われてもいまいちよく理解出来ない方もおられると思うので、少し深掘りながら解説していきます。
上で掲載した図を再度掲載しますが、それぞれのハッシュタグの中によって投稿件数が大きく異なることが分かります。
どのユーザーも、検索した際に表示された全ての投稿に目を通すということはほとんどないので、投稿件数が多いハッシュタグほど、検索された際に自社の投稿を見てもらえる可能性が下がることも分かるかと思います。
そして、共通のハッシュタグを付けた投稿の中で、Instagramのアルゴリズムが、いいねの数やそのアカウントのフォロワー数などの基準からどの投稿を上位表示させるかを決めます。
ですので、それぞれのハッシュタグが付けられた投稿件数が多かったり、あるいは検索結果を見た時に、上位に表示されている投稿のいいね数が到底追いつける数でなかったり、あるいはその投稿をしているアカウントのフォロワーがとてつもなく多かったりなど、競合が強すぎて上位表示を狙えないハッシュタグを付けて投稿しても、そもそもユーザーに見られないということが起こってしまいます。
そのため、アプローチしたいターゲット層が検索しそうなハッシュタグの中で、自社が付けて投稿した際に上位表示を狙えそうなハッシュタグを選んで投稿していき、徐々に自社のアカウントを育ったところで、より多くのユーザーが検索しそうでより競合が強いハッシュタグも付けた投稿をして勝負をしていくという流れが、Instagramで集客をする上で大切です。
このように、手順➀で見つけた多くのハッシュタグから、集客に繋がりそうなものを選んでいくというのが、手順➁になります。
手順➂:同じキーワードを含むハッシュタグを複数付ける
手順➀、➁によって、投稿する際に利用するハッシュタグが決まったと思います。
すると、実際にそのハッシュタグを用いて投稿することになると思いますが、投稿する際のハッシュタグの使い方について、気を付けるべき点が2つあり、それは下記のような感じです。
- ハッシュタグに含まれるキーワードを含んだ別のハッシュタグも同時に使う
- ハッシュタグを付ける個数は、5~15個にする
それぞれ解説していきます。
ハッシュタグに含まれるキーワードを含んだ別のハッシュタグも同時に使う
付けたいハッシュタグに対して、それに含まれるキーワードを含んだ別のハッシュタグも同時に使う必要があります。
なぜなら、同じキーワードを含んだハッシュタグを複数用いることで、その投稿がどういった内容について書かれたものなのかをInstagramのアルゴリズムに判断してもらいやすくなり、それによって検索した際に上位表示される可能性が高まるからです。
例えば、「#ラーメン #名古屋ラーメン #名古屋飯」などのように、「名古屋」「ラーメン」というキーワードを含んだ複数のハッシュタグを用いると良いです。
ハッシュタグを付ける個数は、5~15個にする
ハッシュタグを付ける個数は、5~15個にすることがオススメです。
これは、付けるハッシュタグの個数が少なすぎてもInstagramのアルゴリズムに質の良い投稿だと判断されにくくなりますし、逆に付けるハッシュタグの個数が多すぎても、Instagramのアルゴリズムにどういった内容についての投稿なのかを判断されにくくなるからです。
このように、実際に付けるハッシュタグが決まったら、これらのことに気を付けて使い方を決めていく必要があります。
ハッシュタグを集客に生かす別の方法
これまで、ハッシュタグを用いて自社の投稿をターゲット層に認知してもらうための施策について解説してきましたが、ハッシュタグを用いてさらに集客を活性化させるオススメの方法があるので、解説していきます。
上で解説したものは、自社が投稿したものを多くの人に認知してもらう方法でしたが、もう一つの方法として、Instagram上でお客様に自社について紹介してもらうことがあります。
そうすることで、「口コミ」というかたちでより多くのユーザーに認知度が広がると同時に、自社の信頼性の向上にも繋がるので、より集客を活性化させることが出来るようになります。
例えば、来店してくれたお客様に、店舗名など特定のハッシュタグを付けて投稿したら割引するなどといった特典を用意すれば、自社に関する内容を投稿してもらうことで、Instagram上に共通のハッシュタグが付いた自社に関する口コミが量産されることで、より集客が活性化されることとなるので、オススメです。
その際は、上で解説したことを生かすためにも、「#ラーメン #名古屋ラーメン #店舗名」などのように共通ワードを含んだ複数のハッシュタグを指定したり、それに店舗名のハッシュタグを含めたりすることで、認知度がより拡大する可能性も高まるので、こういったことにも気を付けると良いでしょう。
まとめ
以上、Instagram上で集客する際のハッシュタグの効果的な使い方について解説してきました。
Instagramを使った集客にはハッシュタグは必要不可欠ですので、上で解説したことを意識しながら自社のアカウントを育てていき、口コミも量産することでさらなる集客に繋げましょう。
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それでは、最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
山路 天音
inglow マーケティングチーム所属。大学卒業後、Web広告専門会社に入社し、Web広告運用・販促計画など、マーケティングとセールス業務に携わる。その後、より幅広いデジタルマーケティングのキャリアを求めてinglowに参画。Google広告やFacebook広告、Instagram広告運用に精通し、機械学習アルゴリズムの活用とユーザー視点の施策提案の両輪でクライアントが求める成果に対しひたむきに向き合う。