インスタの画像を簡単保存できるアプリ&ツールを紹介!
カテゴリ:SNSマーケティング
インスタグラムで気に入った画像を残しておきたい方は多いでしょう。あとで振り返ったり友人と共有したりして個人でも楽しめます。
個人事業主や中小企業経営者のなかには「画像を保存してビジネスに活用する方法を知りたい」「画像を簡単にダウンロードできるアプリやツールを教えてほしい」という方もいるでしょう。
そこで今回は、はじめに画像保存の目的やメリットなどを確認し、続いてアプリやツールの紹介と保存方法を解説します。また後半では画像保存する際の留意点を説明しますので、ぜひ最後までお読みください。
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インスタ画像保存の目的
企業にとってインスタ画像を保存するのは収益化につなげるためですが、内実は若干異なります。たとえば次のような目的があります。
- アルバムのように記録写真に残す
- 顧客との共有や広告に使う
- リポストとして活用する
ここでは、3つめのリポストについて説明します。リポストとは、ツイッターでいえばリツイートのことで、インスタグラム上のユーザー投稿を自分の投稿として再・投稿(Re-Post)することをさします。
たとえば通販サイトの運営者は、インスタグラムのビジネスアカウントを通して、自社で撮影した商品画像とリポストを交互に投稿しています。
フォロワーやファンが商品の感想を添えて投稿してくれるのは、信頼性の高い宣伝広告となります。そこで画像保存をうまく活用するのです。
購入(利用)者の投稿を残して活用したいと思った場合は、一旦画像を保存します。保存しておけば、計画的にリポストしたりECサイトや企業ブログに活用したりするのが可能です。
商品やサービスの宣伝につながるUGCと画像保存
昨今は、自社商品やサービスの宣伝にUGCというコンテンツが多く活用されています。
UGCとはUser Generated Content(ユーザー生成コンテンツ)の略語で、ユーザーが投稿したインスタ画像もUGCの1つとなります。つまり画像を保存するのはUGC活用と関連しているのです。
ここではUGCについて解説します。背景やメリットを把握することで画像保存の重要性が、より明確になるでしょう。
UGCが生まれた背景
UGCは2000年代ごろからインターネット上のコンテンツとして重視されるようになりました。背景として次の3点が挙げられます。
- SNSの普及と影響力の大きさ
- 検索上位にあげる必要性
- 顧客のリアルな声を企業活動に反映
以前まではECサイトのレビュー投稿が中心でしたが、SNSの普及により各ユーザーが自由に投稿できます。当然企業側が仕掛けるマーケティング戦略も変えざるを得ません。
しかし、日々変化するWeb上のアルゴリズムやトレンドで上下するCPC(クリック単価)などに対処するには、知識と経験が必要です。そこで重視されるようになったのがUGC。消費者と企業のコラボレーションといえるでしょう。
SNS発信や投稿は、企業側に頼まれたものでなく自発的なものです。自社商品やサービスに関する購買理由や改善点を知ることができ、企業活動に反映させられます。
UGCを活用するメリットは3つ
UGCを活用するメリットは3つあります。
- 顧客の信頼と共感を得られる
- 分析や改善、クリエイティブな発想につながる
- コストを抑えられる
まずユーザーからの信頼と共感は企業活動を続けるうえで大切です。商品に関する悪い点を企業は隠したくなるかもしれませんが、顧客が求めるのはリアルな情報です。
自社に厳しい投稿は、顧客が商品を選ぶ基準に客観性を、企業には商品改良のチャンスを与えてくれます。UGCは企業と顧客双方にメリットがあるといえるでしょう。
企業が自社商品やサービスに関する投稿画像を収集し、顧客心理を分析することも可能です。商品改良や新たなサービス展開へとつなげられれば企業に大きなメリットとなります。
また、ユーザーがコンテンツを作成するため、企業側のコストを抑えられます。
画像やテキストなど個人コンテンツの質が向上している現在は、UGCを活用した方が企業側にメリットがあるといえるのです。
またInstagramで集客する方法を別の記事にまとめております。
詳しく解説しているので、Instagram集客について深く知りたい方は、ぜひこちらもご覧ください。
インスタで画像保存する方法は3種類
実際の保存方法を解説します。方法は全部で3つあります。
- インスタアプリの機能を使う
- 外部アプリを使う
- サイト・ツールを使う
スマホとパソコンを使えば簡単に保存できます。
インスタの機能を使って簡単保存
インスタグラムの投稿画像を保存する場合は、アプリ内のブックマーク機能を使います。操作は簡単でブックマークアイコンをタップするだけで完了します。
ブックマークされるとアイコンが白から黒(赤矢印)に変わります。また、コレクションに保存(青矢印)してストックするのも可能です。↓
保存した投稿画像を見たい場合は「プロフィール」→「右上メニュー(横三本線)」をタップしましょう。下図のように「保存済み」(赤矢印)を選択すれば見られます。↓
ブックマークで保存した画像は自分だけが閲覧できます。第三者に見られることはありません。(お気に入りから削除したい場合はブックマークアイコンをタップすれば完了です)
忙しくてとりあえず保存したい場合は「ブックマーク」が便利でしょう。
外部アプリRepost for Instagramで簡単保存
「ブックマークが手軽だから、それでいいんじゃない」と思う方もいるでしょう。
しかし、ブックマーク機能では画像のダウンロード(スマホやPCへの保存)ができません。ビジネスに活用するにはダウンロードした方が保存画像を有効に使えます。
ここでは人気の高いRepost for Instagramを使った画像保存を紹介します。
Repost for Instagramには、英語バージョンやサブスクリプションアプリなどがあります。操作はほとんど同じです。無料トライアルで試してから有料プランへ移行しましょう。
まず、アプリをダウンロードして起動します。次のような解説画面が表示されるため、そのとおりにやるとスムーズにいきます。右上のインスタマーク(赤〇)をタップすれば、すぐにインスタへ飛びます。↓
保存したい投稿画像を選んで右上の「…」をタップし下の表示を出しましょう。↓
「リンクをコピー」をタップしてRepost for Instagramのアプリに戻ります。自動的に保存したい投稿が読み込まれ、画像が表示されます。
投稿画像をタップすると編集画面が表示されるため「再投稿」ボタンをタップしましょう。自分のスマホのカメラロールに画像が保存されます。※なお動画保存も可能です。
Androidをお使いの方は、AhaSaveアプリでも写真&動画の保存が可能です。保存の仕方は簡単でRepost for Instagramとほぼ同じです。
インスタグラムにログイン後「リンクをコピー」をタップし、AhaSaveに戻って「ダウンロート」をタップします。これで画像保存が完了です。
PCサイト・ツールを使って簡単保存
パソコンを使って画像を保存する場合もスムーズに行えます。
ここではInsta Downloader co.とGramhir(旧Gramho)、awakest.netを使う保存方法を解説します。実はリポストしたいインスタグラムの写真や動画のURLを入力するだけでダウンロードできます。
Insta Downloader co.
Insta Downloader co.のメリットは複数枚写真の投稿に対応している点です。コレクション画像として投稿できるため活用の幅が広がるでしょう。
まず、Insta Downloader co.にアクセスします。投稿画像のURLをボックスに入力(赤〇)し「Download」ボタンを押しましょう。↓
画像が表示されたのち「Download file」を押せばダウンロード完了です。
ところでインスタ投稿URLが分からなくて困ってしまったときは、まずインスタ投稿を表示しましょう。
ブラウザに表示されるURLをコピーするか、投稿右上のメニュー(…)をタップし、下記の矢印「リンクをコピー」を選択してください。↓
Gramhir(旧Gramho)
Gramhirは画像のダウンロードだけではなく、投稿者のアカウント情報やハッシュタグ検索も可能なサイトです。
すべて英語で表示されるため少し戸惑うかもしれませんが、操作はとてもシンプルです。
Insta Downloader co.と異なるのは、投稿URLではなく、ユーザー名やアカウント(ID@)、ハッシュタグ(#)などを入力する点です。
たとえば「#ハーゲンダッツ完熟紅はるか」と入力すると投稿アカウントがずらっと表示されます。↓
この中の一つハーゲンダッツジャパンのIDを選択します。すると次の画像が表示されます。↓
一番左の画像をタップすると下の表示画面が表れます。下部の「Download」(赤矢印)をタップするとパソコンにダウンロードできます。
Gramhirのよさは、ハッシュタグなどを用いれば、即座にユーザーの写真を確認できる点です。新商品の反応を見たい場合も役立ちます。
インスタグラムアプリ内でもハッシュタグ検索は可能ですが、画像保存をしたい場合は、Gramhirを活用した方が効率的でしょう。
awakest.net
awakest.netも操作は簡単です。保存したい画像投稿URLをボックスに入力(今回は先ほどのハーゲンダッツ投稿URL)し「抜き出す」をクリックします。↓
「抜き出す」をクリックしてしばらくたつと、次の画面が表示されます。↓
赤い矢印の箇所を長押しすれば、パソコンにダウンロード完了です(またはクリックして再生し、ダウンロードすることもできます)。
画像を保存・活用する際の留意点
投稿からユーザーの本音を把握し、目的をもって画像を保存してマーケティングに活用する姿勢は自社の発展にとって大切です。
しかし、間違った活用をすれば自社の信用を落としかねません。ここでは画像保存をする際に知っておくべき点について解説します。
投稿の著作権や肖像権を侵害しない
インスタグラム投稿の著作権は投稿者に帰属します。また写真に顔が乗っている場合、肖像権の侵害になる可能性があります。
さきほど紹介したawakest.netのサイトに次のような注意事項が書かれていました。
著作権を無視してアップロードされた画像や動画はダウンロードすることは違法です。当サービスはあくまで個人で利用する目的でご使用ください。
awakest.netより抜粋 https://awakest.net/instagram-image-save/
企業が画像を活用する場合は、投稿者に許可を得ることが大原則です。「フォロワーやファンだからいいだろう」とリポストすれば問題になる可能性もあります。
事前許諾を誰にどのタイミングで依頼するのか、社内で慎重に検討しコンプライアンスは必ず守るようにしましょう。インスタ画像を利用する場合は、コメントをつけてユーザーの許可を取るようにします。
画像の編集や加工はしない
画像を保存・活用する際は、元画像にテキストやスタンプなどを加えてはいけません。また、リポストする際は、投稿者の名前を記載(必ず事前に承諾)し、リポストである旨をきちんと伝えましょう。
元画像にキャプションがある場合も残します。いずれにしても、投稿者に著作権がある点を忘れないようにします。リポストする場合は、投稿者に対する感謝の意を添えましょう。
まとめ
インスタグラムの画像を保存するアプリやツールはたくさんあります。自社商品を使ったユーザーの投稿は、内容問わずリアルな情報として企業活動に活かせます。
計画的に画像保存し、いいタイミングでリポストするのはユーザーの購買意欲や顧客との信頼性を高めるうえで有効です。ただし、著作権や肖像権などについては細心の注意を払うようにしましょう。
もしも画像保存の方法や今後の方向性に関する悩みや相談がございましたら、ぜひこちらまでお問い合わせください。
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