インスタグラム写真を加工する方法を簡単解説
カテゴリ:SNSマーケティング
若い世代を中心に多くの利用者がいるインスタグラム。しかし実際にアカウントを作成しても「インスタ映えする写真投稿は簡単ではない」「写真にいいね!をしてもらえない」「集客になかなか結びつかない」など悩む方はいるでしょう。
そこで今回は初心者でも簡単な写真の加工の仕方を解説します。その前にインスタグラムで写真を加工する目的やメリット・デメリットを整理します。写真加工のコツや注意点を確認し、実際の効果へとつなげていきましょう。
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インスタグラムで写真を加工する目的
インスタグラムは視覚的に共感を誘います。視覚による情報の獲得は8割以上。つまり、写真の質を向上させれば多くの共感を得られる可能性があります。画像によるコミュニケーション方法といえます。
また、飲食業や小売業者にとって料理や商品・サービスなどの写真は、集客につながる重要な要素です。被写体を写しただけの投稿より、色味や彩度などの加工を施せば、単なる写真ではなくアートになります。
アートは人の心を動かします。心が動けば商品・サービスの興味・購入へとつながるのです。インスタグラムの写真加工は、私的・商用目的問わずファンを増やすきっかけになるといえます。
インスタグラムで加工するメリットとデメリット
ここではインスタグラムで加工するメリットとデメリットを説明します。写真加工のメリットが分かれば、加工で意識すべきことが見えてくるでしょう。またデメリットを確認することで、加工の失敗を避けられます。
加工のメリット
写真加工のメリットは次の3点です。
・多くの人の目にとまりやすくなる
・フォロワーが増え拡散してもらえる
・よいイメージが宣伝や効果につながる
上記の内容について詳しく説明します。
フィルター加工やエフェクトを入れるなど、おしゃれ度をアップした画像は目にとまりやすいです。カフェの雰囲気を伝える場合、撮影したままを投稿する場合と色味や彩度に工夫を加える場合とでは、後者の方に「いいね!」が付くでしょう。
「いいね!」がたくさん付けば、写真加工のスキルを磨くモチベーションにつながります。スキルの習得によって「いいね!」やフォロワー数が増えれば、店舗の集客にも好影響です。
インスタグラムのアカウントだけで効率的に宣伝・集客ができます。店舗のチラシやパンフレットを作らなくても、インスタグラムの写真撮影や加工に力を入れればお客様の心をつかめるのです。
加工のデメリット
加工するデメリットはあります。やり過ぎによるデメリットなど、注意点として3つ挙げます。
・加工のし過ぎで不信感をもたれる
・加工ありきになり目的を失ってしまう
・他社との差別化にならない可能性がある
視覚情報で人の心を捉えるとはいえ、加工のし過ぎはおすすめできません。店舗内の画像を加工して投稿したとします。実際に来店したお客様が「インスタと全然違う」と感じたらどうでしょう。
「お店の雰囲気に好感をもって来店したら、イメージとは真逆だった」となれば、再来店は期待できないでしょう。あるいは「この店の実際は違う」と投稿されるかもしれません。
また「加工すべき」と思い過ぎ、写真撮影後の作業にストレスを感じる場合もあります。楽しくなければ続きません。加工が苦手な人にとっては負荷となり、途中で挫折してしまうでしょう。
飲食業や小売業者は、インスタグラムで効率的な集客や販促につなげたいところです。しかし、他社の多くがインスタグラムを運用する状況のなか、差別化は簡単ではありません。
ノウハウを駆使して写真加工するにも「毎回大変で時間もかかる」となれば挫折する可能性があります。それを避けるために、次章からインスタグラムの写真加工に対する流れやポイントを解説します。
またInstagramで集客する方法を別の記事にまとめております。
詳しく解説しているので、Instagram集客についてもっと深く知りたい方は、ぜひこちらもご覧ください。
インスタグラム初心者でも簡単!撮影から加工までの流れ
インスタグラムを長く続けるには「写真加工のメリットを感じながら楽しくできること」「写真加工のストレスを軽減する方法を知ること」が重要です。ここでは写真撮影から加工までの流れを簡単にまとめます。
まずインスタグラムを起動させて、下の部分にある「+」ボタンをタップします。写真選択の画面にして次に「写真」をタップします。
カメラが起動したら被写体にピントを合わせます。下部中央の「〇」をタップすればシャッターが切れ、撮影後は加工画面に自動的に移ります。加工は「フィルター機能」と「編集機能」です。
フィルターとは、撮影した写真をおしゃれに加工する機能です。画面を横にスライドさせましょう。レトロ・モノクロなどの加工ができます。
さらに効果を出したい場合は、編集機能を使います。画像の角度・明るさ・コントラスト・色合いなどの調整が可能です。スライダーを左右に動かして好みに合うイメージを選択できます。
インスタグラムで目を引く撮影方法
インスタグラムで目を引く写真とは真上から撮影したものです。真上からの撮影を意識するだけでも「インスタ映え」に近づけます。あるいは撮影の際、余白をもたせてシンプルな背景にすると被写体の存在感がプラスに働きます。
もしも被写体だけで物足りなさを感じる場合は、関連するアイテムをさりげなく添えてみましょう。また、使っている(食べている)状況を想定して撮影すると雰囲気を演出できます。
インスタグラムでおしゃれな写真加工
撮影した写真を加工するポイントを解説します。誰もがインスタグラムのアプリ機能のみで可能な方法です。今回は「カラートーン」を加工法を説明します。
まずインスタグラム投稿の編集機能をタップします。明るさやコントラストなどの選択画面から次のように調整してみましょう。
白を加工する場合、明るさは+10~+15、コントラスト-10~-20、シャドウを+15~+20程度で調整します。
グレー系の場合、明るさは白とは逆です。つまり-5~-10、鮮度を-20以下にします。温かさも-10程度。
ブラウンは、明るさ+20~+25、コントラストは+30程度、暖かさは+30~+40、鮮度は-20以下、ハイライトとシャドウを-30以下で試してみましょう。
編集機能は1つの画面でさまざまな調整が可能です。自分で調整をかければイメージと合うカラートーンが見つかります。意外と簡単に「インスタ映え」を実現できます。
加工する場合は、盛り過ぎないよう注意しましょう。また「誰に伝えたいのか」「見る側に立って」を意識するようにします。
インスタグラムで集客につなげる写真加工アプリ4選
ここでは、インスタグラムで集客につなげるために便利なアプリの紹介をします。ほとんどがダウンロード無料です(Picsartのみ課金あり)。
VSCO
VSCOは、マーケットでは最高の写真編集アプリの1つです。高品質のフィルターがあるため、写真家が利用しています。インスタブラマーの間でもハッシュタグVSCOが多く使われています。
Later
LaterのビジュアルInstagramプランナーは、投稿前に通常投稿画面(フィード)の見え方を示してくれます。自分が納得のいくフィード、見る側の視点に立った配置に並び替えができます。
Canva
Canvaには編集可能なテンプレートが数多くあります。インスタ投稿画像も無料で使え、文字デザインも豊富にあるため利用価値が高いです。また編集した画像にブランドのフォントやロゴ、キャッチコピーなどを盛り込めます。
Picsart
加工に関するほとんどの機能を取り揃えているのがPicsartです。編集作業によってアプリを使い分けるのは苦手な方、ある程度の加工でOKという方に向いています。
インスタグラムのストーリーで使える加工アプリ3選
ここではインスタグラムのストーリー(写真や動画を24時間限定でアップロードできる機能)で使える加工アプリを紹介します。同じくダウンロードは無料です。
Jane
ストーリーをさらにおしゃれにしたい方におすすめなのがJaneです。ブログやビデオなど目的に応じたテンプレートが10種類以上用意されています。動画編集ではBGMを付けたりフィルターをかけたりできます。
AnySticker
AnyStickerは、オリジナルスタンプでペタペタ画面をデコレーションできる楽しさがあります。文字風スタンプなので、キャッチフレーズ的に見る人の心を引き付けます。
Canva
写真加工と同様にストーリーでも使えるのがCanva。オリジナルの質問テンプレートがあるためストーリ―を作成するのが楽しくなるでしょう。フォントや色を自分で選べるのもメリットの1つです。
インスタグラムで効果を上げるための意識
インスタグラムで効果をさらに上げたい場合の視点を2つ解説します。キーワードは「文字や言葉」と「統一感」です。
心をつかむキャッチフレーズやキャプション
インスタグラムは視覚的に共感を誘う、とっておきの媒体です。おしゃれな画像に合うキャッチコピーやフレーズがさりげなく入れば、さらに印象に残ります。
インスタグラムの目的はコミュニケーション。大切な人とつながり感動を共有できる……大げさかもしれませんが、心と心をつなぐのが目的なら、文字や言葉も効果的です。
その場合、魅力的な画像の邪魔にならないように、画像に溶け込みながら訴追できる文字や言葉にしましょう。画像の説明にあたるキャプションで思いをつなぐのも一案です。
統一感のあるプロフィール画面
魅力のあるインスタグラムは統一感があります。プロフィール画面を見たときに、被写体がバラバラ、食べ物があるかと思えば日用雑貨、キャンプに行ったかと思えば高級ホテルのラウンジなど……では統一感がありません。
誰に対して、どのようなテーマで投稿していくのかは、商用であればなおさら、個人であっても意識します。カラートーンやフィルターを統一すれば、被写体がズレていても違和感をもちません。
プロフィール画面は投稿者の感性やアート性を物語ると考えましょう。「作者」としてテーマをもちながら投稿していきたいものです。
まとめ
今回はインスタグラムの写真加工のコツを解説しました。基本的にアプリを使わなくても写真の加工は可能です。
大切なのは楽しく続けることです。まずは簡単に加工する方法を覚え、物足りなさを感じたらアプリを使ってみる…そのスタンスで続けましょう。
記事でお伝えした目的や工夫、注意点を参考にすれば、効率的な集客や販売促進につながります。
もし悩みごとや相談したいことがございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
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