インスタグラム質問箱とは?各種サービスの特徴と使い方を解説
カテゴリ:SNSマーケティング
インスタグラムには自分が発信者となって投稿するだけでなく、フォロワーをはじめ多くの利用者とやり取りする機能があります。今回はコミュニケーション方法の1つである「質問箱」について解説します。
「インスタグラムで気軽に質問できるサービスがあれば使ってみたい」「店舗で新しいメニューを開発する際、フォロワーに意見を聞いてみたい」と思う方は、当記事で質問箱の特徴や使い方などが分かります。
また「匿名で質問できるアプリがあれば知りたい」という方に、便利なサービスをいくつか紹介します。質問箱を使う際の留意点も解説しますので、安心してインスタグラムの質問箱を活用できるでしょう。
インスタグラムの質問箱とは?
質問箱はインスタグラムの利用者や企業や店舗のアカウントなどに質問する場合に大変便利です。また、ユーザーからの質問に対してスムーズに回答できます。
質問箱には「インスタグラムアプリ内の質問スタンプ」と「外部アプリやツールと連携可能な質問箱サービス」の2種類があります。それぞれ機能や特徴、使い方に違いがあります。
次章から、インスタグラムアプリ内の質問スタンプと外部サービスの特徴や使い方を解説します。
またインスタグラムで集客する方法を別の記事にまとめております。
詳しく解説しているので、 インスタグラム集客について深く知りたい方は、ぜひこちらもご覧ください。
インスタグラムの質問スタンプの特徴と使い方
インスタグラムのスタンプ機能の1つに、質問スタンプがあります。ここではインスタグラムアプリをダウンロードすれば、すぐに使える質問スタンプについて説明します。
質問スタンプの特徴
インスタグラムの質問スタンプは、外部アプリを新規にダウンロードする必要がなく、手軽に使えるのがメリットです。
質問スタンプは、インスタグラムのストーリーズ(投稿後24時間で自動的に消える投稿)で使います。ストーリーズを閲覧するフォロワーから直接質問や回答を受け付けることができ、コミュニケーションをスムーズにします。
ただし質問スタンプは匿名性がありません。質問に回答すれば回答者の履歴が残ります。自分のアカウントや名前を相手に伝えたくない方は、のちほど紹介する外部サービスがおすすめです。
質問スタンプで質問を募集する方法
ここでは質問スタンプで質問を募集する方法を説明します。
まずストーリーを作成しましょう。ホーム画面でアイコンの下にある「ストーリーズ」と書かれている場所をタップします。
↓背景に設定したい画面で、右上の赤い印のスタンプをタップしましょう。
赤丸のスタンプをタップすると、全面に各種スタンプが並ぶ画面になりますので、ここから「質問」を選びます。
下の画像のように「質問はありますか?」の画面が表れますので、下部に文字を入力してください。
文字を入力したら「完了」を押します。右下に「送信先」の指定が入りますので、そちらをタップしましょう。
次の画面で「ストーリーズ」の「シェア」をタップすれば、フォロワー全員にストーリーズ投稿され、質問が完了となります。
限られたフォロワーのみに質問したい場合は、「親しい友達のみ」リストを作成し限定公開にしましょう。
質問スタンプで質問する方法
質問する場合は、まず投稿者からのストーリー再生中に表示される「質問はありませんか?」の下に質問したい内容を入力します。完了後、すぐ下の青いボタン「送信」をタップしましょう。
このあとは、ユーザーが質問に答えてくれるのを待つだけになります。質問すれば自分のアイコンとアカウント名が相手に届きます。
質問スタンプで回答する方法
質問スタンプで質問を募集したのち、フォロワーから寄せられた質問に対する回答の仕方を説明します。
質問が届くと、インスタグラムのアクティビティ欄に質問が届いたことが知らされます。回答には「個別回答」と「一斉回答」の2種類があります。
「個別回答」の場合、アクティビティ欄に質問の通知が入ります。そのなかの1つを選択すると、すべての質問が一覧で表示されます。個別に回答する場合、各質問の下部にある「返信」をタップしましょう。
タップしたのちに返信画面が表示されます。回答を非公開にする場合は、DM上で返信します。ストーリーズ上で公開したい場合は「返答をシェア」を選択し、ストーリーズ作成画面にしましょう。投稿された質問が表示されるので返答を入力します。
回答し終わった質問は薄く表示され、質問者にはアクティビティ欄に回答をしたことが表示されます。
「一斉回答」の場合は、質問一覧画面の右上にある「すべて見る」をタップします。1画面にすべての質問が表示されますから、スクショ(スクリーンショットで撮影)しましょう。
そのあとでストーリーズ作成画面に移り、スクショ画像の上に質問への回答を記入します。
※ここで注意点があります。アカウント名が分かってしまうため、質問の上部をスタンプや文字で隠すことを忘れないようにしましょう。
ストーリーズの右側にある「シェア」をタップすればフォロワー全員が閲覧可能となります。
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ここまで質問スタンプの特徴や使い方についてまとめました。お分かりのように質問スタンプは匿名にできません。
匿名にできないため、なかには回答を控える方がいるかもしれません。店舗等で、アンケート形式に質問スタンプを利用する場合、必要数を得るには難しい場合があります。その点は承知しておきましょう。
インスタグラムで活用できる質問箱アプリBoxFreshの特徴と使い方
ここでは、インスタグラムで活用できる外部アプリから、使いやすさで人気のBoxFrech(ボックスフレッシュ)をピックアップし解説します。
BoxFreshの特徴
BoxFreshは、インスタグラムのストーリーズに合った画像編集ができる点が強みです。また<フィード>にBoxFreshの質問募集画像が残らないため、インスタグラムの統一性を重視したい方に人気があります。
使い始めて気づくのがBotの質問数の多さ。Botとは人間に変わってAIが自動的に実行(今回は「質問」)するアプリケーションプログラムをさします。
サービス利用時から次々と質問が飛んできます。ただし、ある程度時間がたてば次第に質問は来なくなります。煩わしい場合はブロック機能があるので活用しましょう。
BoxFreshの設置方法
BoxFrechアプリのインストールが完了したら「スキップしてはじめる」をタップし、早速質問箱を作成します。
最初にユーザー登録画面で名前を登録(名前は登録後も変更可能)しましょう。ユーザー登録後は、画面の指示に従って設定します。質問箱の画面登録は必須ではありません。
次に、作成したBoxFresh質問箱をインスタグラムに設置します。設置といっても簡単で、インスタグラムのプロフィールへBoxFrechのURLを貼るだけです。(アプリ起動でインスタと即連携される場合があります)
インスタグラムに質問箱を設置したら、質問を募集しましょう。インスタグラムのストーリーズを活用すると「質問募集中」と投稿でき、多くの人の目にとまりやすくなります。
BoxFreshで回答する方法
BoxFreshの質問箱に質問が届いたら回答します。質問の有無は、BoxFreshアプリの画面下のメニュー「質問」で確認できます(質問ありは赤い丸)。
そのまま「質問」をタップすれば画面が変わり、質問一覧が表示されますので赤く囲んだ「インスタマーク」をタップします。↓
インスタマークをタップしたのちに、下のような画面が表示されます。↓
ストーリーズで回答する場合は、インスタマークをタップしましょう。すぐに回答用のストーリーズ作成画面に変わります。回答を入力すれば完了です。
そのほかの質問箱サービスの紹介
ここでは、2種類の質問箱サービスを紹介します。BoxFreshとは異なる特徴があります。使い方についても簡単に解説します。
Peingの特徴と使い方
Peingの正式名称は「Peing-質問箱₋」で、読み方はぺイングです。Peingは、匿名で質問やメッセージを送受信できるサービスです。
インスタグラムだけでなく、ツイッターやフェイスブックなどと連携できます。芸能人もファンとのコミュニケーションツールとして利用しています。
始め方は簡単です。各種SNSアカウント情報を使うか独自のPeingアカウントを作成するか選べます。アカウント名(匿名OK)とパスワードを決定すれば開設できます。
続いて、質問の仕方を説明します。誰かに質問したい場合、相手のプロフィールから質問箱を開きます。「質問をする」をタップしして質問内容やメッセージを入力すれば完了です。
回答する場合は、Peingを開いて回答したい質問を選びます。表示された回答ページで質問を画像として保存(長押し)します。
インスタグラムのストーリーズで、保存した質問画像に回答をテキスト入力して公開すれば完了です。
マシュマロの特徴と使い方
マシュマロは、悪質な質問を見ないですむ質問箱サービスです。誹謗中傷を含む内容はAIがあらかじめ削除するため、ユーザーの目にとまることはありません。その点がメリットといえます。
インターネット上のトラブルを回避したい方にとって、おすすめのツールです。しかし、AIの学習自体は人の手によるもの。不快メッセージのすべてを削除できません。とはいえ、精神的に追い詰められるリスクを減らせます。
マシュマロの始め方も簡単です。ツイッターかメールアドレスで「登録/ログイン」を選択します。規約に同意し「登録/ログイン」をタップしましょう。
続いて「連携アプリを認証」画面に入りますから、こちらもタップ。メールアドレスで登録しても、あとからツイッターと連携が可能です。
質問を募集する場合は、マシュマロ質問箱にログイン後に表示される「メッセージを募集」をタップします。
募集の方法は選択制です。↓
選択して「メッセージを募集」をタップすると、下のような画面が表れます。質問募集用にURLやスクショを利用してインスタへ貼り付けてみましょう。
回答する場合は、ユーザーから質問が来れば「受信箱」に入りますから、中を確認します。あとは質問を選択して回答すれば完了です。
インスタグラムで質問箱を使う際の留意点
インスタグラムで質問箱を使う際にあらかじめ知っておくべきことについて解説します。
インスタグラムアプリ内の質問スタンプは、アカウント名が分かるため、誹謗中傷で悩む確率は低くなります。
店舗の商品開発・販売促進活動としてフォロワーに質問を募集する場合も、安心して有効な回答を得られるでしょう。ただし匿名性でないため、率直な意見や必要数を得られない点がデメリットといえます。
対して匿名性の高い質問箱アプリやツールは、不特定多数の人とのやり取りが可能です。本音を聞いたり答えたりできるのがメリットですが、心無い質問や回答が飛んでくるリスクもあります。
「答えたくない」「気分が悪い」と感じたら、無視する、あるいはブロック機能を活用しましょう。
たとえばBoxFreshを利用する場合「無視/質問を非表示にする」機能を使います。不快な質問があれば「非表示に変更」し、受信箱から取り除けるのです。
あまりにひどい場合は退会しましょう。退会方法はパソコンで「BoxFresh」にアクセスしログインします。次に「人物アイコン」をクリックするとマイページ画面になるので「プロフィール編集」をクリックして手続きを進めましょう。
プロフィール編集の右下に小さく「退会する」があります。そこをクリックすれば退会手続きが完了します。
本来、質問箱アプリやツールは、多くの人と楽しくコミュニケーションをとることを目的に開発されたものです。しかし実際は、悪質な言葉で利用者の心を傷つける人もいます。
トラブルを回避するためには、ご自身も質問や回答内容に最新の注意を払うことと、万が一心無い言葉を届いたり続いたりしたら身を守るための策を講じる必要があることは念頭に置きましょう。
まとめ
今回は主に質問箱を始めようと思っている方に、各種サービスの特徴と使い方について解説しました。質問スタンプや質問箱サービスの特徴が分かったところで、どのツールがご自身や店舗運営に合っているのか確かめましょう。
使っていくなかで誹謗中傷があれば、無視したりブロック機能を使ったりするのも大切な行動です。ルールやマナーを守り、質問箱を使って多くの人と楽しくコミュニケーションをとっていきましょう。
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