Instagram MOBILE CREATIVE AWARD受賞作品から学ぶ、クリエイティブのコツ

カテゴリ:SNSマーケティング

公開日:2019.11.07 最終更新日:2024.02.09
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10月の末にインスタグラムから発表された「Instagram MOBILE CREATIVE AWARD」のことはご存知でしょうか?

日本国内で、2018年1月1日から2019年9月25日の期間に実施されたInstagram広告の中から、クリエイティブのアイデアや成果を評価して、優れた作品へ賞を贈るアワードです。昨年の2018年からスタートし、今年で2回目の開催になります。

出典:MOBILE CREATIVE AWARD「受賞一覧」

早速受賞作品をみてみると、何点か気づきがありました。

また弊社では、TikTokに特化したマーケティングスクールを開講しております。

ご興味がある方はぜひこちらも併せてご覧ください。

受賞作品から感じた、縦型動画のクリエイティブのコツ

●グランプリ「ファンタ坂学園」

引用:MOBILE CREATIVE AWARD 2019 「ファンタ坂学園」

TikTokでも配信されていた「ファンタ坂」シリーズの広告です。

同じことしたくなるファンタパッケージの仕掛けが「これをやりたいから買う」という、清涼飲料水以外の目的を商品に持たせているブランディングが光っています。乃木坂46さんの力は大きく働いているかと思いますが、思わず真似したくなる動画を、より親近感を出して動画に収めれるかどうかも大事です。

また、ストーリーズを利用される方はお気づきかと思いますが、動画についているテキストが、一般的にストーリーズ機能にあるスタイルになっています。

動画からアカウント登録への誘導のように、ユーザーがその後にすべき行動が明確になっているところも、広告を制作する時のポイントになります。

 

●準グランプリ「ゆうこす×MAJOLICA MAJORCA 若者メイク実態調査」

引用:MOBILE CREATIVE AWARD 2019 「ゆうこす×MAJOLICA MAJORCA 若者メイク実態調査」

とりあえず自分もやってみたいけど、これはシェアして、あの子にも教えてあげたい!」と思わせるクリエイティブです。

近年の化粧品・アパレル業界では、かなり「パーソナライズ化」が浸透していて、パーソナルカラー診断や、骨格診断など、〇〇タイプってよく聞くと思いますが、それが気になる層を狙ってファン獲得に繋げようとしていますね。

コスメの購入が最終目標ですが、その前の導線作りとして、

メイク実態調査→メイク分析ツール(ここで初めてメーカー名がでる)

→分析結果から商品をレコメンド→購入に繋げる 

というただ単に広告だけではない「SNSマーケティングとはこのことだ」と思うようなブランディング施策だと感じました。

●Instagram Sprint 賞「誰だって、モンスターになりたい時がある。」変身篇

引用:MOBILE CREATIVE AWARD 2019 「誰だって、モンスターになりたい時がある。」変身篇

自撮り感のあるのbeforの映像で始まり、

TikTokなどで「メイクのbefore/after」変身をする際によく使われる

カメラを手で覆う手法から、かっこいいAfterに代わります。

オーガニック投稿に馴染みのある画角からの始まりなので、広告として飛ばされてしまうことなく、訴求部分まで持っていけます。

また、パンチした瞬間にスマホの画面が割れたかのようなクリエイティブで

インパクトを残しています。

 

また弊社はTikTokで集客する方法を別の記事にまとめております。

詳しく解説しているので、TikTok集客について深く知りたい方は、ぜひこちらもご覧ください。

“TikTok集客”
【2023年更新】TikTokで集客する最新マーケティング戦略!
今回の記事を読むことで、これからTikTokで集客を始める方法、YouTubeで集客を行っている場合のTikTokの効果的な活用の仕方がわかります。

ファイナリストノミネートのほとんどがストーリーズ広告

 

受賞作品を見てみると、ファイナリストにノミネートした11作品のうち、ストーリーズ広告が10本でした。

では、実際ストーリーズ広告ってどのくらいの人が見ているのでしょか。

 

日本国内では1日に700万件

10月26日に東京の渋谷で行われていた「INSTAGRAM DAY TOKYO」

Instagramの最新の概況や、企業ブランディングのコツなどを紹介するイベントなのですが、そこで発表されていたのが

日本では1日に700万件もの投稿がされているという内容でした。

また、日本のアクティブユーザーの70%はストーリーズを利用しているというデータもInstagramの公式Twitterにて紹介されていました。

日本のユーザーにとってはストーリーズ広告を見ない日はないと言えますね。

まとめ

最初は物珍しさや、ダイナミックなクリエイティブが刺さり、ユーザーが注意を示しますが、

ストーリーズを利用する=目に触れる機会が多い ということは、

より、「Instagramストーリーズに適した」クリエイティブ力が求められるようになります。

ユーザー特徴や、メディア特徴に合わせた、一緒に体験したくなる&広めたくなるクリエイティブが制作時のポイントとなりそうです。


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