TikTokで展開したプロジェクトが国際的な広告賞を受賞
カテゴリ:SNSマーケティング
出典:MarkeZine「TikTok Adsの心肺蘇生普及プロジェクトがSpikesAsiaでエンタメ部門銀賞受賞」
みなさんは「#BPM100 DANCE PROJECT」をご存知でしょうか?
このプロジェクトは、日本赤十字社とTBWA\HAKUHODOとTikTokの3社が行った「心肺蘇生法」の普及のためにTikTokを活用しました。
そして、そのプロジェクトが、アジア最大の広告賞で銀賞を受賞しました。
TikTokのプラットフォームを使用したプロジェクトが国際的な賞を受賞したのは今回が初めてということで、広告業界では話題になっています。
Spikes Asia とは
SPIKES ASIA
引用:カンヌライオンズJapan「SPIKES ASIA スパイクスアジア」
スパイクスアジア
Spikes Asiaは、ヨーロッパのEurobest(ユーロベスト)、中東のDubai Lynx(ドバイリンクス)と共に、カンヌライオンズの地域版フェスティバルとして、毎年9月にシンガポールで開催されるアジア地域最大級の広告コミュニケーションフェスティバルです。
アジア版カンヌと呼ばれる、スパイクアジアでは、日本を含め、アジア各国からエントリーがあり、今年2019年での日本の企業のグランプリ受賞は、
4部門で、3つのプロジェクトが受賞していました。
出典:アドタイ「JMS連続10秒ドラマ「愛の停止線」が、「SPIKES ASIA 2019」でグランプリをダブル受賞」
そしてTikTokのプラットフォームを使用した今回の#BPM100 DANCE PROJECTは、エンターテインメント部門で銀賞、ミュージック部門で銅賞を受賞しています。
#BPM100 DANCE PROJECTとは
#BPM100 DANCE PROJECTは、
CPR(心肺蘇生)の認知度100%を
目指すプロジェクトです。
100回/分*が目安と言われる胸骨圧迫。
そんな命を救うことができる
アクションとリズムを、
ダンスの力で広げていきます。
みんなで楽しく踊って記憶が、
いつか誰かの命を救う。
そんな未来が訪れるために、
私たちは活動しています。
*胸骨圧迫は1分あたり100~120回のテンポで続けてください。
#BPM100 DANCE PROJECT
心肺蘇生をする機会は、いつ訪れるかわからない。
だからこそ、日常的に心肺蘇生に必要な
BPM100 =1分間に100回で打つテンポを
TikTokの投稿のなかでも、メジャーな領域で投稿しやすいダンスで
自然と、楽しく、体に覚えさせよう!
というものです。心肺蘇生をするタイミングは、
緊迫している状況ですが、その状況を日常的に想像して認知させることが難しいと行ったところを、楽しく、エンターティメントの要素から、認知させるといった、媒体特性を生かしたプロジェクトだなと感じました。
実際にTikTok上で、”#”をつけて投稿されたものは、こちらから見ることが可能です。
出典:TikTok「#bpm100」
このハッシュタグを使用した動画は、20,367,103回視聴されています。
また、BPM100の公式音源を使用して投稿された動画はオープンになっているものだけで2464本あり、
公式アカウントに関しては、UPしている動画が4本だけにも関わらず、
2033フォロワーを獲得しています。
TikTokerと呼ばれるインフルエンサーたちにもダンスをしてもらうことで、
参加率をあげ、話題性も高まります。
TikTokのユーザーは、10代から20代の層が多く、
心臓マッサージについてまだまだ認知がされていない層への認知をあげて、
世間の話題とすることで、TikTokユーザーではない層にも届かせることができています。
まとめ
TikTokという比較的新しいプラットフォームが生み出す、新たな認知獲得プロモーションの手法の一つとして、世界的に認められた事例の紹介でした。
まだまだ、新たな活用方法がありそうで、それを生み出して行けるようなプロモーション(プロジェクト企画)をして行けるように、日々アンテナを張っていきましょう。
ちなみに、inglow inc.は
東海エリアではまだ少ない、TikTokAdの運用パートナーです。
東海エリアでTikTokの広告をやってみたいというマーケティング担当者さんは
ぜひ当社までご相談お待ちしております。
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