【徹底解説】TikTokライブのやり方とは?配信に必要な条件や成功のコツもご紹介!
カテゴリ:SNSマーケティング
- 「TikTokのライブ配信はどんな人ができるの?」
- 「TikTokライブのやり方が分からない」
- 「TikTokライブは集客につながるの?」
TikTok運営初心者の方の中には、上記のようなお悩みを持っている方もいるのではないでしょうか?
TikTokは、近年「バズり」を生む媒体として企業からも注目されているプラットフォームです。
一般的には、短い動画を投稿することで情報発信をしますが、ライブ配信を行える「TikTok LIVE」という機能も存在します。
この記事では、TikTokライブの配信方法をはじめ、効果的な配信になるコツをまとめて紹介します。
TikTokライブを有効的に活用して集客を検討している方は、ぜひご活用ください。
TikTokライブとは?
TikTokライブとは、2020年7月に実装された比較的新しい機能で、TikTok上でユーザーとクリエイターがリアルタイムで交流ができることが特徴です。
通常の動画投稿と同様、動画にはエフェクトやフィルターをかけられるので、普段の動画投稿のイメージを崩すことなく配信できます。
また、ユーザーはライブ中に直接「ギフト」と呼ばれる投げ銭を送ることができ、身近な存在として応援できるのも魅力です。
他のライブ配信との違い
SNSを利用したライブ配信機能はTikTokライブ以外にもいくつか存在します。
他のライブ配信とはどのような違いがあるのでしょうか。
ここでは、各プラットフォームで展開されるライブ配信について機能の違いをまとめました。
TikTok LIVE | ライブ配信していることが「おすすめ」に表示され、アカウントをフォローしていない人もリーチできることが特徴。 コラボ配信や投げ銭機能によって、ユーザーとの密接なコミュニケーションが図れる。 | |
---|---|---|
LINE LIVE | LINE上の友達にライブ配信の通知を送れたり、URLを共有した人のみ閲覧できるクローズドな場でのライブ配信ができたりするのが特徴。
配信時間の制限は1時間で、投げ銭の機能もついている。
【 ※2023年3月31日をもってサービス終了 】 |
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17LIVE | 海外の配信者が多く活躍するプラットフォーム。 「ギフト」によって収益を得ることができるだけでなく、楽曲提供やメディア露出などバラエティ豊かな特典をもらえるのが特徴。 | |
Instagram LIVE | ライブ視聴中のユーザー、友達など他のユーザーとコラボ配信できることが特徴。 コラボリクエストを送れるので、配信者との距離が近く感じられる。 配信時間の制限は最大4時間で、投げ銭の機能はついていない。 |
TikTokライブをするメリット
TikTokライブでは、他のライブ配信機能や通常の動画投稿では得られないメリットが存在します。
ここでは、TikTokライブをする主なメリットを4つ紹介します。
- 人気クリエイターになりやすい
- 直接的な収益を得られる
- ライブ配信から、投稿動画への流入を促せる
- コメントを読むことで、リアルタイムで視聴者と交流できる
まず、TikTokライブは、他のライブ配信サービスに比べ、実装されてから年月が経っていません。
そのため、他のライブ配信サービスより、配信者の数が少なく注目を集めやすいのです。
また、TikTokライブは、通常の動画投稿同様、おすすめに表示されることで非フォロワーにもライブ配信を見てもらえる可能性があります。
ライブ配信を通じて、通常の投稿にも興味を持ってもらえれば、投稿動画の視聴数やフォロワーの獲得にもつながるでしょう。
他にも、コメントを読んだり、質問に回答したりすることで視聴者との距離が近くなりファンになってもらいやすいこともメリットと言えます。
TikTokライブを配信するために必要な条件
実は、TikTokライブは、どんなアカウントでも配信できるわけではありません。
TikTokライブをするには、いくつかの条件を満たす必要があるのです。
ここからは、TikTokライブの配信条件を紹介します。
- クリエイターが18歳以上である
- TikTokのフォロワー50人以上
TikTok公式サイト:TikTokLIVE配信をする条件
年齢に関する制限以外について、TikTok運営側から数的基準は公開されていません。
明記はされていないものの、TikTokのアルゴリズムを利用していることを考えると、フォロワー数やコンテンツの質などが条件に関係していると推測されます。
実際、インターネット上では、フォロワー300人以上や1000人以上が基準など、様々な憶測も飛び交っていました。
2022年8月時点では、フォロワーが350人程度のビジネスアカウントにおいてライブ配信が可能なことが確認されていました。
実装当初よりも配信条件が緩くなっており、必要なフォロワー数は50人以上となっています。
TikTokライブの配信方法
TikTokでは、通常の動画投稿と変わらない手順でライブ配信を行えます。
ここでは、TikTokライブを配信する方法について細かく紹介します。
またライブ配信だけでなく、TikTokで集客する方法を別の記事にまとめております。
詳しく解説しているので、TikTok集客について深く知りたい方は、ぜひこちらもご覧ください。
TikTokライブの配信を開始する
まずは、ライブ配信を開始しましょう。
通常の動画投稿と同様に、アプリの画面下部「+」をタップします。
続いて、画面下部の一覧を左にスワイプして、「LIVE」に合わせます。
「LIVEを開始」をタップするだけで、ライブ配信のスタートです。
ライブ配信を行うときには、ライブタイトルやカバー写真などの編集ができます。
どのようなライブを行っているか分かるように明記することがポイントです。
他にも、設定からギフト送信の有無やランキングへの参加などの確認・変更できます。 しっかりと設定を行った上で、配信を始めてください。
また配信方法は3つあり、自分の目的に合った配信方法を選択しましょう。配信方法は下記の通りです。
①デバイスカメラ | スマホのカメラを使った「雑談や音楽、エンタメ全般」 スマホのカメラで写したものを視聴者へ表示する方法。 |
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②モバイルゲーム | スマホの「ゲーム配信」 スマホのカメラを使用せず、スマホ画面に表示されているものをそのまま視聴者へ表示する方法。 ※権限により表示されない場合あり |
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③PCまたはコンソール | PCやコンソール機での「ゲーム配信」 PCを使って、PC画面やコンソール機でのゲーム画面などを取り込んで視聴者へ表示する方法。LIVE StudioやOBSなどの配信ツールが必要。 ※権限により表示されない場合あり |
TikTok公式サイト:配信方法はどれを選べばいい?
TikTokライブの配信画面を加工する
TikTokライブでも、通常の動画投稿と同様、配信画面の加工が可能です。
顔出しをしてライブを配信する場合などは、加工を利用することで普段の動画のイメージを崩すことなく配信できます。
配信画面の加工には、「美顔」「フィルター」機能がついています。
配信者の顔や画面が見やすくなるように調節してください。
なお、配信画面の加工については、配信を開始する前だけでなく、配信中にも画面下部から変更が可能です。
TikTokライブでエフェクトを使用する
TikTokライブでは、配信画面の加工以外に、エフェクトも使用できます。
グリーンスクリーンのエフェクトを選択することで、お好みの画像を背景にしたり、流行りのエフェクトを付けながら配信したりも可能です。
エフェクトについても、配信中に変更できるので、様々なエフェクトを楽しみながらユーザーと交流するのも良いですね。
TikTokライブをシェアする
TikTokライブをより広く拡散したい場合は、ライブを「シェア」しましょう。
配信画面の下部にある「シェア」をタップすると、TikTok上のフォロワーに共有できます。
LINEやTwitterなど他のSNSやメールを通じて共有もできるので、ライブを見てもらいたい人には積極的にシェアするのがおすすめです。
コラボ配信する
TikTokライブでは、他のユーザーとのコラボ配信も可能です。
コラボ配信の相手については、相互フォローをしている方または、TikTok運営サイドからおすすめされた配信者のみに限られます。
コラボしたい場合は、相手を選んで招待を送りましょう。
コラボ相手が招待を受け取ったらコラボ配信がスタートします。
TikTokライブを成功させるコツ
せっかくTikTokライブをするのであれば、視聴者をたくさん集めたいものです。
実は、配信の視聴者数を増やすにはいくつかのコツが存在します。
ここでは、TikTokライブを多くの方に見てもらうためのコツを3つ紹介します。
- 配信を長時間行う
- 投稿動画が伸びたタイミングを狙って配信する
- コラボ配信を活用する
TikTokライブ配信は「おすすめ」からの視聴者流入がポイントです。
ライブ配信中や、投稿動画が伸びているときは、「おすすめ」に載りやすいタイミングのため、配信タイミングを逃さず、長時間配信することがコツと言えます。
また、コラボ配信による視聴者の流入も重要です。
多くの方とコラボすることで、クリエイターを身近に感じられたり、コラボ相手側の視聴者を取り込めたりするでしょう。
TikTokライブを企業アカウントで活用しよう!
これまでTikTokライブは、個人が行うイメージが強いものでした。
しかし、近年、企業アカウントでもTikTokライブの活用事例が増えています。
ここでは、企業アカウントでTikTokライブをするポイントを解説します。
TikTokライブで集客しよう
TikTokでは、これまで多くの商品・サービスをバズらせた実績があります。
その主な理由は、今まで商品・サービスを知らなかった人に「おすすめ」表示などによってアプローチできるからです。
通常投稿では、動画の質やタイミングが「おすすめ」への表示に大きく関わります。
しかし、TikTokライブであれば、長時間の配信によって視聴者を集められる可能性が高まります。
TikTokライブを利用して、アカウントに興味を持ってもらうことが集客の近道になるでしょう。
TikTokライブで収益を得る方法
TikTokライブは、集客のきっかけになるだけでなく、収益を得ることも可能です。
TikTokライブには、「ギフト」と称した投げ銭機能が実装されています。
ギフトをもらうには、ライブ配信画面の設定で「動画ギフト」をONにするだけなので、とても簡単です。
質の高いライブ配信を行いファンになってもらうことで、ギフトをもらえる可能性も高まるでしょう。
企業アカウントのTikTokライブ活用事例
ここからは、実際に企業アカウントがTikTokライブを活用した事例を紹介します。
BillBoard JAPAN
参考:
Billboard JAPAN
2021年1月に開催された「LIVE BEACON 2021」は、TikTokライブを活用し生配信されました。
有名アーティストが多く出演したことで、28万人以上の視聴者を集めています。
伊豆シャボテン動物公園
伊豆シャボテン動物公園では、TikTokライブを利用し、飼育員による動物・サボテンの紹介を行っています。
普段来場するだけでは気づかないことが知れると、ライブ配信には多くの視聴者が集まっています。
TikTokライブの活用が来場者数の増加に貢献した理想的な事例と言えるでしょう。
金沢フルーツ大福「凜々堂」
断面が美しいと話題になったフルーツ大福。
凜々堂では、フルーツ大福の製造工程などをライブ配信し、多くのギフティングとファンを集めました。
今では、TikTokライブを配信した店員目当てにお店に訪れるお客様もおり、集客と収益化どちらにもつながっています。
まとめ
今回は、TikTokライブを活用したい方に向けて、TikTokライブの配信方法や視聴者を集めるコツ、集客につながる活用事例を紹介しました。
TikTokライブを配信できるようになるにはいくつか条件があるものの、通常の動画投稿にはないメリットを得られます。
企業アカウントでも、TikTokライブを活用し、実際の集客に貢献した事例もいくつか存在します。
配信方法は通常の動画投稿と同様で簡単なので、TikTokのアカウント運営をしている方はぜひ一度試してみてください。
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