成功事例から学ぶ Twitter動画広告制作のポイント
カテゴリ:動画広告
本記事は、下記のような悩みを持たれた方に向けて書いております。
- Twitterで集客をしているけど、来店につながらない。
- 何に気をつけて動画広告を作ったら良いのか知りたい。
- どの種類の動画広告を選んだら良いか知りたい。
今回の記事を読むことで、これからTwitter動画広告の選び方、効果的な広告動画の作り方がわかります。
それでは、いきましょう。
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Twitter動画広告の特徴
Twitter動画広告のメリット
Twitter動画広告のメリットは次の3点になります。
- リツイート拡散により、広告費用以上の効果が期待できる
- ユーザーの興味・関心軸から精度の高いターゲティングが可能
- 内容を思い出しやすく、感情に訴えかけやすい
リツイート拡散により、広告費用以上の効果が期待できる
Twitterの最大の強みは拡散力(リツイート機能)と言っても過言ではありません。そして拡散には1次拡散と2次拡散があり、2次拡散からはエンゲージメントに対して課金が発生しません。
2次拡散とは、広告が表示されたユーザーがその広告にリツイートや返信などの反応をすることで新たなユーザーに広告ツイートが拡散されることをいいます。
Aという人がある広告をリツイートした場合(選択していた課金形態によりますが)そのリツイートは課金対象になるものの、Aさんのリツートを見たBさんがさらにリツイート等の行動を起こした場合、そのリツイートは課金対象になりません。
2次拡散以降からは課金が発生しないため、2次拡散がされればされるほど広告効率が高まり、最終的に広告費を抑えることができます。
ユーザーの興味・関心軸から精度の高いターゲティングが可能
Twitter動画広告に限らず、Twitter広告は細かいターゲティングが可能です。 地域や言語・端末・年齢といったユーザーの属性に加えて、フォローしているアカウントの傾向や「いいね」している投稿の傾向などユーザーの興味・関心からターゲットを絞り込めます。
ユーザーの特性に基づいたターゲティングでは、地域、言語、端末、年齢、性別を絞って利用者に情報を届けることができます。
オーディエンスターゲティングを使うと、会話、イベント、興味関心、映画、テレビ番組、キーワード、フォロワーが似ているアカウント、エンゲージメントに基づいて広告を配信できます。
興味関心では、ユーザーが投稿した内容や検索したワードから、設定したキーワードから分類することができたり、過去に反応があったユーザーに絞って広告を配信することも可能です。
商品やサービスのターゲットユーザーを的確に分析できている場合は、コストを最小限に抑えて成果を上げることができるでしょう。
注意点はターゲットユーザーを絞り込みすぎることで、広告単価が高くなってしまう可能性もあるので、予算の範囲で適切なターゲティングができるように設定するようにしましょう。
内容を思い出しやすく、感情に訴えかけやすい
Twitter社によれば、Twitterで閲覧された動画は、テキストや画像のように「視覚」のみの情報ではなく、「視覚」「聴覚」を使って情報を得るため、内容をイメージしやすく、感情に訴えかけることが分かっているそうです。
商品情報をストーリーとして動画コンテンツで伝えることで、これまで興味のなかった視聴者の興味・関心を引き起こすこともできます。
またTwitterの動画はタイムライン上でスクロールを止めて視聴されるため、そこには明確な視聴者の意思があるとされています。
Twitter動画広告の種類
Twitter動画広告は次の6種類があります。
- プロモビデオ広告
- プレロール広告
- スポンサーシップビデオ広告
- ビデオカンバーセーショナル広告
- スビデオアプリカード広告
- プロモライブビデオ広告
プロモライブビデオ広告
プロモビデオ広告は、テキストと動画で構成された広告です。
商品やサービスを購入した時のことをイメージさせることができたり、使用方法を具体的に解説することも可能です。
プロモビデオは工夫次第で売り上げの向上やフォロワーの獲得、商品ブランディングにも活用することができるので、Twitter広告を利用される際は積極的に活用されるのがおすすめです。
タイムライン上に表示され、動画が自動再生されます。一般ユーザーの投稿となじみやすい特徴があります。
プレロール広告
Twitterと提携しているパートナーの動画(大手テレビ会社、スポーツリーグ、報道機関など200種類以上の動画パブリッシャー)で本編の前に再生される動画広告です。
また、様々なウェブ広告が配信されている現代において重要視されているのが、広告が配信される先のウェブコンテンツの”安全性“です。
社会的に望ましくない内容のコンテンツに、自社の製品やサービスの広告が同時に掲載された場合、かえってブランドイメージが損なわれてしまう可能性がありますよね。
プレロール広告の最大の特徴は、“ブランドセーフ“な環境でユーザーに訴求できることです。
Twitterは、特別に契約したプレミアムコンテンツのみに広告を入れているので、ブランドセーフティが担保されています。個々のコンテンツパートナーとの契約もしており、コンテンツ内容もレビュー。万が一、ブランドセーフティにかかわるような内容が入っている場合は契約解除措置をとっているそうです。そのため、広告主は安心して広告を配信することができます。
スポンサーシップビデオ広告
こちらもプレロール広告同様、パートナーサイトの動画本編の前に再生される動画広告です。
プレロールとの違いは、カテゴリー単位でなく、指定したパートナーのコンテンツに対して再生されます。
また、スポンサーシップ広告もプレロール広告同様、特別に契約したプレミアムコンテンツのみに広告を入れているのでブランドセーフな環境でユーザーに訴求することができ安心して広告配信することができます。
ビデオカンバーセーショナル広告
ビデオカンバセーショナル広告は、ハッシュタグを付けてリツイートを促すためのボタンを設置することができる動画広告です。
引用リツイートがされやすく、拡散に効果的です。
ベータ版のテストでは、カンバセーショナルカードによりアーンドツイート (Earned Tweet)が34%発生することがわかりました。つまり、広告による100インプレッションがある場合、アーンドツイートを34獲得できることになります。
引用:TwitterマーケティングTwitter社の過去の調査では、34%のアーンドツイート(2次拡散)が発生することが分かったそうです。
また、カンバセーショナル広告では、最大4つまでハッシュタグを設定することができます。
「#○○といえば」「#食べたいのはどっち?」といった、大喜利的な意図を持ったハッシュタグで投稿を促したい場合などには、「ハッシュタグの視認性が高まる」ことで、ボタンをクリックされずともそのハッシュタグを使って投稿してもらえたり、ハッシュタグの認知度が高まる可能性もあるでしょう。
このように、カンバセーショナルカードを使った利用者との会話形式のプロモーションを展開することで、利用者が自然な形でプロモーションに参加しながら動画広告を拡散することが可能になります。
ビデオアプリカード広告
ビデオカンバセーショナル広告のハッシュタグ用ボタンの代わりに、アプリのダウンロードサイトに遷移させるボタンを設置することができる動画広告です。
アプリの認知拡大に効果的です。
例えば、ゲームアプリなどのプロモーションでゲームのプレイ動画を広告に加えることで、テキストのみの広告に比べて、利用者により具体的なイメージを持たせることが可能になり、インストールのモチベーション喚起につながりやすくなります。
プロモライブビデオ広告
ライブ映像を広告として、タイムラインに表示させる動画広告です。
TwitterアプリもしくはPeriscopeというライブ配信アプリを使って、ライブ動画を広告として配信できます。
大規模なイベントをリアルタイムでタイムラインに掲載し、視聴したユーザーとその場でやりとりができます。
twitter動画広告の秒数・サイズ一覧
再生時間 | アスペクト比* | ファイル形式* 解像度* |
|
---|---|---|---|
スキップ可能な インストリーム広告 |
最長6分 (推奨12秒~3分) |
16:9 もしくは9:16 |
MP4 / 720p |
スキップ不可の インストリーム広告 |
最長15秒 |
16:9 もしくは9:16 |
MP4 / 720p |
TrueView ディスカバリー 広告 |
任意 |
16:9 もしくは4:3 |
MP4 / 720p |
バンパー広告 | 最長6秒 |
16:9 もしくは9:16 |
MP4 / 720p |
アウト ストリーム広告 |
最長15秒 |
16:9 もしくは9:16 |
MP4 / 720p |
マストヘッド 広告 |
最長30秒 |
ワイドスクリーン もしくは16:9 |
MP4 / 720p |
Twitter広告の課金形態
Twitter広告はキャンペーンの目的別で課金する方式をとっています。
これは「設定した目的を達成した場合のみ課金対象となり、それ以外のアクションは課金対象とはならない」という仕組みです。
マーケティング目的外の行動の課金を防ぐことができることから、高い ROI が期待できます。
まずプロモーションする上で目標を設定し、その目標に合ったキャンペーン目的を選択する必要があります。
Twitter広告には様々な課金方法があるため、目的に応じた適切な方法を選ぶことで、効率的なプロモーションを行なうことができます。
Twitter動画広告の課金方式は次の5種類です。
- CPV(Cost Per View)
- CPM(Cost Per Mille)
- CPC(Cost Per Application Click)
- CPE(Cost Per Engagement)
- CPAC(Cost Per Application Click)
- プロモライブビデオ広告
CPV(Cost Per View)
課金されるポイントが3つあります。
・動画の50%以上が画面に表示されてから2秒経過、もしくは動画の拡大、ミュート解除のクリック操作で課金されます。
・動画全体が画面に表示された状態で3秒経過すると課金されます。
・動画の50%が画面に表示された状態で6秒経過で課金されます
CPM(Cost Per Mille)
ツイートのインプレッションが1,000件の場合に対して課金されます。
CPC(Cost Per Application Click)
リンクがクリックされた際に課金されます。
CPE(Cost Per Engagement)
「リツイート」「返信」「いいね」「クリック」「フォロー」のアクションが発生した時に課金されます。
CPAC(Cost Per Application Click)
アプリストアに遷移するボタンをクリックした際に課金されます。
目的 | 課金ポイント | レポート |
---|---|---|
動画の再生数 |
CPV(Cost Per View) |
フォロワー数 |
ブランド認知度 |
CPM(Cost Per Mille) |
インプレッション数 |
ウェブサイトへの誘導数 またはコンバージョン |
CPC(Cost Per Application Click) |
クリック数 コンバージョン数* *コンバージョントラッキング利用時 |
ツイートのエンゲージメント | CPE(Cost Per Engagement) |
エンゲージメント数 |
アプリのインソール数 または起動回数(MAP) |
CPAC(Cost Per Application Click) |
アプリクリック数 |
成功事例から見る、効果を出すためのポイント
ではどのようなコンテンツが拡散されやすいのでしょうか?
二次拡散を生みやすい動画広告制作のポイントをご紹介します。
クリエイティブ(動画)制作のポイント
動画の尺は15秒以内で収める
長すぎる広告はすぐにスクロールされてしまいます。スッキリカンタンを意識して動画を制作しましょう。
冒頭3秒でインパクトを与える
twitterでの動画はタイムライン上でスクロールを止めて視聴されるため、そこには明確な視聴者の意思があるとされています。
いかにして指を止めさせるかを考え、冒頭でユーザーの心を掴みましょう。
情報の流れが非常に速いTwitterでは、自分に関係のないと思ったツイートは一瞬にしてスクロールされてしまいます。
視聴してもらうためには、思わず指を止めて見入ってしまうようなインパクトのある動画が必要になってくるでしょう。
音声をオフにしている視聴者向けにキャプションを入れる
音声に頼っていては伝わらない場合もあります。音がなくても伝わるクリエイティブを目指しましょう。
また、Twitter社によると、キャプションを付けることで再生時間を28%延ばすことができることも分かっています。
フレームの右上か左上に、常時ロゴを表示させる
動画の中でロゴが見やすい位置に配置すれば、ブランド純粋想起率が30%向上します4。また、工夫を凝らしたロゴを用いてブランドや商品への注意を引くことでもブランド純粋想起率が14%向上します。
引用:Twitterマーケティング引用:ドミノ・ピザ Twitter
こちらの動画広告を見てみましょう。
軽快に動く文字がユーザーの手を止めます。
こちらの動画はもともと音声がないためアニメーションで文字を軽快に動かすことで、どんなユーザーにもわかりやすくメッセージを伝えています。
投稿文のポイント
多くのユーザに注目してもらう動画広告を作るためには投稿文も重要です。
以下のポイントに気をつけて、いいね・リツイートをしたくなるような、広告らしくない広告を目指しましょう。
- 一つの投稿にハッシュタグは1〜2つに
- 文面は会話調にする(絵文字の利用もおすすめ!)
- ツイートに紛れさせることが大切
- 内容はスッキリカンタン 100文字未満を目安に
- 次に起こして欲しいアクションを明確に(リンクまたはハッシュタグをつけて行動促進)
引用:マクドナルド Twitter
こちらの広告を見てみましょう。
会話調で「辛ダブチを食べて欲しい」というメッセージが書かれており、非常にわかりやすい広告ですね。絵文字を使用していることもあり、他の投稿に紛れ親しみのある印象です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
Twitter動画広告はリツイート機能により広告費以上の費用対効果が期待できるのが最大の強みです。是非自社の商品やブランドをお客様に伝えていくためにTwitter動画広告を活用してみましょう。
この記事がTwitter動画広告を始めたいという方のお役に少しでも立てると幸いです。
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