【Canvaを使うときの注意点】商用利用で許可されていないこととは?無料版と有料版の違いも解説!
カテゴリ:Web広告
本記事は、下記のような悩みを持たれた方向けに書いています。
- Canvaの商用利用が許可されている範囲を知りたい
- Canvaの商用利用で禁止されていることを把握したい
- Canvaの無料版と有料版で商用利用に違いがあるのか知りたい
この記事では、Canvaの商用利用における許可されていることと禁止されていることについて解説します。
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Canvaと商用利用
Canvaって何?
Canva(キャンバ)は、オーストラリア発の無料で使えるグラフィックデザインツールです。
このツールは、プロフェッショナルなデザインを簡単に作成できるため、世界中で利用されており、2021年時点で月間の利用者数が7,500万人以上となっています。
特に、Webマーケティング担当者やデザイナーにとって、非常に便利なツールとされています。
主な特徴
簡単な操作
Canvaは直感的な操作で高品質なデザインを作成できます。
多機能
バナー、ポスター、ソーシャルメディア投稿など、多くのテンプレートが用意されています。
ブラウザベース
ソフトウェアのインストールは不要で、Webブラウザから直接利用できます。
スマホ対応
AndroidとiOSの専用アプリもあり、スマートフォンからも利用可能です。
また無料版と有料版があります。
この記事の中でも無料版と有料版の違いを解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
参考:
~Canvaとは?基本情報や特徴、注意点をわかりやすく紹介!
~
そもそも商用利用とは?
商用利用とは、法人や個人が対価を得る目的であるサービスや商品を利用する行為を指します。
具体的には、広告、看板、プレゼンテーション資料、ウェブサイトのデザインなど、業務での使用が該当します。
また、会社のSNSアカウントでの投稿や、取引先に送る年賀状の作成も商用利用になります。
しばしば「営利」と「商用」が混同されがちですが、営利は利益を得る狙いで活動することを指し、商用はその手段や方法に焦点を当てます。
例えば、音楽配信サイトからダウンロードした曲を自作のDVDで販売する場合、これは商用利用となります。
Canvaを商用目的で使うときの注意点
商用利用で許可していること
結論、Canvaで作成したデザインは商用利用が許可されています。
プランにかかわらず、商用での使用が認められており、特別なクレジット表記も不要なのです。
無料プランでも、提供されるテンプレートや素材は商用利用が認められています。
有料プランもあり、有料プランに加入すると有料版だけにしか使用できないテンプレートや素材などを使用することができます。
無料プランで有料素材を使うと、透かし(ウォーターマーク)が表示されるのですが、これを取り除くには素材ごとの料金を支払うか、Canva Proにアップグレードする必要があるので、興味のある方はぜひ有料版も試してみてくださいね。
Canva Proのユーザーであれば、どのような素材でも透かしは付かず、Canvaの全てのテンプレートや素材を自由に使用できます。
注意点として、無料素材に含まれる名前、人物、商標、ロゴなどについては、独自に使用許可を取る場合もあります。
具体的な商用利用の例としては、以下のような用途があります。
- 企業のウェブサイトに掲載
- SNSでの投稿
- 広告や営業資料として
- 名刺の配布
- 年賀状の送付
- オリジナルTシャツの販売
以上が、Canvaで許可されている商用利用の一例です。
参考:
~Canvaは商用利用可能!Canvaで許可されている商用利用と禁止事項について分かりやすく解説します~
商用利用する上で禁止されていること
無加工のテンプレートや素材の商用利用
Canvaが提供するテンプレートや素材をそのまま、無加工で商用利用することは許されていません。
例えば、Tシャツやマグカップなどの商品にCanvaのデザインをそのまま使用することは禁止されています。必ず何らかの加工を施してから利用する必要があります。
商標登録の制限
Canvaで作成したデザインを商標として登録することは許されていません。
これは、他のCanvaユーザーも同様のデザインを作成する可能性があり、商標登録に必要なオリジナリティが確保できないためです。
「Editorial Use Only」の素材の商用利用
Canvaには「Editorial Use Only」と表記された素材があります。
これらの素材は、報道や学術的な内容でのみ使用が許されており、商用目的での使用は禁止されています。
素材の転売
Canvaで提供されるテンプレートや素材をそのまま転売することは、著作権侵害に当たるため厳しく禁止されています。
参考:
~Canvaの商用利用、本当に大丈夫?意外と知らないキケンな落とし穴~
Canvaの有料版と無料版の違い
無料版
豊富なテンプレート
Canvaの無料版では、25万種類以上のテンプレートが利用できます。これにより、SNSの投稿からプレゼンテーション、名刺、ポスターなど、多様なデザインニーズに対応できます。
ストックフォトとグラフィック
無料版でも100万以上の無料ストックフォトとグラフィックが利用できます。これらの素材は商用利用も可能です。
デバイス対応
スマートフォン、タブレット、ウェブブラウザで利用できるため、場所を選ばずにデザインが可能です。
無料で商用利用
Canvaの無料版で作成したデザインは、商用目的での利用も許可されています。ただし、一部制限があるため、詳細は利用規約を確認することが推奨されます。
シンプルな操作性
Canvaは非常に直感的で、特別な知識がなくても簡単に使えます。これは、無料版でも変わりません。
有料版
多彩な素材とテンプレートの利用
Canva Proでは、61万点以上のテンプレートと1億点以上の素材(画像や動画など)を利用することができます。無料版ではアクセスできない王冠マークのついたプレミアム素材も、Proでは全て利用可能です。
マジックリサイズ機能
この機能を使用すると、作成したデザインを瞬時に異なるサイズや形式に変更することができます。例えば、Instagram用に作成したデザインをTwitterやFacebook用に簡単にリサイズすることが可能です。
背景削除ツール
写真や画像の背景を簡単に削除することができるこのツールは、Canva Proのユーザーに非常に人気です。
ブランドキット
ロゴ、カラー、フォントなどのブランド要素を一元管理できるブランドキットを使用すると、デザインの一貫性を保ちながら効率的に作業を進めることができます。
1TBのクラウドストレージ
無料版では5GBのストレージしか提供されていませんが、Canva Proでは1TBの大容量ストレージを利用することができます。
SNSへの直接投稿・予約投稿
Canva Proを使用すると、作成したデザインを直接SNSに投稿したり、投稿を予約することができます。
独自フォントのアップロード
Canva Proでは、ユーザーが独自に持っているフォントをアップロードしてデザインに使用することができます。
SVG形式での保存
デザインをSVG形式で保存することができるため、ベクター画像としての利用が可能です。
Canva Proは、デザイン作成をより効率的に、そしてプロフェッショナルに行うための強力なツールです。無料版との違いを理解し、最大限に活用してみてください。
またCanvaはInstagramの投稿デザインなどに多く使われています。
弊社ではInstagramで集客する方法も別の記事にて詳しく解説していますので、Instagram集客について深く知りたい方は、ぜひこちらもご覧ください。
参考:
~Canvaの無料プランは商用利用できる?著作権の範囲について~
まとめ
この記事では、Canvaの商用利用における許可されていることと禁止されていること、さらに無料版と有料版の違いについて詳しく解説しました。
商用利用を考えている方は、これらのポイントをしっかりと把握して、効果的にCanvaを活用しましょう。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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