2024年 年頭所感

カテゴリ:コラム

公開日:2024.01.09 最終更新日:2024.01.09
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いつも本ブログや、YouTubeなど、inglow発信メディアをご覧いただいている皆様、2024年、あけましておめでとうございます。株式会社inglowの小里です。

今年は石川県能登半島地震、羽田空港で起きた航空機衝突事故と、年始早々痛ましいニュースが飛び込んできました。亡くなられた方、ご遺族の方には心よりご冥福をお祈り致します。

そして、2023年は、社内外ともに本当に多くの方に支えられた年でした。

この場を借りて厚く御礼申し上げます。いつも多大なるご支援、誠にありがとうございます。

さて、当社は1月9日(火)本日より営業開始を致しました。

今年は「志を立てる」という全社テーマを掲げ、メンバー全員が、ミッションである「革新を興し社会の”Growth”をリードする」ために、自身のあるべき姿へ向けて邁進しています。

ところで、2024年のお正月、皆様はいかがお過ごしでしたでしょうか?

私はというと、例年は実家へ帰省し年始の新聞広告を見ることが楽しみでした。しかし今年は、12月31日の年の瀬よりマレーシアへ家族で移住。このブログを書く1月9日現在も、未だ定住先へ引っ越せず、家族でホテル暮らしという状態です。

移住の報告をSNSで発表した際には、友人・知人よりたくさんの反響を頂きました。

移住理由はたくさんありますが、率直に興味の赴くまま体が動いた、というのが正直なところです。この無鉄砲についてきてくれた家族には感謝です。

さてそんなマレーシアでの数日間で感じた事。それは情報格差です。

飲食店を探す、調べ物をする、ネット通販をする(マレーシアにはAmazonはない)、どれを行うにしても、外国人はITリテラシーが赤ちゃん並みに下がります。いわゆる”その土地への慣れ”が必要なのですが、未だ数日では文化の違い、当たり前の違いにより、「ググる」「タグる」リテラシーが皆無に等しく、何をするにも不便です。旅行程度なら何とかなりますが、「生活をする」となると話は別。

人口減少時代の日本は、今後益々外国人労働者を受け入れていくでしょう。すると2人に1人が外国人、なんていう未来も近いと思います。必然的に我々広告会社が行うターゲットセグメントも、日本人だけでなく、在住外国人向けが増えていくと予想されます。

その外国人向け広告は単に翻訳したバナーを打てば良いというわけではありません。同じ国でもそもそも情報収集メディアが違うのです。私でいうと、現時点マレーシア人が”当たり前”に使う検索エンジンは何なのか?、SNSは何なのか?が分かっていません。英語が堪能ではない私は、Googleを日本語で検索し、日本人が書いた記事しか情報源はありません。はたまた、現地にいる日本人をLINEのオープンチャット、X、instagramなどで見つけ、直接DMを送るという、超古典的な方法が、重要な情報源です。

今後は日本国内に増えるであろう多様な人種に対して、コミュニティを持つビジネスは、価値が高まっていくのではないでしょうか。はたまた、グローバルでは、そもそも「国」単位ではなく、「人種」ベースのマーケティングがより推進されるかもしれません。

少々長くなりましたが、そんなことを考えつつ、今年は全く正月感のない年末年始を過ごしました。

さてさて、2024年、当社にとっては6期目がスタートしています!
今期は名古屋の安定、進出した東京支社及び、新規事業の足場固めを行います。

引き続きご指導ご鞭撻の程、何卒よろしくお願い致します!!!

2024年1月9日 株式会社inglow 代表取締役CEO 小里雄平

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