【2024年最新】X(旧Twitter)集客のコツ!今すぐできるブランディング戦略

カテゴリ:集客

公開日:2021.07.02 最終更新日:2024.09.19
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本記事は、下記のような悩みを持たれた方に向けて書いております。

  • Xで集客したいけど、炎上のリスクがないか不安
  • Xで情報発信をしているけど、フォロワーが増えない
  • Xで集客をしているけど、来店につながらない
  • 他のSNSとどういった違いがあるの?

上記のお悩みをお持ちの企業様は、今回の記事を読むことで具体的なX(旧Twitter)集客の始め方やフォロワー獲得につながる運用方法について徹底的に理解することができます。

是非最後までご覧ください。

また企業のSNS運用でお困り事がある方に向けて、ブランディングやお問合せにつなげるお役立ち情報をご紹介しています。

ぜひこちらも併せてご覧ください。






*Twitterでフォロワー300→1,000人までの手順をスタートアップのCEOが動画で解説 *

弊社inglowの代表である小里が、約3ヶ月でフォロワー900人を増やしたTwitterの運用方法について解説しています。お求めの方は下記リンクから動画をご覧頂ければと思います。





X(旧Twitter)で集客は可能か


結論、可能です。

実際に多くの企業様がXで集客活動を行い、商品紹介や会社の情報発信に活用されています。

X(旧Twitter)の特徴として、気軽な情報発信のしやすさがあり、他のSNSより始めやすいため、集客に活用するツールとして最初におさえておきたいSNSです。

Xの特徴はざっくり次のとおりです。

ポスト(ツイート) カンタンな出来事を140字程度のテキストで投稿できる(画像・GIF・動画投稿も可)
タイムライン 自分と他のアカウントのツイートが一覧で見れる
フォロー 他のアカウントのツイートをいつでもみれるようにする
ブックマーク ツイートを保管できる
DM 非公開のやりとりができる
リポスト(リツイート) 気に入ったツイートを他のフォロワーや新規ユーザーにも共有できる
アカウント 匿名で複数の作成ができる
表示回数 ツイートが表示された回数

出典:【2020年11月最新】Twitter(ツイッター)日本のユーザー数・企業の事例・新機能fleetも紹介

「スペース」機能では承認参加型の音声チャットが可能になっており、テキスト以外の機能も追加されています。

また、「X」への改名やサブスクリプションサービス「Twitter Blue」など様々な機能が導入されており、X(旧Twitter)は今後も活用され続ける見込みがあります。

まずは、X(旧Twitter)で集客をはじめる前に知っておきたいメリットとデメリットについて解説します。


X(旧Twitter)で集客を始める前に知っておくべきメリットとデメリット


ここでは、X(旧Twitter)の強みや弱み、他のSNSとの違いをメリット・デメリットの観点から見ていきます。


メリット


メリットは次の通りです。

  • ブランディングがしやすい
  • 様々な属性のユーザーにリーチできる
  • ユーザーとコミュニケーションが取りやすい

ブランディングがしやすい


X(旧Twitter)は他のSNSに比べ情報の拡散力が圧倒的に高いです。

ブランディングにつながる理由は次の3つです。


必ずフォロワーに表示される


例えば、Facebookでは特にエンゲージメントの高いフォロワーにしか表示されませんが、X(旧Twitter)では必ずフォロワーに表示されるため、認知のされやすさがあります。


リポスト(リツイート)で認知が拡大する


他のユーザーの投稿を気軽に再投稿することができる「リポスト(リツイート)」は、不特定多数に拡散され、そこで一気にツイートが認知されます。

一つのポスト(ツイート)でも多くのユーザーに知られると、それだけで知名度があがります。


シェアされることで口コミ効果が得られる


また、ハッシュタグやリポスト(リツイート)によってお店の体験などがシェアされて口コミ効果を得ることでき、お店のブランディングにつながります。


様々な属性のユーザーにリーチできる


X(旧Twitter)を利用するメリットとしてユーザー数の多さがあります。

出典:【2024年2月最新】SNSの利用者数とユーザー属性や特徴まとめ

上のグラフをご覧のように、国内でLINE、YouTubeに次いで利用ユーザーが多いです。

続いて、年代別に見てみましょう。

出典:【2021年9月更新】Twitter(ツイッター)日本のユーザー数・企業の事例・新機能fleetも紹介

年代毎で見ても比較的にどの年齢層でも利用ユーザーは多いです。

30代が半数近く利用していることから、ビジネス的な内容で情報発信をする上でも多くのユーザーにリーチできます。


ユーザーとコミュニケーションが取りやすい


X(旧Twitter)では、「タイムリーな投稿の優遇」や「匿名性の高さ」があることで、その場の思いつきで投稿回数を気にせず気軽に情報発信できます。

誰でも気軽に投稿ができ、ポスト(ツイート)に対してコミュニケーションが生まれやすく、信頼関係を構築することができます。


デメリット


デメリットは次のとおりです。

  • 情報の信憑性の判断が難しい
  • 他のSNSより炎上リスクが若干高い
  • アカウントを成長させるまで時間がかかる

情報の信憑性の判断が難しい


X(旧Twitter)の特徴でもある「匿名性」「タイムリーなポスト(ツイート)の優遇」「拡散力の高さ」の理由から、他のSNSに比べても誤った情報が出回りやすい傾向があります。

そのため、有益と感じた情報をリポスト(リツイート)し、後でその情報が誤りだった場合は、投稿者本人ではないご自身の信頼が損失してしまう場合があります。

ポスト(ツイート)の内容と一緒に「誰が言ったか」も重視するようにしましょう。


他のSNSより炎上リスクが若干高い


自分の発信する情報にも注意が必要です。

X(旧Twitter)の利用者のほとんどはテキストのみでツイートしており、サブスクリプションサービス「Twitter Blue」に加入していない場合1回で伝えられる文字数は140字です。

そのため、情報不足で意図していない解釈をされたり、相手を傷つけてしまった場合にその情報が拡散され、会社のイメージダウンにつながる恐れがあります。

ポスト(ツイート)をする際は、根拠があまりない情報、 政治などのセンシティブな内容などには特に注意が必要です。


アカウントを成長させるまで時間がかかる


X(旧Twitter)では、「フォロワー数1000人の壁」と言われることがあります。

アカウントを作成したばかりでは、フォロワーも少ない場合が多く、はじめはポストがほとんどのユーザーに表示されることがありません。

そのため、高い更新頻度やユーザーから反応があった場合にいち早く対応する必要があるため、はじめは特に地道で継続した運用が必要になります。


運用の方向性を決める


X(旧Twitter)が気軽に投稿できるSNSだとお伝えしました。

しかし、会社として成果を出すことを目的とする場合、戦略的な運用が必要になります。

まずはどういった方向性で運用をしていくか明確にしましょう。

方向性を決める上で次の項目を意識することで、X(旧Twitter)の運用がしやすくなります。

  • 目的
  • ポジション
  • ターゲット
  • 発信する内容

それぞれ解説します。


目的


X(旧Twitter)を運用する上で目的は非常に重要です。

目的が定まっていないと、X(旧Twitter)を運用すること自体が目的化してしまい、投稿内容も一貫性がないものになってしまいます。

X(旧Twitter)の特徴を活かした目標を考えた場合、例えば次のような設定ができます。

  • 企業・個人のブランドの認知度を向上させる
  • 企業・個人のファンを獲得する
  • 自社商品・サービスの売上を向上させる

ポジション


X(旧Twitter)上で自分の立ち位置を定義付けるため、次の点を意識しましょう。

  • アカウント名は個人名を使用
  • どんな情報を発信するかが分かるプロフィール構成

アカウント名は個人名を使用


中小企業様であれば、会社のブランディングが目的の場合であっても、個人名でアカウント作成することをおすすめします。

理由は、次のとおりです。

  • ユーザーの興味は、ほとんどが会社ではなくそこで働く人物にある
  • 共感を得やすい
  • 誰が発信しているか明確

X(旧Twitter)で情報発信をする上で情報の信頼性が重視されます。

もちろん、会社名から発信された情報も信頼性はありますが、はっきりと「どういった人が発信しているか」が見えません。

可能であれば、社長・あるいはそこで働くスタッフによる情報発信をおすすめします。


どんな情報を発信するかが分かる
プロフィール構成


プロフィールの作成はとても重要です。

なぜなら、X(旧Twitter)でフォロワーを獲得する際に、基本的には次の流れで行われるからです。

「ツイート」→「プロフィール」→「フォロー」

Twitterアカウント

そこで、離脱を避けるプロフィール作成のコツを解説します。

プロフィールを作成する上で次の項目に注意しましょう。

  • アイコン画像
  • アカウントの名前
  • 自己紹介文
  • URL・場所欄
  • 固定ツイートの活用

アイコン画像


こちらは可能な限り発信者自身の顔写真のあるものにしましょう。

ツイートの信憑性は、誰が言ったかが重要視されます。


アカウントの名前


企業のブランディングが目的の場合、「個人名@企業名」でひと目で「誰なのか」「何をしているのか」が伝わると、発信内容の信憑性も上がります。


自己紹介文


次を意識すると、伝わりやすい自己紹介文が作れます。

冒頭 何について発信しているのか
本文 配信内容に関連のある経歴などの情報
締め フォローすることで得られるメリットを提示する

URL・場所欄


誘導したい自社のHPやブログなどのリンクを設置しましょう。


固定ツイートの活用


プロフィールのすぐ下に任意のポストを固定できます。

プロフィール欄だけで伝えきれない補足情報や評価の高いポストなどを固定しましょう。

あるいは、商品のセールやキャンペーン時に目立たせる目的で活用するのも効果的です。


ターゲット


「誰」に配信をするかを考えます。

ターゲット設定をする上で次の点をおさえると、より解像度が明確になります。

  • ペルソナを意識する
  • 影響力のある人物を想定する

ペルソナを意識する


ターゲットの選定方法として、「ペルソナ」という考え方があります。

ペルソナとは、ターゲットユーザーをなるべく具体的に洗い出す考え方のことです。

中々思いつかない場合、「過去の自分」に設定することも一つのターゲット選定の方法です。

理由は、2つあります。

  • 共感を得やすい
  • 解決したい悩みが明確

過去の自分であれば、このようにどういった人物像で、どういった情報が欲しかったのか明確であるため、ペルソナ設定がしやすいです。

ペルソナの具体的な考え方は、下記の記事で詳しく解説しておりますので、ご参考ください。

【2023年最新】Web集客の方法と種類を無料・有料別に紹介!
ペルソナの設定からマーケティングファネル・カスタマージャーニーといったマーケティングをする上で必須の内容を詳しく解説しています。是非ご覧ください。

影響力のある人物を想定する


もう一つターゲット設定をする上で重要な点があります。

それは、ペルソナはなるべく、ターゲットの属性に近い影響力が強いアカウント(インフルエンサー)を想定することです。

理由は、もしインフルエンサーから「いいね」などの反応があった場合、そのインフルエンサーのフォロワーのタイムラインに「いいね」をしたポストが表示されやすくなるためです。

インフルエンサーの探し方は、ターゲットの属性に関するキーワードをX(旧Twitter)上で検索し、そこで表示された次の項目に一致するアカウントを対象にします。

インフルエンサーの選定方法は下記の基準をご参考ください。

  • フォロワー数が大体1~10万人程のアカウント(業界によって規模は変わります)
  • 日常的にポストに対して反応をするアカウントか:アクティブに「いいね」や「リポスト」をしているか
  • いいね付与数が多い:「いいね」を多く得ている場合、そのアカウントはアクティブかつ、フォロワーの質が高いことがわかります。

発信する内容


「何」を発信するか考えます。

ツイートする内容は最低限下記の項目を意識します。

  • 自分語りばかりの投稿になっていないか
  • 投稿のテーマを絞る
  • 文章構成を考える

具体的な内容については、アルゴリズムを攻略した上で考える内容になるため、後述します。


X(旧Twitter)集客の方法


X(旧Twitter)で集客するには、

結論、拡散を利用して新規ユーザーに情報発信し、質の高いフォロワーを獲得しながら集客をすることが必要です。

ここでいう質の高いフォロワーとは、自分のポストに対して、「いいね」や「コメント」などの反応をしてくれる確率の高いユーザーを指します。

X(旧Twitter)で集客するには、まずは自分の発信している情報を知ってもらうことです。

なぜなら、誰もいないところで叫んでも誰にも声が届かないからです。

まずは、ポストが一覧表示されるタイムラインにどういった特徴があるか見ていきましょう。

X(旧Twitter)のタイムラインには次の2種類の表示方法があります。

  • ホーム
  • 最新ツイート
Twitterタイムライン

出典:Twitter、ついに新着順(逆時系列)表示切り替えボタン追加 iOSから


ホーム


ホームの表示はフォロワーのツイートが時間帯がバラバラに表示されます。

フォロワー以外のツイートは、X(旧Twitter)のアルゴリズムによる高い評価を得たものが表示されます。


最新ツイート


フォロワーやアルゴリズムによって判断された関連性の高いツイートを最新のものから順番に表示させる設定です。

上記の特徴から、X(旧Twitter)で自分のツイートをより多くのユーザーに見せるためには、次の項目が必須となります。

  • フォロワーの獲得
  • アルゴリズムから評価の高いツイート

この2つは、分けて考える必要はなく、アルゴリズムから高い評価を得れば、ポストが広く認知され、フォロワーの獲得につながりやすくなります。

したがって、フォロワーの少ない段階で自分のポストを広く認知させたい場合は、X(旧Twitter)のアルゴリズムから高い評価を得ることが重要になります。

まずは、どういったアルゴリズムでポストの評価を行っているか解説します。


X(旧Twitter)集客で拡散に必要なアルゴリズムを理解する


X(旧Twitter)のアルゴリズムは、次の4つの主要なランキングシグナル*で、配信したポストを誰が見るかを決定しているとされています。

  • タイムリーさ
  • エンゲージメント
  • リッチメディア
  • アクティビティ
Point

*ランキングシグナルとは、数多くあるツイートの中でどういったポストをどのユーザーに表示させるか順位付けをする仕組みのことです。


タイムリーさ


新しいポストは優遇されやすいです。


エンゲージメント


エンゲージメントとは、ユーザーからの反応のことです。

次の指標が多いとエンゲージメント率が高いといえます。

  • いいね
  • リポスト
  • コメント
  • 詳細のクリック
  • プロフィールクリック
  • 画像のクリック
  • 動画の再生回数

リッチメディア


画像・GIF・動画を含んだツイートが優遇されやすいです。


アクティビティ


定期的な投稿をしていて、アクティブなエンゲージメントの高いフォロワーを持つアカウントは優遇される傾向があります。


アルゴリズムを攻略して効果的にX(旧Twitter)で集客する


アルゴリズムを理解してツイートを上位に表示させるには、

「最新のツイート」に設定しているユーザーにツイートを表示させ、高い反応率を得ることで「ホーム」の上位にも表示させていくことが重要です。

イメージとしては次のとおりです。

具体的な方法を下記の順に解説します。

  • コンテンツを作り込む
  • 初動で多くの反応を得る
  • ハッシュタグを活用する
  • インフルエンサーにアプローチする
  • 減点要素を意識する

コンテンツを作り込む


コンテンツを作る際は下記の項目を意識しましょう。

  • 軸を決める
  • 共感を生む
  • シェアを促す
  • リプライを中心とした交流重視
  • 分かりやすい文章構成
  • リッチメディアを活用する

軸を決める


安定したフォロワー獲得やユーザーからの反応を得ることを目的とした場合、発信する内容の軸を定めることをおすすめします。

理由は、軸が定まっていないと、発信する内容がバラバラになってしまい、フォロワーを逃してしまうからです。

フォローをしてくれるユーザーも、あるジャンルの有益な情報を目的にフォローしたにも関わらず、内容が関係のないものばかりだった場合、価値を感じなくなり、フォローを解除してしまいます。

軸を最大3つにしぼり、それぞれの投稿で最も反応の高いジャンルに特化して配信するのがおすすめです。


共感を生む


共感を生むポストは、ユーザーから反応(エンゲージメント)を得たい場合に活用すると効果的です。

具体例を紹介します。


【ポジティブな報告をするツイートの場合】

良くない例:「○ヶ月で月収6桁超えました!」

良い例:「始めはずっと収益がでていなくて、途中で何度も挫折しかけたけど、やっと月収6桁まで来ることができました」

「良くない例」のような収益が向上したことを報告するツイートの場合、自慢っぽいツイートになりやすく、ユーザーに嫌味な印象を与えてしまいがちです。

「良い例」では、ストーリー性を加え、ユーザーに希望を持たせるような文にしています。

このようなツイート文にすることで、ユーザーが自分事化して応援したい気持ちが促されます。


【相手にも挑戦を促したいツイートの場合】

良くない例:「私は○ヶ月で6桁達成できたから、あなたもできるはず!」

良い例:「なんとか○ヶ月で6桁達成ができました!今度は私からも応援するので是非一緒に頑張りませんか?」

「良くない例」は、暗に他の人より自分は優れているとマウントをとっているイメージがでてしまいます。

一方、「良い例」では、ユーザーへの寄り添いを持たせて、頼もしい味方として感じてもらいやすくなります。


シェアを促す


シェアをしたくなるポストは、リポストを狙って拡散したい場合に活用すると効果的です。

シェアを狙ったポストはペルソナにとって有益な情報であることを意識しましょう。

有益な情報のポストは継続して情報を得たいと思わせることで、フォロワーの獲得にもつながりやすいです。

有益な情報発信をするコツは下記になります。

【】をつける 【報告】、【注目】、【注意】、【危険】など主張を強調することで、ユーザーの目をひくことができます。
業界最新の情報 最新であり、かつ個人の意見があるとコミュニケーションにつながる可能性が高まります。
宣伝・告知は控える 基本的に宣伝・告知が拡散されることはほぼありません。
また、外部リンクの設置をX(旧Twitter)が嫌う傾向にあるため、フォロワーが少ない段階で商品紹介などは避けることをおすすめします。

リプライを中心とした交流重視


質問を中心としたツイートもユーザーから反応を得たい場合に効果的です。

下記の事例は「質問」機能を活用した気軽な参加型のコンテンツにすると副次効果でコメントがつくことも起こりやすいです。




分かりやすい文章の構成


下記の点を意識してポストすることで、ユーザーから理解されやすく、短い文章で説得力を持たせることができます。

  • 「主張」・「具体例」・「まとめ」
  • 箇条書き

【主張・具体例・まとめ】


上のポストはこの型で構成されています。

主張 「人は環境に引きずられる。」
具体例 「会社のスピードが遅いとこれまであくせくスピーディに働いていた人もいつしか慣れが生じスピードが遅くなる。」
まとめ 「環境に左右されず自らのスピードを落とさない人は凡人、自らのスピードで周りを巻き込み全体のスピードを牽引できる人は賢人。」

【箇条書き】

こちらも箇条書きにすることで、ひと目で内容を理解しやすいです。



このように多くの情報を記載する場合、箇条書きを使用することで少ない文字数でわかりやすく伝えることができます。


リッチメディアを活用する




画像・動画を使用すると、アルゴリズム上の優遇もありますが、タイムラインで画面の占有率が上がるため、認知を得やすいです。


初動で多くの反応を得る


X(旧Twitter)から高い評価を得るには、初動の評価が重要になります。

理由はタイムラインを「最新のツイート」にしているフォロワーを介して「ホーム」に表示させるためです。

各ポストは「最新のツイート」の表示から次の時間内で評価されると言われています。

  • ツイート直後の10分の反応数
  • 1時間以内の反応数

したがって、初動で高い反応を得るには、最適な時間帯と発信数がポイントになります。


時間帯


狙うターゲット層によって変わりますが、ビジネスマンを対象にする場合、効果的な時間帯は下記になります。

  • 7~9時頃:通勤時間
  • 11~13時頃:お昼休み
  • 20~22時頃:家で休み

発信数


X(旧Twitter)はタイムリーな情報を優遇する傾向にあるため、発信数は1日5ポストくらいがおすすめです。

また、イベントや何かの告知をしたい場合は、ポストする数の頻度をさらに増やして露出度を上げると効果的です。


ハッシュタグを活用する


ハッシュタグの活用も新規ユーザーへのアプローチに効果的です。

理由は次のとおりです。

  • ハッシュタグ検索で発見されやすい
  • トレンドに載りやすい
  • 商品・サービスの口コミを集められる

ハッシュタグ検索で発見されやすい


ツイートにハッシュタグをつけることで、フォロワー以外のユーザーに投稿を見つけてもらいやすくなります。


トレンドに載りやすい


twitterトレンド

出典:Uplabs

短期間で多くのユーザーによってつぶやかれたハッシュタグは、「トレンド入り」されることがあります。

「トレンド入り」とは、検索欄の「トレンド」にランキング形式で最大29個表示されます。

この「トレンド入り」のハッシュタグを使うことで、「トレンド」タブの表示でフォロワー以外のユーザーに表示されやすくなります。

ポストの内容に関連するトレンドがあれば、積極的に活用しましょう。


商品・サービスの口コミを集められる


商品固有のハッシュタグ*を使うことで、ユーザーからハッシュタグ検索によって、その商品に対するリアルな口コミ・評判を得ることができます。

Point

*一度のツイートにハッシュタグは2つまでにするよう公式から推奨されています。
文字数も減ってコンテンツの質が下がる可能性もあるので、適度な量で活用しましょう。


インフルエンサーにアプローチする


インフルエンサーのポストにアプローチすることも重要です。

理由は次の2つです。

  • インフルエンサーに存在を認知してもらう
  • インフルエンサーのフォロワーに認知してもらう

インフルエンサーに効果的なアプローチは次になります。

  • 引用リポスト
  • メンション
  • いいね
  • リプライ

引用リポスト




引用リポストとは、他人のツイートにコメントを添えてリポストする機能です。

コツとしては、インフルエンサーが自分では言いづらい内容を代弁してあげることです。

例えば、「このポストの内容を実践して、収益があがりました!」など、実際の成果報告があると他のユーザーにも有益な情報として感じられやすくなります。

このようにインフルエンサーが自身で有益だと思っている気持ちの代弁をすることで、インフルエンサーから感謝され、エンゲージメントにつながる可能性が高まります。


メンション




例えば、インフルエンサーが発売している商品やサービスをメンション付きで紹介します。

メンションつきでポストされて嫌がる方は少ないです。


いいね


最もカンタンにインフルエンサーにアプローチできる方法なので、積極的に活用しましょう。

注意点として、1時間内でいいねできる数が約200回までと言われているため、自分のフォロワーやインフルエンサーに集中して、効果的に活用することをおすすめします。


リプライ


リプライする際のコツは、

相手を名前でよぶことを意識すると親近感が出て効果的です。

さらに3行程の内容でリプライすることで、しっかりと内容を把握していることを相手に伝えられ、コミュニケーションにつながる可能性が高まります。


減点要素を意識する


ここまで、アルゴリズムから高い評価を得る方法を解説しましたが、逆に減点される要素もあります。

下記減点要素になります。

  • 外部リンク
  • 文字数が少ない

外部リンク


外部リンクが貼ってあると、X(旧Twitter)からの離脱が発生してしまうため、減点の対象となります。

外部リンクにもそれぞれ減点度合いがあり、具体的な数値は公開されていませんが、特に「Instagram」「YouTube」への誘導は減点が大きいと言われています。

誘導のコツとしては、後に詳しく解説しますが、DMを活用してコメントに反応があったユーザーに対し、ページの誘導や商品の紹介をするのがおすすめです。


文字数が少ない


文字数が少ないと、コンテンツの質自体が低いとX(旧Twitter)からみなされます。

とにかく投稿頻度を重視しすぎてしまい、短文の投稿ばかりになってしまっている場合は注意が必要です。

短文で直感的なユーザーの反応を得たい場合以外は、なるべく100文字以上の文字でツイートすることをおすすめします。


DM機能を活用して信頼関係の構築


DM機能とは、直接他のアカウントの方とメッセージのやりとりができる機能です。

DM機能の利用は、ある程度エンゲージメントの高いフォロワーが増えてきた段階でフォロワーと深い信頼関係の構築に活用します。

この機能は他の人に見られることがないため、より深く他のアカウントの方とコミュニケーションをすることができます。

Point

注意点として、DMを誰かれ構わず送ることは避けましょう。
「売り込み」や「怪しい」と思われてしまうと、フォローの解除につながってしまう恐れがあるため、エンゲージメントの高いユーザーに対してのみ送ることをおすすめします。

DMを効果的に使うコツは次のようになります。

  • 短い自己紹介
  • 短い要件と目的
  • 相手に返信するメリットを伝える

短い自己紹介


まず相手への配慮を伝えた上で自己紹介をしましょう。

このとき、必ず名前を載せることをおすすめします。名前がないだけで「怪しさ」を感じさせてしまう恐れがあります。

例:「突然のDMを失礼します。中小企業でウェブマーケターをしている○○と申します。」

上記は最低限の情報で端的に伝えておりますが、企業名や相手にとってメリットになりそうな内容は記載すると効果的です。


短い要件と目的


端的に要件と目的を伝えましょう。目的が伝わらないと怪しく思われるため、返信をもらえる確率が低くなります。


相手に返信するメリットを伝える


相手に返信したくなるようなメリットの提示をすることで、返信がもらいやすくなります。

例:「○○フォロワーを達成した記念で限定10名のフォロワーさんにのみ○○の資料を送付させていただきたく思っています。ご興味がありましたらご返信いただけると嬉しく思います。」

「○○フォロワー達成した記念」というように、きっかけを含めると前のめりな営業に感じられにくくなるのでおすすめです。


以上の項目を意識してDMを活用することで、信頼関係を深めることができ、フォロワーを顧客にすることもできます。

ここまで、X(旧Twitter)で集客するための認知を得て、そこからDMで集客する方法について解説しました。

次に、投稿したツイートの効果測定を行う方法について解説します。


Twitterアナリティクスで分析する


集客をしていく上で、自分のツイートがどのくらい見られているか、どのくらいユーザーから反応があったかを分析し、常に改善をしていく必要があります。

X(旧Twitter)では、これまでのツイート数やこれまでの表示された回数を確認するためのツールとして、「Twitterアナリティクス」があります。

参考: ~Twitterアナリティクス~

Twitterアナリティクスを活用することで、ツイート毎の詳細な反応が確認できるため、効果測定にはかかせないツールです。

まずは、Twitterアナリティクスで分析できる指標について紹介します。


ツイートの数値を確認する


Twitterアナリティクスでは、主に3つのタイプで分析ができます。

  • ホーム
  • 月ごとの概要とハイライト
  • ツイートアクティビティ

ホーム


ホームで確認できる指標を紹介します。

ツイート アカウントから発信したツイート数
ツイートインプレッション ツイートしてから何回表示されたか
プロフィールへのアクセス プロフィールがどれくらい表示されたか
@ツイート フォロワー数の増減が確認できる

28日間で前月比が確認できます。

まずはこの箇所を見て、前月と比較をしましょう。


月ごとの概要とハイライト


ホーム画面内では、月別で下記の項目が一覧で確認できます。

トップツイート もっともインプレッションの多かったツイート
トップのメディアツイート もっともインプレッションの多かった画像/動画つきのツイート
トップの@ツイート もっともエンゲージメントの高かったメンションつきツイート
トップフォロワー その月にフォローされた、もっともフォロワー数が多いアカウント

用途としては、ざっくりと月ごとで成果のでているツイートを分析する際に活用できます。


ツイートアクティビティ


より細かい投稿単位で結果を確認できます。

下記項目を見ることができます。

  • インプレッション
  • エンゲージメント数
    • リツイート
    • いいね
    • 返信
    • プロフィールへのアクセス
    • リンククリック
    • メディアの再生数
    • メディアのエンゲージメント数
  • エンゲージメント率

特に確認しておきたいのは、「エンゲージメント率」の高いツイートです。

エンゲージメント率は「インプレッション / エンゲージメント数」で算出された指標です。

エンゲージメント率が高い程、ユーザーの興味・関心の高いツイートだったことがわかります。

また、更に細かいデータを確認したい場合は、「データをエクスポート」から確認することができます。


ツイートアクティビティ

出力されたCSVファイルをスプレッドシートなどで確認することで、更に細かい指標が確認できます。


ツイートを分析する


ツイートを分析し、現状伸ばすべきところを明確にします。

それぞれのケースで分析した場合を解説します。


フォロワー数を改善する場合


新規フォロワー数を改善させる場合は、下記の指標でそれぞれ悪化がでていないか確認しましょう。

  • インプレッション
  • プロフィールのクリック数
  • フォロー率

例:インプレッションの数値の変化はあまりなく、プロフィールのクリック数が減っている

ツイートの内容がペルソナに刺さらない内容ではないか、ツイートの質が下がってしまっていないか確認する

このように追うべき指標を明確にすることで、上記のような指標を改善する施策が可能になります。



外部サイトへのアクセス数を増やす場合


ツイートアクティビティの詳細からCSVファイルを出力し、データを確認をします。

外部サイトへのアクセス数は「URLクリック数」を確認することでわかります。

URLのクリック数が多いツイートを分析し、その時に添えた文章などからヒントを探し出すことができます。


ツイートの拡散力を改善する場合


こちらもツイートアクティビティの詳細から出力されたCSVファイルでデータを確認をします。

ツイートの拡散力を確認する場合、「リツイート」と「リツイート率」を確認します。

リツイート率が高いツイートを確認し、どういった内容が「リツイート」されやすいかが分析できます。

また、「いいね」の数も一緒に洗い出すことで、「いいね」をされていても「リツイート」の数が少ない、などの分析もできます。

この場合、「共感はしたけど他人に共有する程ではないツイート」といったことが考えられます。


ここまで、分析の方法も含めて集客する方法を解説しました。
分析をすることで、PDCAを素早く回し、着実に質の高いフォロワー獲得をめざしましょう。


まとめ


今回は次の内容で解説しました。

  • Twitterで集客が可能かどうか
  • Twitterで集客を始める前に知っておくべきメリットとデメリット
  • 運用の方向性の決め方
  • Twitterで集客する方法

Twitterを上手く活用することで、予算をかけずに多くのユーザーに情報発信することが可能になります。

有益な情報とセットで、影響力を高めていきましょう。

本記事をご覧になって実際にTwitterを運用してビジネスに活用を考えている企業様向けの限定資料をご用意しております。

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    寺澤 大河

    inglow エンジニア兼マーケティングチーム所属。寺院での修行を経て、エンジニアとしてinglowに入社。SNS広告の自動化システムの開発やタスク管理ツールなどの実装を経験後、マーケティングチームにてSEO・マーケティングオートメーションを活用したコンテンツマーケティングに携わる。またWeb広告運用を習得し、マーケティングとシステムエンジニアの知見を活かし、サイト構造とWeb広告の両方の側面で最適化した運用を実現している。


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