【2024年更新】YouTube集客で失敗しない方法を制作過程から徹底解説!
カテゴリ:集客
本記事は、以下のような悩みを持たれた方に向けて書いております。
- 今からYouTubeで集客を始めても遅くない?
- YouTubeで集客ができる今流行りのジャンルが知りたい
- YouTubeで集客をする場合どういった準備が必要になるのか知りたい
- YouTubeで集客をするために再生回数を上げる方法が知りたい
今回の記事を読むことで、これからYouTubeで集客を始めようと思われている企業様、既に「YouTubeで配信を始めているけど人が集まってこない」とお悩みの企業様は集客の具体的な方法がわかります。
必見の内容ですので是非最後までご覧ください。
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今からYouTubeを始めて
集客はできるか
結論、YouTubeの集客は今から始めても全く遅くありません。
むしろ企業様であれば今こそ始めるべきです。
YouTubeを今から始めるべき理由は次のとおりです。
- ジャンルによってまだまだブルーオーシャン
- 先駆者をベンチマークできる
- 視聴者の増加
ジャンルによってまだまだ
ブルーオーシャン
YouTubeをはじめる際に気になるのは、参入者が多すぎて今から始めても遅くないかどうかです。
たしかに、近年個人でも企業でもYouTubeを始める方は多くレッドオーシャンになっているという声をよく耳にします。
そのため、まずは自分がYouTubeで配信しようとしている分野の市場を把握することが必要になります。
ここで重要なのは、ジャンルの選定です。
ジャンルによって、始めるのが「厳しいジャンル」と「狙い目のジャンル」がわかれます。
まず、「厳しいジャンル」の特徴として次があげられます。
- 個人でもすぐに始めやすい
- 既に多くの参入者がいる
例えば、個人ですぐに始められる「エンタメ・バラエティ系」や「Vlog・日常系」などは始めやすく、若い層から高齢者の方まで広く参入され、これから始めて集客することは難しいです。
一方で「狙い目のジャンル」の特徴としては次があげられます。
- 専門的な内容
- 会社の製品・サービスを持っていて個人が参入しずらい
- 参入者が多すぎず、少なすぎない
例えば「教育・ビジネス系」のような専門的であったり、ニッチな内容のジャンルであれば、層が限られているのでまだまだ参入の余地があります。
企業の場合、自社のサービスや製品を既に持っていて、さらにその分野の専門知識を持っていることで個人の参入は難しくなります。
また、再生数がそこまで上がるわけではないですが、本当に届けたい情報を視聴者に対して届けられる上、自社のコンテンツを詳しく知ってもらいやすいので集客に向いていると言えます。
先駆者をベンチマークできる
YouTubeをこれから始める人にお伝えしたいのは、「後発者有利」の点です。
これまでのYouTubeはジャンルもあまり開拓されていないことから、何をはじめたら再生回数が増えるかわからなかったことが多いです。
なので「とりあえずやってみよう」というのがほとんどでした。
一方、現在だと多くの競合も増え、トレンドも今伸びているジャンルや出来事が分析しやすくなっています。
自分がこれから始める分野がどのくらい市場としてニーズがあるか、また競合はどういった配信の仕方をしているかを分析し、少ないコストで効果測定を行うことができます。
視聴者の増加
視聴者は近年さらに増加しています。近年の傾向について見てみます。
YouTubeがテレビに置き換わる程の動画コンテンツとして定着していることは周知の通りでしょう。
2019年頃までは一般の個人が独自コンテンツを配信し、YouTube内で人気者になるというのがYouTubeでした。
個人が配信をしていることから、視聴者数もテレビほどはいなかった印象です。
しかし、デジタルの普及とコロナ禍でユーザーの在宅時間が増えたことなどの影響で視聴者が急増しています。
さらに近年では視聴者の急増に伴い、芸能人・スポーツ選手・専門家などのYouTube進出も多く、YouTubeの市場は圧倒的に広がっています。
ここで注目すべきはYouTubeの市場が急拡大したことで企業が知名度の向上やPRをするために参入するようになったということです。
企業の参入が増加した理由は、あらゆるジャンルにおいて、プロの参入によりコンテンツが強化され、視聴者の年齢層が広がったからであると考えられます。
下記のデータは年代毎のYouTubeの閲覧頻度を表したものです。
出典:「よく見るYouTubeのジャンルは?」LINEリサーチ
他のSNSでは、それぞれの特徴によって年齢層に偏りがあります。
しかし、YouTubeはテレビメディアとほぼ同じ規模にまで成長したことで、配信する場合はあらゆる世代に広くリーチすることが可能になります。
ここまで、YouTubeはこれから始めても遅くない、むしろ今から始めるべき理由について解説しました。
では次にYouTubeの集客に向いている特徴について解説します。ここをおさえることで、YouTubeの特徴を活かした配信ができるようになります。
YouTubeで集客する
メリット・デメリット
YouTubeを今から始めても集客ができることがわかったところで、次は特徴を理解しておきましょう。
YouTubeの特徴がわかった上で始めると方向性や配信の仕方などがより見えてきます。
メリットとデメリットをそれぞれ解説します。
メリット
メリットは次のとおりです。
- 多くの情報をユーザーに届けられる
- 低予算で始められる
- 検索エンジンに強い
- 親近感・信頼感を上げられる
- 会社の資産になる
多くの情報をユーザーに届けられる
集客効果が高い理由は、単純にYouTubeが動画コンテンツだからです。
YouTubeで配信した1分間の動画は、一般的なWebページの3,600ページ分の情報量と同じだと言われています。
このことから、近年では「1社に一つのホームページ」ではなく、「1社に一つのYouTubeチャンネル」を持つことのほうが重要視される傾向があります。
低予算で始められる
YouTubeで配信をしようと思うとハードルが高く感じるかもしれませんが、実際はスマホひとつでも始めることができます。
さらに、動画編集やサムネイル制作のソフトも無料であるため、一般的な質であれば誰でも始められます。
しかし、企業として発信する際は、必要最低限のマイクや照明などでユーザーにストレスなく情報を届けることを意識することをおすすめします。
配信用の機材については下記リンクでクオリティをあげるための機材の紹介をされておりますのでご参考ください。
参考:
~こだわり機材で差をつける、YouTube配信用機材9選~
検索エンジンに強い
最近では「動画SEO」と呼ばれ、通常のウェブサイトだけでなく動画にも検索順位を向上させるためのSEO対策があります。
こちらも通常のSEO対策同様タイトルに狙っているキーワードやキーワードタグの選択をすることで、検索の上位に表示されます。
つまり、先行者の過去の人気動画ばかりが必ずしも検索で上位に表示されるわけではなく、動画SEOをおさえることで新しい記事でも上位に表示されやすくなります。
親近感・信頼感を上げられる
YouTubeを配信することで、知らない間に顧客からファンになってもらうことも多々あります。
信頼感を上げるためには、顔出しの配信がおすすめです。
顔が出ていることでユーザーに与える情報は多く、話し手の仕草・声・雰囲気などがユーザーに伝わります。
それによって顧客の信頼は増し、親近感もぐっと高まります。
また、直接会うことが難しい遠方の顧客も、YouTubeを見てもらうことで親近感が高まり、成約につながりやすくなります。
会社の資産になる
一度動画を公開すると、それが資産としてストックされていくことが特徴です。
チャンネルに興味を持ってもらうと過去の動画を見てくれるユーザーが出てきます。
また、限定公開などを活用して特定の期間、特定の人にだけ見せることもできます。
このように繰り返し利用ができることもYouTubeの強みです。
デメリット
デメリットは次のとおりです。
- 効果が出るまで時間がかかる
- 動画の編集・サムネイルの作成にスキルが必要
- コメントの内容によっては企業の信頼を損なう
効果が出るまで時間がかかる
YouTubeを投稿してから、問い合わせの増加や売上の増加など目に見える成果が出るまで時間がかかるため、数ヶ月は見ておくといいでしょう。
個人のバズを狙った投稿とは違い、初動ですぐに再生回数が増え、問い合わせにつながることは滅多にありません。
投稿を重ねて、ある時投稿した内容がユーザーの興味や関心にマッチし、興味を持ってもらうことで過去の動画も見られ、徐々に効果が現れていきます。
動画の編集・サムネイルの作成にスキルが必要
動画の内容や趣旨にもよりますが、最低限の編集が必要になる場合が多いです。
例えば、テロップやサウンドエフェクトをかけるなど視聴者が見やすくなるような工夫が必要になります。
また、一覧画面や動画再生の前後に表示される「サムネイル」も作る必要があります。
ユーザーはタイトルよりサムネイルの文字を見て興味を持ち、動画を視聴することの方が多いです。
そのために、サムネイルに文字や話し手の画像などを入れたりするスキルは必要です。
コメントの内容によっては企業の信頼を損なう
YouTubeの動画がある程度認知されると、たまにアンチコメントがつくことがあります。
アンチコメントは、チャンネル内でのユーザー同士の口論の原因になったり、それを見た他のユーザーに悪い印象を与えてしまう場合があります。
アンチコメントに対しては次の対応をしましょう。
- 返信はしない
- 放置はせず、ブロックする
YouTubeで集客する方法
ここからは集客をするために必要最低限やっておくべきことを解説します。
まだYouTubeで配信設定をしていない方は、下記のリンクを参考に設定しましょう。
参考:
~YouTube動画配信の始め方!今すぐ始めて収益化してみよう~
最初に結論をお伝えします。
YouTubeで集客するには、
再生時間を長くし、良い動画としてYouTubeに評価してもらうことで広くユーザーに認知してもらうことです。
まずは、動画の制作から、次にどのように運用していくことで再生時間をのばすことができるのかを次の流れで解説します。
- 動画を制作する段階
- 再生時間をのばす運用の段階
動画を制作する段階
制作の段階で方向性ははっきりとしておくことが重要です。
下記を意識した制作を心がけましょう。
- 集客のターゲットを明確にする
- 動画制作に必要な3つの要素を意識する
集客のターゲットを明確にする
YouTubeで集客をする前に、まずどんな人を集めたいのか決めておく必要があります。
ターゲットは具体的であればあるほど、その人に向けた具体的な施策が考えられるため、しっかりとターゲットを絞り込みましょう。
ターゲットを決める要素例は次のようにします。
- 性別
- 年齢
- 職業
- ライフスタイル
- 性格
- 趣味
これらの要素にターゲットの特徴をあてはめ、人物像を明確にします。
このような考え方を「ペルソナ」と言います。
ペルソナについて深く学びたい方は下記リンクをご参考ください。
参考:
~【2024年版】これだけは知っておくべき!Web集客の方法と種類~
動画制作に必要な3つの要素を意識する
動画の制作で必要な3つの要素があります。
「出演者」×「ジャンル」×「企画」
それぞれを深堀りしていきましょう。
出演者
視聴者が見たいものとして大きく2つの軸に分けられます。
それは「情報軸」と「人軸」です。
出演する人にファンが多い場合はコンテンツの中身よりも出演している個人を強調させます。
芸能人やタレントなどの配信がこれにあたることが多いです。
一方で、認知度やファンが元々いない人が日常生活などの配信しても再生数は増えにくいです。
その場合は情報重視で「流行」や「新しいサービスのレビュー」を配信することで、知りたいユーザーから再生されるようになります。
企業様で自社の知名度がそこまで高くないと感じた場合は、まずは「情報軸」で配信することをおすすめします。
ジャンル
ジャンルの選択で市場規模が変わるため、慎重に選ぶ必要があります。
下記のデータはジャンル別のチャンネル数を表した指標になります。
出典:どんなジャンルがシェア率高いの!?TOP YouTuberの再生数の多いジャンルを調べてみた!
最新のデータは以下の通りです。
出典:【成功事例から分かる】YouTubeチャンネルを伸ばす方法 前編
これからはじめる場合は次の項目を重視してジャンル選びをしましょう。
- 一定の市場規模がありながら、まだ確立されていないジャンル
- 「バラエティ」的なマルチジャンルよりも少しニッチで専門的
- できるかぎりトレンドを重視する
企画
企画を考える際のフレームワークとして、「3H」という考え方があります。
HELP | ユーザーの知りたい情報を与える課題の解決を重視 |
---|---|
HUB | 継続的に見てもらうシリーズ重視 |
HERO | 応援したくなる、拡散したくなるイベント重視 |
この3つをバランスよく配分したコンテンツを制作することで、認知の拡大や継続的に見てもらうことができます。
ここで重要なのはコンテンツにも緩急をつけることです。
始めは「HELP」を重視した「情報軸」で配信し、「HUB」を意識したシリーズもので配信し、継続的に動画を見に来るユーザーを獲得します。
次に登録者がある程度増えた段階で「HERO」を意識した少し緩めのコンテンツを展開し、ファン層を広げていくことが可能になります。
ここまでをまとめると、
- ターゲットを明確に決める
-
「出演者」×「ジャンル」×「企画」の3つの要素を意識する
- 軸を「情報軸」か「人軸」か決める
- ジャンルの選定
- 「3H」を意識した企画の構成で制作する
これらをおさえておくことで、一貫性のあるコンテンツを作ることができます。
再生時間をのばす運用の段階
ここからの話は、配信をしていく中でどの数字を追っていき、どこを改善していくことで集客につながるのかを解説します。
始めに集客をするには再生時間をのばすことが重要だとお伝えしました。
YouTubeのアルゴリズムでは、「再生時間の長さ ≒ 良い動画」として評価されます。
再生時間とは、ユーザーに視聴された時間を意味します。
良い動画として判断されると次のセクションで頻繁に表示されやすくなります。
- 検索
- ホーム
- おすすめの動画
- 急上昇
- 登録チャンネル
これらのセクションに表示されると、急激に動画の再生数が増加します。
したがって、一定の認知を得るためにまずは「良い動画」として評価されることを目指す必要があります。
再生時間を上げるには次の公式を知ることが重要です。
このように細分化すると、まず「総再生時間」を増やすには次の公式が必要になることがわかります。
「総再生時間」=「再生回数」×「平均視聴時間」
次に「再生回数」を増やす公式は次のようになります。
「再生回数」 = 「表示回数」×「クリック率」
「平均視聴時間」を伸ばす公式は次のとおりです。
「平均視聴時間」 = 「動画の長さ」×「平均視聴維持率」
「総再生時間」が「再生回数」と「平均視聴時間」によって構成されていることがわかりました。
ここから深堀りし、具体的に「再生回数」を増やすための「表示回数」の増やし方、「平均視聴時間」を伸ばすための「平均視聴維持率」を上げる方法について解説します。
表示回数の増やし方
表示回数の増やし方は3つあります。
- タイトルに狙っているキーワードを入れる
- Google検索からの表示を意識する
- ベンチマークした動画に寄せたコンテンツで関連動画として表示させる
タイトルに狙っているキーワードを入れる
先にYouTubeのメリットで「動画SEO」というものがあることをお話ししました。
この「動画SEO」を意識することで、まだあまり再生数や登録者が少ない段階で検索の上位に表示させることができます。
タイトルに含めるキーワードを適切に選ぶことで、表示回数は大幅に変わります。
キーワードを見つける方法は次の通りです。
- 直接YouTubeの検索窓で入力し、どのくらい動画が存在するか調べる
- Google Trendsを活用する
- 有料ツールを活用する
1つ目の方法は、タイトルに入れたいキーワードがYouTubeの検索でひっかかるものかどうか実際にYouTubeの検索窓で狙っているキーワードを調べることです。
このとき、YouTubeの検索で既にある程度の動画が存在している場合は、その動画の関連動画として表示されるため、タイトルに含めると効果的です。
2つ目の方法は、「Google トレンド」を使用し、狙っているキーワードの様々な表現で検索して、伸びている傾向のキーワードを抽出します。
傾向として伸びているキーワードをタイトルに使うことでユーザーの検索でも表示されやすくなります。
上記のデータは「プログラミング」「コーディング」「エンジニア」で検索した結果です。
上記の例では、ある一定の時期で「エンジニア」というキーワードが急増していることがわかります。この場合「エンジニア」というキーワードをタイトルに含めると表示される可能性が高いです。
参考:
~Google Trends~
3つ目の方法は、有料ツールの活用です。
「Ahrefs」という有料キーワードツールを使います。
Keywords explorerで検索することで、検索したキーワードのボリュームや関連キーワードが一覧で表示されるので狙い目のキーワードがわかります。
参考:
~Ahrefs~
また、同時に気をつけるべきこととして、表示された動画を実際にクリックしてもらう工夫も必要です。
タイトルに入れるキーワードは「5W1H」「ネタバレをさせない」「長すぎない」などユーザーに興味を持ってもらいやすい工夫をしましょう。
上の例でタイトルを見てみましょう。
What(何について)→「Instagram」、
Where(どこ)→「ビジネス活用」、
Who(誰のこと)→「プロフィール欄やハッシュタグ(の間違った使い方をしている人)」
と上記のようにある程度ターゲットを明示してあげることでユーザーから「私のことかも」と感じてもらいやすくなります。
Google検索からの表示を意識する
YouTube内の検索だけでなく、キーワードによってはGoogle検索をした場合にも動画が表示されることがあります。
こういったGoogle検索で表示されるキーワードを「ビデオキーワード」といいます。
ビデオキーワードのタイプは厳密に決まっているわけではありませんが、傾向として次のコンテンツの種類が表示されやすいです。
- チュートリアル
- ハウツー
- レビュー
- デモンストレーション
- プレゼンテーション
上は「YouTube 集客の仕方」と検索した場合の表示結果です。
「作り方」「方法」「仕方」などユーザーの課題解決に重視したコンテンツが表示されやすいです。
ベンチマークした動画に寄せたコンテンツで関連動画として表示させる
コンテンツをそのまま真似するということではなく、競合のコンテンツからヒントを得て、
オリジナリティを加えて配信することです。
これにより競合の関連動画として表示されやすくなります。
この時ベンチマークするのは、ある程度自社の再生回数やチャンネルの登録者数が近い競合を狙うと効果的です。
表示回数を増加させる方法についてまとめると次のようになります。
- ツールや検索窓を活用し、タイトルに狙っているキーワードを入れる
- Google検索からの流入ができるコンテンツを意識する
- ベンチマークしている動画をヒントにコンテンツを作り、関連動画としての表示を狙う
平均視聴時間を上げる
次に視聴時間をあげる方法について解説します。
よくある失敗例として、YouTubeでは再生時間が長いことで評価されるから、とにかく長い動画を作ってしまい、結果として評価を下げてしまうことが往々にしてあります。
何故そのようなことが起きるかというと「平均視聴維持率」が見落とされがちだからです。
平均視聴維持率とは、「一本の動画をユーザーがどれくらい視聴しているか」を表す指標です。
例えば、5分の動画の場合は、3分視聴されれば平均視聴維持率は60%となります。
この指標が高いことを意識する必要があります。
平均視聴維持率を改善するためには次の項目を意識しましょう。
- コンテンツの後半でだれさせない
- オープニングが長い
- タイトルとコンテンツの関連性が低い
コンテンツの後半でだれさせない
動画のテーマについて一通り話し終わったのにもかかわらず、脱線した話をしてしまう場合などがこれに当てはまります。
ユーザーに関係ない内容を話していると思われたらそこですぐに離脱されてしまいますので注意しましょう。
オープニングが長い
よくあるのは、権威付けのために自己紹介が長すぎるケースです。
ユーザーは、早く内容を話してほしいのに、動画がいつまで経っても内容に入らないと、他の動画を探しにいってしまいます。
これも離脱につながりやすいです。
タイトルとコンテンツの関連性が低い
ユーザーから信頼を失うケースとして、とにかく表示回数を増やそうとして、関係のないキーワードをタイトルにして内容とズレてしまっている場合です。
よく比較のレビュー動画をする場合、「どちらが上か」とタイトルにつけることがあります。
しかし、実際の内容は「結局どっちがいいかよくわかりませんでした」といったオチだと、「このチャンネルは関係のない情報を発信している」と思われてしまい、そのチャンネルの動画を見る可能性はがくっと下がります。
タイトルと内容がしっかり合っているか気をつけましょう。
ここまで平均視聴維持率の具体的な上げ方を解説しました。
平均視聴維持率を分析するためには、それなりの動画の量と素早いPDCAを回すことが重要です。
平均視聴維持率を上げる方法をまとめると次の流れで解説しました。
- 平均視聴時間をあげるには、単純な時間の長い動画を作成するのでなく、離脱の少ない「平均視聴維持率」をあげる
- 平均視聴維持率をあげるには、話をあまり脱線させない
- オープニングは短めにする
- タイトルとコンテンツの関連性を意識する
最後に再生時間を伸ばすおさらいをしましょう。
- 再生時間を伸ばすためには、「再生回数」×「平均視聴時間」を増やすこと
- 再生回数を増やすためには、「表示回数」×「クリック率」を上げること
- 平均視聴時間を伸ばすためには、「動画の長さ」×「平均視聴維持率」を上げること
上記の公式を常に意識して、質の高いコンテンツ制作を心がけましょう。
また昨今ショート動画が流行っていますよね。YouTubeショート動画にちなんで、TikTokで集客する方法も別の記事にまとめております。
詳しく解説しているので、TikTok集客について深く知りたい方は、ぜひこちらもご覧ください。
短期間で成果を出すYouTube広告で集客
短期間で成果を出したい場合、YouTube広告で集客することをおすすめします。
YouTube広告は主に下記の2種類で配信ができます。
- インストリーム広告
- アウトストリーム広告
インストリーム広告
インストリーム広告は、YouTube内で配信される広告を指します。
インストリーム広告の特徴は次のとおりです。
- 再生される動画の挿入場所が選択可能
- 動画の再生時間、スキップ可能か不可かなど細かい調整が可能
- プラットフォーム内でコンテンツと同じサイズで表示可能
- プラットフォーム毎に蓄積したデータでターゲティング可能
アウトストリーム広告
アウトストリーム広告とは、プラットフォーム外のWebサイトやアプリに配信される広告を意味します。
アウトストリーム広告は、プラットフォーム毎に提携しているパートナーサイトにまで広告を掲載でき、インストリーム広告ではリーチできない層にまで広告を見てもらいたい場合に効果的です。
アウトストリーム広告の特徴は下記になります。
- インストリーム広告より多くのユーザーに動画を表示させやすい
- コンテンツを阻害しないため、広告が嫌悪されずらい
詳しくは、下記のリンクをご確認ください。
ここまで、YouTube広告の種類を解説しましたが、既に始めている方、あるいはこれから始めようと考えている方は下記のお悩みはありませんか?
- YouTube広告を始める場合、どんな動画を用意したら良いのか分からない
- 広告感があると視聴してもらえないってよく聞くけど、どうやったら広告感のない動画が作れるのか知りたい
- YouTube広告は種類がたくさんあるけど、どの種類で配信すれば効果的なのか分からない
- 始めてみたいけど、他の広告より予算が高くなりがちな印象がある…
実際に弊社への問合せも上記のご相談が多く寄せられます。
特に予算に関するお悩みは多いですが、弊社にご相談いただくと、驚くほど低コストで配信ができます。
今だけ無料でご相談できますので、詳細につきましては、下記のリンクからお問い合わせください。
まとめ
全体をまとめると次の流れで解説しました。
- これから企業様がYouTubeで集客を始めるべき理由
- YouTubeで集客するメリット・デメリット
- YouTubeで集客する方法
YouTubeの配信活動をしているうちにいつの間にか「とりあえず出す」と量ばかりを重視してしまいがちです。
しかし、常に改善を意識して、効果検証して配信することでやがて徐々に人が見に来るようになり、成約へとつながります。
常にユーザーに満足してもらえるコンテンツづくりを意識して、集客を目指しましょう。
弊社inglowでは、これから広告の運用を考えられている方、あるいはこれから広告代理店に運用をお願いされる方向けに、「業界別Web広告の成功事例」をまとめた資料を無料配布しております。
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寺澤 大河
inglow エンジニア兼マーケティングチーム所属。寺院での修行を経て、エンジニアとしてinglowに入社。SNS広告の自動化システムの開発やタスク管理ツールなどの実装を経験後、マーケティングチームにてSEO・マーケティングオートメーションを活用したコンテンツマーケティングに携わる。またWeb広告運用を習得し、マーケティングとシステムエンジニアの知見を活かし、サイト構造とWeb広告の両方の側面で最適化した運用を実現している。