ニューリテールの先駆け。アリババ運営の盒馬鲜生(ファーマーションシェン)に行ってきました!

カテゴリ:Webマーケティング

公開日:2019.03.13 最終更新日:2020.10.10
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こんにちは。inglowの田中です。

先日、中国に遊びに行ってきたのですが、アリババの手がける盒馬鲜生(ファーマーションシェン)というニューリテールが最高に刺激的でした。

ニューリテールとは?

ニューリテールとは、2016年末、アリババの社長ジャック・マーが打ち出した概念で、オンラインとオフラインを融合させるO2Oの考え方を取り入れた小売業のことです。

ECサイトやWEB広告などの発展により、人々の購買プロセスが多様化した現代ならではの小売の形態と言えます。

ファーマーションシェンに行ってきました!

そして、私、ニューリテールの先駆けである中国のスーパーマーケットの盒馬鲜生(ファーマーションシェン)に行ってきました。

日本のスーパーマーケットではあり得ないいくつかの特徴があるんです。

支払いは基本的アリペイのみ

買い物客はアリペイというアリババ運営の決済システムを利用して決済を行います。

中国は国全体でキャッシュレスが進んでおり、現金を利用する人はほとんどいないのですが、ここまで徹底されている店舗はなかなかありません。

ちなみに開店当初は、アリペイ以外での支払いが出来なかったのですが、キャッシュレスを利用できない観光客や子どものために、今では特例で現金での支払いを受けいれているようです。

オンラインとの融合で30分以内に自宅にお届け

盒馬鲜生(ファーマーションシェン)の商品にはQRコードがついており、これをスキャンすることでオンラインで商品を購入することが出来ます。

しかも、購入してから30分以内には自宅に届けてくれるというのです。

もちろん、オンラインで購入せずにそのまま店舗で購入することも可能です。

購入した食材をその場で調理

盒馬鲜生(ファーマーションシェン)には調理コーナーと食事スペースが設置されており、購入した食材をその場で調理してもらい食べることが出来ます。

私も実際にカニを購入し調理してもらいました。数分前まで生きていた新鮮なカニを食べるのは初体験で、今まで味わったことのないおいしさでした。

まとめ

ニューリテールはオフラインとオンラインの融合や購買体験の提供によって、これまで接点のなかったユーザーを取り入れることを可能にしています。

日本では、家電量販店に訪れるユーザーがその場では購入せずにAmazonなどのECサイトへ流れてしまう問題が時折話題になっていますが、そのような新しい購買プロセスを上手く活用しているのが、ニューリテールなのではないでしょうか。

 

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