メルカリの折込から見るWeb媒体と紙媒体

カテゴリ:Webマーケティング

公開日:2019.02.08 最終更新日:2020.08.24
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CtoC市場で絶大な人気のフリマアプリのメルカリ。

私も昔の服、財布、などの売却でお世話になってる1ユーザーです。

今日はそんなメルカリが実施する紙の広告のお話。

画像引用:メルカリが「新聞織り込みチラシ」を展開する本当の狙い/日刊工業新聞より

面白いニュースですね。こうゆう紙媒体回帰、実はすごい好きです。

普段やれWebだ、デジタルマーケティングだ、MAだって言ってる私ですが、実は前職ゴリゴリのローカルフリーマガジンや、折込チラシ、新聞広告(もちろんWebも)を実施していた総合広告代理店アドマンでした。

なので、Webプロモーションとマーケティングオートメーションやりながら、心の奥に絶対忘れないようにしてるのは、「紙×Web○」みたいな短絡的な考え方は間違っているということ。また紙だろうがWebだろうがメリットデメリットは当然ある訳で、プロモーションするターゲットやプロダクトによって使い分けは必要であるという事。

じゃあ紙がWebに優ってるの何、というところでいうと、反発を恐れずに言うならば

「効果が高い(成約率が高い)」

と私は思っています。

*大反発される方は多いと思いますが、ちょっともう少し聞いてください(汗

前職で地元フリーマガジンでコンビニのアルバイト求人広告を実施した時の話です。同タイミンで実施してたメディアは他にWeb求人メディア3媒体。

採用結果は・・・

  • Web媒体A 0件
  • Web媒体B 0件
  • Web媒体C 0件
  • 紙媒体   5件

これ本当の話です。ちなみに場所はかなーり地方。

皆さんも自分が応募する立場で考えてもらうとよく分かるかと思うんですが、Web応募ってめちゃ手軽ですよね?その手軽さから一括応募して当日面接来ないなんてざらにあるんですよね。

でも紙で見てわざわざ電話で予約してってなるとドタキャンはあまりない。あとそのハードルくぐってる以上、本人もそこで働きたいマインド結構上がってる訳なんですよ。

これはリクルーティングだけに関わらず、販促・実売においても、サービスや地域、ターゲットによっては十分に同じことが言える話です。

え?じゃあなんでデジタル専業やってんの?って話になる訳なんですが、それでもやっぱり幅広い業界・サービスで安価に相対的に費用対効果高い広告やりたいとなると、やっぱりデジタルに行っちゃう訳なんですよね。

ただスケールメリットがある企業にとっては今回の新聞広告やもちろんTVなどのマスは、アプリ会社やゲーム会社が一挙にシェア取りするために使ってる通り有効です。

逆にきめ細かくローコストで費用対効果を地道に上げていこうとすると、ディスプレイ広告にせよ、インフィードにせよ、リスティングにせよ、やっぱりターゲティングの精度が高いことはデジタルの強みです。

今回のメルカリの話で行くと、シニア層取り込み目的、でも短絡的にじゃあ新聞やっちゃおうではなく、全国でも地元紙・ブロック紙が比較的強い愛知県と北海道での展開、そして更にバズるクリエイティブ、と、戦略的に考えられているなぁと思います。

それにしても上記の折込チラシのクリエイティブ、、、ツッコミどころ満載です。

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