「動画生活者®統合調査 2019」からみる、動画広告

カテゴリ:動画マーケティング

公開日:2019.08.29 最終更新日:2020.08.22
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先日、博報堂DYグループ で、動画を使っ たマーケティング効果の最大化を目指すプロジェクト「hakuhodo.movie」から、

「動画生活者®統合調査 2019」の調査結果が発表されていました。

その中に、動画広告についての興味深い内容がありましたのでご紹介します。

 

「動画生活者®統合調査 2019」とは?

スマートフォン普及により、動画がいつでもどこでも視聴できるようになり、動画配信サイトが増え、動画を配信する事もカルチャーになっている現代での「動画生活者」に対する調査です。

 

「動画生活者」の定義に関しては、2018年の同調査により定義されています。

「動画生活者TM」とは
従来の受動的な「視聴者」と異なり、“見て楽しむ”だけでなく、自ら動画を“使いこなし”て自らの生活を豊
かにする、新しい視聴行動をする人々です。本調査による「動画生活者TM」の推計人口は、約3,800万人*と
判明しました。

引用:博報堂「博報堂、 4社横断の動画マーケティングタスクフォースhakuhodo.movie「動画生活者TM実態調査」を実施
動画は「見て楽しむ」から「使いこなす」時代へ。「動画生活者TM」の出現」

 

調査では、「テレビ視聴」と「ネット視聴」といった2つの視聴行動に着目して、

視聴に費やす時間を、「テレビメイン」「ネットメイン」「両方」のグループにおける視聴実態の違い、情報や消費に対する意識差等が分析されています。

 

ネット動画視聴後の消費行動は6割超

「ネット視聴メイン層」「テレビもネットも層」の回答から、

ネット動画視聴後に「コメント投稿」や「商品ページの検索」「SNSのシェア」など、消費行動に対してもアクティブであるという結果になりました。

ネット動画視聴後に「コメントを書いた」や「動画内の商品について調べた」など、何らかの視聴後行動をした「ネット視聴メイン層」「テレビもネットも層」は共に6割超、消費行動に対してアクティブであることがわかった。


引用:博報堂「hakuhodo.movie 「動画生活者®統合調査2019」を実施 テレビ視聴もネット視聴も長い「テレビもネットも層」は消費意欲が6割と高い傾向」

同調査内でも挙げられていましたが、

「テレビ」と「ネット」で視聴できる動画に求めるものは、

それぞれ異なるようです。

  • 「テレビ」 広く浅く、ざっくり情報を収集できる
  • 「ネット」面白さや楽しさを重視し、専門的(そこにしかない情報)な情報

そのことからも察することができるかと思いますが、

Youtuberがここまで浸透したのも、これが理由で、動画生活者が求める需要にマッチしているからと言えます。

また、何かを購入する際にネットで調べることは既に一般化していることですが、さらに、より伝えられる情報が多い動画を観て判断する生活者が増えているます。

動画広告においても、そこにしかない情報を届けることができれば、広告意識が少ない状態で、情報を伝達し、消費を促進させることができます。

  

動画広告に対しての印象や関心

ネット動画視聴者には、ネット動画広告が浸透していることもわかりました。

ネット広告自体、「ノイズ」になりやすいイメージですが

「ネット視聴メイン層」「テレビもネットも層」に関して、ネット動画広告の内容まで視聴すると回答した人が、40%と半分近くいました。

ネット動画広告をどれくらい見るかという設問に対して、「ネット視聴メイン層」で 49.6%、「テレビもネット も層」で 46.8%と、半分近くの人がネット動画広告の内容まで視聴すると回答しました。ネット視聴を謳歌す る生活者には、ネット動画広告が寄与することが伺えます。一方「テレビ視聴メイン層」では 24.8%に留ま り、ネット視聴が日常化していない生活者はネット動画広告に対しても関心が乏しい状況が伺えます。

引用:博報堂「hakuhodo.movie 「動画生活者®統合調査2019」を実施 テレビ視聴もネット視聴も長い「テレビもネットも層」は消費意欲が6割と高い傾向」 

このことから、動画広告の内容(コンテンツ)次第では、テレビCMよりも届きやすく、有効的な広告手段になるといえるでしょう。

 

まとめ

WEB広告の中でも、動画を配信する動画広告は主流になりつつあり、

今後5Gが普及していくことで、さらに動画広告の一般化が進んでいくと思います。

 

その中で、一歩抜きに出た広告効果を出すためには、

配信手法だけではなく、コンテンツの構築が重要です。

 

inglowでは、そのコンテンツ内容までお手伝いさせていただきますので、

動画広告を検討しているみなさま、ぜひご相談ください。

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