クックパッドのECサイトが新サービスを導入
カテゴリ:Webマーケティング
本日のクックパッドから面白そうな新サービスを導入するというニュースリリースが発表されていました。
最近個人的に「平成の家族の在り方」に関する内容の記事を読んだこともあり、時代の流れに沿ってるなと感じたのでその記事も合わせてご紹介します。
出典:クックパッド株式会社 ニュース「クックパッドマート、生鮮宅配ボックス「マートステーション」を開発
~駅やマンションなどにも設置可能なスマートロック冷蔵庫を導入へ~」
生鮮食品EC「クックパッドマート」は、昨年2018年9月にリリースされた生鮮食品ECサイトで、精肉店や鮮魚店、農家と提携し、スマホアプリから生鮮食品を頼めて、指定された受け取り場所に好きな時間に取りに行けるサービス。
閉店時間や品揃えに縛られない点や、買いだめをしなくても買い物ができ、送料がかからない点などのメリットが注目され、メディアでも多く取り上げられているそうです。
そして今まで指定された店舗での受け取りのみだったのですが、今後生鮮宅配ボックス「マートステーション」を店舗以外の駅やマンションなどに設置可能なスマートロック冷蔵庫「マートステーション」を導入することになり、オーナーの募集も始めたとのことでした。
クックパッドといえば、レシピを検索したり、自分のレシピを投稿したりと、料理をする方の利用率が高いサイトがメインのイメージですが、そのほかにもスーパーのチラシを掲載するサイトを子会社で運営していたり、料理動画を放送する番組やその動画を撮影するためのスタジオを貸していたりと、料理に関わる課題をWEBコンテンツで解決してきました。
今回も「マートステーション」の導入により、利用者の時間の使い方に変化をもたらし、新たな行動を生み出すことができます。また地域の生産者や販売者が参加できたり、施設の空きスペースの有効活用ができるなど、地域活性化にもつながっています。
昔は料理といえば、主婦の仕事とされてきました。しかし、平成の間に家族の在り方も変化しています。
昨年7月に、博報堂生活総合研究所から発表されていた調査レポートにも、平成30年間で家族に対する意識や役割などが変化し、今後は家事の分担や生活コストの削減などをいかに企業が支援できるかが課題だと書かれていました。
出典:博報堂生活総合研究所調査レポート「家族30年変化」
その点でいくと、クックパッドは、料理というジャンルに留まらず、生活者の時間や行動に変化をもたらしており、現代の家族・家庭において生活を支援している企業だといえますね。
あらゆる商品を開発するときや、商品を世に出すとき、そういった家族や家庭への支援という点を頭に入れてみるように心がけたいものです。
ちなみに「クックパッドマート」は東京の一部地域のみでのサービスなので、ここ名古屋では残念ながら活用できないのですが、今後こういったサービスもどんどん増えていくはずなので、注目していきたいと思います。
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