コロナ対策の要請によって動いたITやWEB関連サービスの企業たち

カテゴリ:時事ネタ

公開日:2020.03.03 最終更新日:2020.10.12
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ニュースでも毎日取り上げられていますが、学校の臨時閉鎖、イベントやライブの中止、テーマパークの休業など、新型コロナウイルス感染症対策によって、一時的に生活の形を変えることになったという方が多い状況下です。

しかし、「ライブを中止すれば払い戻しは必要、グッズの収益も落ちるが、運営費は保険がおりない」「学校を休みにすると、子供を見るために仕事を休まなければならない」「学習面で遅れが出るのではないか」「就職活動の先延ばしで不安」「外国人や毎日の少数のお客さんで持っていたテーマパーク、ホテルが廃業に追い込まれた」など、経済的にも文化的にもマイナスな部分が多く見受けられます。

そんな中で、いくつかの企業は「テレワーク」「自宅学習」「自宅での過ごし方」など、をキーワードに、マイナスな部分を補うため動きを見せていますので、いくつか紹介します。

テレワーク推進支援

テレワーク推進支援「クラウド電話システム無償提供」

株式会社ソフツーという、クラウド型コールセンターシステムサービス事業を行う会社は、テレワークの一層の推進を支援すべく、提供するクラウド型コールセンターシステム「BlueBean®」を無償提供を始めたそうです。

BlueBeanについて
「BlueBean®」は、アウトバウンドおよびインバウンドをはじめとして様々な業務にマルチに対応できる高機能CTIをコンセプトに、1ライセンス(同時発着信数1および同時オペレータログイン数1)単位での価格体系で低価格での提供を可能にしたクラウド型コールセンターシステムです。コールセンターで求められるCTI機能が月額1万円(2ライセンス~)から導入でき、あらゆる規模の電話業務に最適なソリューションです。

引用:PRTIMES「テレワーク推進支援「クラウド電話システム無償提供」のお知らせ」

 

参考:PRTIMES「テレワーク推進支援「クラウド電話システム無償提供」のお知らせ」

 

働き方改革や、東京五輪での公共の交通機関の混雑対策によって注目されているテレワークですが、実際導入できている企業は多くないと聞きます。

このタイミングをきっかけに実施を試みる企業も多い中で、導入を促すためにもこういったサービスは有効的だなと感じました。

 

学習・教育支援

『スタディサプリ』を無償提供

『スタディサプリ』『スタディサプリfor TEACHERS』を自治体・学校に無償提供しています。学校や先生は『スタディサプリfor TEACHERS』を通して、児童・生徒に『スタディサプリ』上の講義動画や確認テストなど家庭学習の範囲・単元の指示、実施状況の確認ができます。また、コミュニケーション機能での連絡・確認事項の一斉・個別での送受信など、休校中の連絡手段としても活用できるそうです。

参照:PRTIMES「自治体・学校へ『スタディサプリ』を無償提供」

 

総合英語学習アプリ「POLYGLOTS」有料機能を無償提供

株式会社ポリグロッツからは、自宅で英会話オンラインレッスンと自主学習の両方が可能な Diamondプラン(月額6,500円)を 1か月間無償提供されています。

「POLYGLOTS」は、ユーザー一人一人の好みに合わせたニュース記事や洋楽の歌詞などを読みながら、単語を学び、リーディングやリスニングも学ぶことができ英語学習アプリで、1回90分のオンラインレッスンなどが有償で用意されています。この有償部分を1ヶ月無償提供されるそうです。

参照:PRTIMES「【コロナウィルス対応】総合英語学習アプリ「POLYGLOTS」が、英会話オンラインレッスンなどアプリ有料機能を無償提供開始」

 

教育現場では、ちょうど学期末のテストのタイミング、受験シーズンだったこともあり、通常であれば学校で勉強→塾で勉強という流れだったものも、朝から塾に通ったり、家で自分で勉強をしていかなければならないとなると、こういったオンラインの学習ツールは活用しやすく、企業にとっても新規の顧客を取り込むきっかけの一つになっています。

 

自宅での過ごし方支援

電子書籍ストアBOOK☆WALKERにて角川つばさ文庫&角川まんが学習シリーズ207冊を無料公開

株式会社ブックウォーカーが運営する電子書籍ストアBOOK☆WALKERでは、シリーズ刊行10巻以上の人気作『怪盗レッド』『五年霊組こわいもの係』をはじめとしたKADOKAWAの「角川つばさ文庫」作品に加え、小学生に絶大な人気を誇る『どっちが強い!?』シリーズ、「学習まんが 日本の歴史」ジャンル4年連続売上No.1『日本の歴史』などの角川まんが学習シリーズ 等、計207冊を2020年4月5日まで全ページ無料公開しているそうです。

参考:PRTIMES「【全国的な臨時休校に向けた緊急企画】電子書籍ストアBOOK☆WALKERにて角川つばさ文庫&角川まんが学習シリーズ207冊を無料公開!」

   

図書館にいかずとも、新しい本が読めるのは親目線でも安心です。書籍の内容も「日本の歴史」シリーズは学習の助けになるコンテンツなので、暇つぶしだけでなく、小学生の学習としても活用できそうですね。

 

臨時休校支援 「ワタミの宅食」小中高生対象に商品無料でお弁当お届けを決定

ワタミ株式会社は、日替わり夕食宅配を行う「ワタミの宅食」にて3月9日~4月3日の期間、小学生・中学生・高校生を対象に商品代相当無料、お届け諸経費のみ(1食あたり200円/税込)で商品をご提供する緊急支援策を発表しています。

参考:PRTIMES「臨時休校支援 「ワタミの宅食」小中高生対象に商品無料でお弁当お届けを決定」

  

また、食事についても、普段は給食のため親が作らなくても良い食事が今回の臨時休校で必要になっている状況に対しての支援ということで、親にとってはありがたい内容だと思いました。

 

まとめ

多くの企業が、この状況にすぐに対応し、できることから取り組み支援することによって、社会的、経済的にマイナスになってしまった部分を補い合っていくこと大切だと感じます

そして、新型コロナウイルスの一早い収束を願いながら、個人でもできる対策をしていけたらと思います。

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