サブスクやフリマアプリから見る新しい消費モデル
カテゴリ:時事ネタ
皆さんはサブスクやフリマアプリを利用されたことはありますでしょうか。
ここ数日でかなり話題になっているのは「焼肉」のサブスク。
その内容は1ヶ月約1万円で、焼肉が食べ放題というもの。販売開始間もなくして、来店予約が増えすぎてしまったため販売終了になったみたいですね。
他にも、テレビ番組の特集で取り上げられるなど、一般化が進みつつあります。
サブスクとは
サブスクとは、正式には「サブスクリプション」といい、定額で期間内に利用できる「有限期間内の使用許可」という意味のビジネスモデルです。
もともと英語では、雑誌の定期購読のことを示していましたが、現在のビジネスモデルの多様化により、雑誌に関わらず様々なサービスが取り入れるようになったため、利用する行為のことを示すようになりました。
どんなサブスクがあるの?
音楽や動画などに始め、最近ではお菓子やコスメ、さらには車、おもちゃ、飲食など、あらゆる業態で、定額で使い放題なサブスクリプションサービスが導入されています。
出典:Appliv編集部によるアプリ情報マガジン「国内で使えるサブスクリプション51選 おすすめの定額制サービスまとめ」
個人的に驚いたのは、ドクターズミーという医師に相談できるサブスク。
相談も一つのコンテンツとして需要があるということですね。
所有よりも利用を目的とした消費モデル
今まで、有形商材は基本的に購入により所有することが基本でした。
しかし、情報も、物も飽和状態にある現代社会にとって、所有よりも必要な時に必要な物を利用する消費モデルが合ってきています。
所有に関しては、目的が「利用」よりも、「収集」や「所有すること自体への価値」に変わりつつあります。
フリマアプリ
また、メルカリやラクマなどフリマアプリの普及により、消費者同士が物を売り買いできるプラットフォームができました。
これにより、利用しなくなったものを売り、所有し続けることをしないという消費者が増えています。
さらには、もはや新規購入時には次に売ること(リセールバリュー)を考えて買い、利用する人も多いようです。
出典:メルカリ「2019年度「フリマアプリ利用者と非利用者の消費行動」に関する意識調査」
まとめ
この2つの新しい消費は、今まで行われていたような
欲しいものを「所有をする」から、
必要な時に「利用する」 という考え方に変わっています。
消費行動のモデルは新しいサービスが浸透していくに連れて変改していきますので、今までと同じ考え方ではものが売れない可能性も多いにあります。
マーケティングをする上で、それを先読みして検討していく必要がありますね。
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