SNSマーケティングのフレームワーク「DRESS」って?

カテゴリ:SNSマーケティング

公開日:2020.03.13 最終更新日:2023.10.12
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SNS時代は、情報の発信方法も、情報を受け取る手段も、情報への価値も以前とは変化が起きています。そんな中で、以前、SNS時代のマーケティングフレームワーク「ULSSAS」(ホットリンク社提唱)をご紹介しましたが、もう一つ、SNSマーケティングのフレームワークとして知っておくといいフレームワークがあります。

それは、マーケティング業界で有名なけんすうさんという方がnoteで紹介されている「DRESS」です。

SNS時代では、今までのマーケティングフレームワークが合わなくなっているという話から、なければ作ってみようと運用した流れで、DREESを紹介されています。

参考:note「SNS時代のマーケティングフレームワーク「DRESS」とは?/けんすう」

弊社ではInstagram運用におけるハッシュタグに関する注意点についてまとめた資料を無料で配布しています。

Instagram運用に興味がある方は、下記ページより目を通してみてください。

DRESSとは?

DRESSとは、

・Discovery(発見)
・Response(反応、共感)
・Experience(体験)
・Story(物語化)
・Share(共有)

の略です。

引用:note「SNS時代のマーケティングフレームワーク「DRESS」とは?/けんすう」

一つずつ見ていきましょう。

おまけとして、ULSSASで言うとどの部分なのかも一緒に考えてきます。 

 

Discovery(発見)

今の時代、物を探すときに検索というよりかは「探索」をしているという感覚とのことです。確かに・・・。

TikTokやInstagramの発見も、自分が欲しい!と思うものを検索するよりも、自分が知らない優れた、面白い物を探すために、可処分時間を使ってタイムラインを下へ下へをスクロールしていきます。そうなると、新しいものや自分にとって優れた物を、「発見」する ことで、消費行動のサイクルがスタートし、購買のきっかけになります。

 

ULSSASで言うと、「U:UGC」「S:Search1」の部分ですね。

「UGC」は、コンテンツのことなので、「消費者行動」というより、消費行動を起こさせるための「きっかけ」を示しています。

「Search1」はSNSでの検索のことでしたが、その中でもSNSのハッシュタグ検索は「Discovery」と同じ働きをします。

行動のきっかけとなる「UGC=コンテンツ」 に注目している「ULSSAS」と

消費者がはじめにとる行動に注目している「DRESS」

目線が少し違いますね。 

  

Response(反応、共感)

発見したものに、何かしら反応・共感して、「いいね」したり、「ブックマーク」したり、「シェア」したり、「コメント」したりします。それが、レスポンスです。

このレスポンスが強い場合は、即「購入」、「参加」申し込みになります。

   

ULSSASで言う所の「L:LIKE」の部分の意味合いですが、強いレスポンスの場合は、一気に「A:Action」までいきます。

  

 

Experience(体験)

製品を見たり使ったりしたときの一連の使い勝手のよさや、感じられる気持ちなどを総称しています。体験がよいと感動するのですよね。

いわゆる広い意味でのUXというものがこれだと思います。もはやみんな「機能」や「デザイン」だけでは感動してくれなくて、その先の体験がよくないとだめなわけです。

引用:note「SNS時代のマーケティングフレームワーク「DRESS」とは?/けんすう」

今の時代、デザイン性も機能も正直唯一無二みたいなのがなかなか出にくいので、実際に使ってみたときにいいのか悪いのかと言うところを重視して商品を選択する人が多いし、商品の良し悪しを実際の体験ベースで判断する人が圧倒的に多いんですね。

実際使ってみてどうだったのかを詳しく書かれていたり、動画を使って開封写真や使い勝手を紹介するような文化も登場しています。インスタグラムでも、比較記事とか、実は知らない使い方とか、そういったユーザー目線の情報がトレンドになっているのも、この「体験」と関係ありそうです。

 

ULSSASではこの部分は明確に触れていませんが、「U:UGC」がこれを届けるためのコンテンツとして、消費者の行動を促しています。

 

Story(物語化)

良い体験をすると、人はそれを「自分で物語化」したくなる・・・

これはどう言うことかと言うと、消費者の心を感情的に動かした「物語」がファンを増やすために必要になってくると言う話です。

下記のような内容は、バズるの投稿にも多い印象があります。

「この店おいしかった!」ではなくて「今朝こういうことがあって落ち込んでたけど、店員さんがすく温かい声をかけてくれて、そのあとにでてきたカフェラテに手作りのクッキーと手紙がついていて、ほろりときた」みたいな、臨場感のある物語が、「その顧客が作る」用になっているのがいいと思うのです。

引用:note「SNS時代のマーケティングフレームワーク「DRESS」とは?/けんすう」

Share(共有)

物語化された自分の体験をシェアすることで、それに共感する人をさらに増やし、新たな発見を生むようになります。

ULSSASで言うと「S:Spread」が拡散の意味ですが、

UGCの中に、「物語化」されたものもそうでないものも含んでいるので、

この感情が違いになるかなと思います。



ここまで、SNSマーケティングのフレームワーク「DRESS」を紹介させていただきましたが、弊社では「Instagram集客」「X(Twitter)集客」「TikTok集客」について別の記事にて解説しています。

SNSで集客する上で大事なことを深く解説していますので、ご興味のある方はぜひこちらもご覧ください。

Instagram集客
【2023年更新】Instagramで集客!絶対に失敗しない運用方法
今回の記事を読むことで、集客に特化したInstagramの始め方、実際どのように投稿していけばいいかがわかります。
Twitter集客
【2023年更新】Twitter集客のコツ!今すぐできるブランディング戦略
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“TikTok集客”
【2023年更新】TikTokで集客する最新マーケティング戦略!
今回の記事を読むことで、これからTikTokで集客を始める方法、YouTubeで集客を行っている場合のTikTokの効果的な活用の仕方がわかります。

まとめ

今回紹介をしたDRESSは、SNS時代のモノとの出会い方〜ファンになるまでのフレームワークと言う感じがしました。

情報も商品も溢れ過ぎている世の中で、「ファンにさせる」と言うのは大切なことです。

DRESSもULSSASも、SNSマーケティングをする上では知っておくと、消費者行動を予想することができます。それぞれの企業や商品・サービスに当てはめてみるとより生かすことができるかと思います。






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