Twitter懸賞キャンペーン 学生への調査結果「好感度や理解度が上がる」

カテゴリ:SNSマーケティング

公開日:2019.10.25 最終更新日:2020.10.12
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日頃、皆さんはTwitterをどんな目的で利用されていることが多いでしょうか?私個人的には、情報収集が一番の目的です。

Twitterはリアルな情報をリアルタイムで手に入れられる可能性の高いSNSですので、

よくあるのは「災害が起きたらニュースよりもTwitterを開く」だったり、「見たい番組の実況をしている人のツイートで目当てのアーティストの出演時間を知る」とか、「口コミはサクラが多いから、Twitterで使用レポを見てから購入を検討する」という使用のされ方をします。

今回は、ECのミカタというWebメディアから発表されていた「若年層のTwitter利用と懸賞キャンペーン参加についてのアンケート結果」を紹介します。

参考:ECのミカタ「若年層のTwitter利用目的は「情報収集」だが約半数がキャンペーン参加経験あり」


こちらの調査では、高校生と大学生に向けて

高校生・大学生の男女2,407名を対象に、Twitterで行われている、#(ハッシュタグ)やフォロリツ(フォロー&リツート)などの「懸賞キャンペーン」に関する調査を実施しています。

8割の若年層がTwitterアカウントを持っている

男子高校生で80.3%、女子高校生で83.0%、男子大学生で84.1%、女子大学生で87.3%と、

高校生・大学生ともに8割以上がTwitterアカウントを持っていると回答しています。

また、7割は1日に複数回以上Twitterを利用しているとわかりました。

 

利用目的は「情報収集」が多い

年代、男女差で前後しているとこともあるが、Twitterの利用目的としては

「暇つぶし」「情報収集」「趣味」「ニュースを見る」に多く票が入っています。

「暇つぶし」や「趣味」の中にも、例えば「友達の行動を知るため」や「趣味についての最新な詳細な情報を知る」という内容も含まれていそうな気がするので、情報収集がベースにあるということは受け取れます。

学生は、社会人よりも「休み時間」「放課後」など、自由に使える可処分時間が多いことも、

今回の結果に影響されていると考えられるでしょう。

 

5割がTwitterキャンペーンへの参加経験があり

Twitterキャンペーンの参加経験について調査した結果、高校生で52.5%、大学生で49.0%がキャンペーンへの参加経験があり、

その中の7割が「リツイートなどで流れてきた」、約3割が「Twitter内で広告を見た」と回答しています。

こちらに関しては、キャンペーンの内容によっても若干違ってくるかとは思いますが、

フォロー&RTの場合は、Twitter広告として流れてきたものをRTされて、フォロワーに拡散されるといった意味も含まれると思うので、

自分が参加したきっかけがRTかもしれないが、元をたどるとTwitter広告である場合が多いと思われます。

フォロー&RTキャンペーンは、企業側から広告として発信されたものを、回り回ってRTや口コミをつけた引用RTなどのUGC(ユーザー投稿型コンテンツ)に変えることができるので、ユーザーに親和性の高いキャンペーンは参加されやすいでしょう。

Twitterキャンペーンの印象は「好感度が上がった」が4割超え

「好感度が上がった」「理解度が上がった」と回答した人は全体的に見て4割を超えていた。高校生・大学生ともにキャンペーンによる好感度および理解度への効果は大きいと言えそうだという結果になっています。

また、キャンペーンへの参加だけではなく、「商品購入が増えた」の回答も約2割あり、キャンペーンのKGIである売上向上にも繋がる可能性が大いにあることがわかりました。

また、こういった懸賞キャンペーンの多くは参加して終わりという人が圧倒的に多いと思うが、

キャンペーン終了後も継続フォローをしているか?との質問に約7話が「フォローを継続している」と回答されています。

継続理由としては、情報の有益さに惹かれていることも、自由回答にてわかったとのことです。

今回の調査結果から気をつけておきたいポイント

調査では取られていない観点で、

・一人が持っているアカウントの数

・懸賞アカウントからのキャンペーン参加率

・そこからの商品購入率

この3点も、今後懸賞キャンペーンを打ち出す際には気をつけたいポイントです。

特に、キャンペーンへの参加を懸賞専用アカウントで行なっている人は

参加者のうちの4割であると言われているので、そこに対しての企業アカウントからの情報発信内容は

検討する必要があり、SNSマーケティングはキャンペーンだけに頼るのではなく、コンテンツやユーザー分析も

行う必要があると言えるでしょう。

こういった調査をきっかけに今後のマーケティングの参考にしていただければと思います。


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