【2023年更新】Instagram動画広告を紹介 追加機能まで解説!

カテゴリ:動画広告

公開日:2021.10.29 最終更新日:2023.02.03
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本記事は、下記のような悩みを持たれた方に向けて書いております。

  • インスタグラム広告を出したいけど、どこに配信するのかが決まらない
  • 広告の種類を決めた上で、効果を上げるポイントが知りたい
  • インスタグラム動画広告の活用事例が知りたい

今回の記事を読むことで、インスタグラムで動画広告の発信できるところも、それぞれの費用や効果、おまけにその効果をさらに伸ばすコツを一挙に把握できますので、
是非最後までご覧ください。






*折込チラシからWeb広告に移行したい企業に最適!コスパ抜群の集客手法*

弊社inglowの代表である小里が、AIを活用した戦略やデジタルマーケティング支援の経験を踏まえ、折込チラシからWeb広告に移行したい企業に最適な動画広告について解説しています。お求めの方は下記リンクから動画をご覧頂ければと思います。






Instagram動画広告の種類


Instagram動画広告には、3つの配信面があります。
それぞれの特徴をまず一覧で見ていきましょう。

配信面 特徴
フィード面 静止画の画像が多い
ストーリーズ面 テキスト要素の表示は少ない フルサイズで広告を表示可能
発見タブ面 能動的に情報を探している

では、ここから詳しく解説していきます。

1.フィード面

Instagramのフィード面は、タイムラインとも呼ばれ、一般ユーザーの投稿の間に広告を挿入する形で配信されます。

通常はタイムライン上に静止画像が流れてくることが多いため、動画広告が流れてくるとユーザーの目に留まりやすいでしょう。
また、一見広告と分からない様なビジュアルを利用することで、ユーザーの興味を引くことで高いアクション率も見込まれるでしょう。

2.ストーリーズ面

Instagramの「ストーリーズ」は、24時間で消える動画コンテンツ配信面です。

15秒までの短尺動画を広告として表示させることが可能です。動画ではなく写真を出稿した場合は15秒間の写真表示となります。

ユーザーには、フォローしているアカウントのストーリーズ投稿を3回視聴する毎に、1つのストーリーズ広告が表示されます。

ストーリーズは特にInstagramの中でも若年層に親しまれている機能になりますので、若年層向けの商材におすすめの広告出稿面です。

3.発見タブ

発見タブはInstagramの検索機能を使うときに出てくるページです。

能動的に情報を探しているユーザーへ広告が配信されるため、ユーザーは新しい発見ができます。

新規見込み客の獲得につながり、まさに発見を促す広告形式です。


見逃せない追加機能


1.アンケート広告機能

アンケート広告機能はInstagramストーリーズ上で、
二者択一の質問スタンプを付加することができる機能です。

アンケートスタンプをつけることで、ユーザーのアクションを促す効果が見込まれます。


2.ショッピング広告機能

ショッピング広告機能はコンテンツに表示されている広告のタグから、ECサイトでの購入を促せる広告形式です。

通常の写真、動画広告やストーリーズ広告に商品名や金額のタグを追加し、タップするとそのまま自社のECサイトへ遷移させることができます。

出典:https://about.fb.com/ja/news/2019/10/instagram_shopping_posts_as_ads/


3.ブランドコンテンツ広告機能

出典:https://business.instagram.com/a/branded-content-ads

ブランドコンテンツ広告は、人気インスタグラマー(インフルエンサー)のInstagram投稿を自社の広告として配信できる新しい広告機能です。

人気インスタグラマーの投稿はフォロワーたちに訴求力の高い広告を配信することができるだけではなく、
その投稿をブランドコンテンツ広告として配信することで、より広い範囲のターゲットに魅力的な広告を配信することができます。


Instagram動画広告の優位性

Instagramで動画広告を出すには四つのメリットが挙げられます。

  • 高精度なターゲティング
  • 色々な予算に合わせて調整可能
  • 豊かな広告種類
  • 世界中のユーザーにアプローチ可能

1.高精度なターゲティング


Instagramは匿名性の低いFacebookと連携しているため、Facebook広告と同様に精度の高いターゲティングを実施できるのが特徴です。

具体的には、ユーザーの性別、年齢、居住地などのデモグラフィック情報に加え、Instagram上の興味関心や行動データに基づいてターゲティングを設定することができます。

また、自社で保有するデータや過去の実績データを活用したカスタムオーディエンスや類似オーディエンスを利用することも可能です


2.色々な予算に合わせて調整可能


Instagram広告は元々最低出稿金額が500万円と非常に高額でしたが、

現在では1日あたり100円前後の低予算で手軽に始められるようになりました。

予算を消化すると広告の出稿が停止するので、安心して広告配信を行うことができます。

また、広告出稿の途中で予算を変更したり、クリエイティブを差し替えたりすることも可能なので、広告を出稿しながら随時調整できるのもメリットです。


3.世界中のユーザーにアプローチ可能


Instagramの月間アクティブユーザーは世界で10億人にのぼると言われています。日本だけでなく世界中のユーザーにリーチできる有力なプラットフォームです。

同時に、Instagram広告では画像や動画といったビジュアルでの訴求がメインとなるので、言語の壁が比較的低いことも海外展開の戦略として使いやすい理由のひとつです。


他のSNSとの比較を詳しく知りたい方はぜひこちらの記事もチェックしてください。

SEO
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成功するためのコツ

1.適切なオーディエンス設定を心掛けましょう

Instagram広告では、精度が高く細かなターゲット設定ができる反面、ターゲットを絞り込みすぎることに注意が必要です。

効率的に運用するための自動最適化機能が備えてます。
これは広告のコンバージョンなどのデータをもとに、より高い効果を出せるユーザーに自動で広告を配信してくれる機能です。

とはいえ、自動最適化においても、全体の広告配信数が少なく十分なデータを収集できなければ、最適化の精度が下がってしまいます。


2.適切なInstagram広告の費用・課金形態を選びましょう


Instagram広告は「CPM課金」「CPC課金」「CPI課金」「CPV課金」の4つの課金形態から選択できます。

目的別に選択すべき課金形態が異なります。

CPM 広告が1000回表示される度に費用が発生 商品やブランドの認知度向上 投稿へのエンゲージメント数の増加
CPC 広告がクリックされる度に費用が発生 コンバージョン(購買や問い合わせ等)獲得
CPI 広告からアプリがインストールされる度に費用が発生 アプリインストール
CPV 動画広告の再生時間に応じて費用が発生 動画の再生数アップ

それぞれの目標に応じたプランの選択も広告の効果に直接な影響をもたらすでしょう。


3.配信面にあった広告クリエイティブ利用しましょう 


前に触れたように、Instagramは配信面によってユーザーの接触態度が異なるため、配信面に合った広告クリエイティブを用意することがが成功の鍵となります。

ここでまずそれぞれの配信面において、サイズや文字数の制限や規定を押さえておきましょう。

規定 フィード/発見タブ ストーリーズ
ファイルタイプ

MP4またはMOV(推奨)、その他のタイプにも対応。

最大ファイルサイズ

4GB

最小解像度
正方形:500×500px
横長:600×315px
縦長:600×750px

600×1067px
最大解像度
正方形:1936×1936px
横長:1936×1016px
縦長:1548×1936px

1080×1920px
アスペクト比
正方形(1:1)
長方形(1.91:1)

9:16
時間
1秒から120秒

1秒から120秒
45秒から先は「このまま見る」をタップして画面遷移が必要(画像では5秒間表示される)
文字数の上限
2200文字

/
省略されない行数
2行(文字数は不定)

6行(全角115文字、半角230文字)
最大ハッシュタグ数
30個

出典:Design Requirements for Instagram Feed Ads


出典:Design Requirements for Instagram Stories Ads


基本の規定を確認した上で、広告の効果をさらに伸ばすためのポイントは以下の四つあります。

  • 1シーン目のインパクトを重視
  • ビジュアルに訴えかけ、訴求ポイントを絞る
  • UGC風のコンテンツを活用
  • ユーザーがアクションする暇を与える



1シーン目のインパクトを重視


動画では1秒にも満たない一瞬、ユーザーの興味を惹けたかどうかで勝負が決まるといっても過言ではありません。

したがって、動画を配信してみてパフォーマンスが悪いときには、出だしでつまづいている可能性が高いでしょう。

出典:https://business.instagram.com/blog/japan-crossmedia-campaign-with-instagram/



ビジュアルに訴えかけ、訴求ポイントを絞る


インスタならではの縦長全画面を活かして、没入感のあるクリエイティブにしましょう。動画の上下約14% (250px)の範囲にはテキストやロゴを配置しないようにし、情報を詰め込みすぎないところも注意しましょう。

加えて、UGCをうまく活用し、Instagramに馴染む広告クリエイティブの作成も一つの分かれ目になるでしょう。

*UGC(User Generated Contents)とは企業ではなく、一般ユーザーによって制作、生成されたコンテンツのことです。 InstagramをはじめとしたSNSに投稿された写真や動画などが UGCとして注目されています。
洗練されたブランドイメージを訴求したクリエイティブよりも、ユーザーが撮影した「商品を手にもっただけの写真」の方が圧倒的に良い広告効果が見込まれます。

出典:https://www.facebook.com/business/help/2405736176188602

ユーザーがアクションする暇を与える


動画の最後に印象的なエンドカードを挿入し、ユーザーのアクションを誘引するとともに、アクションするための十分な時間を確保しましょう。
例えば、15秒の動画の場合コンテンツは10秒、エンドカードは5秒程度が望ましいでしょう。

また、アクションボタンはハードルを上げ過ぎないようにすることも重要です。

例として、販売数の増加を狙うだけで、アクションボタン「購入する」にしてしまうと、ユーザーの心理としては「興味はあるけれど、このボタンを押すことで購入することになってしまうなら押さないでおこう」考えてしまい、機会の損失に繋がってしまうでしょう。

このような場合は、少しハードルを下げて「詳しくはこちら」にすることで、クリック率を上げることができます。広告で訴求できることには限りがあるので、まずはリンク先のページに遷移させることを目標にしましょう。


活用事例


1.UGC活用事例

下の画像は、100 以上の国々で 2,600 万台を超える カメラを販売する国際企業GoProのInstagramがUGC運用の格好の事例です。

ブランドイメージを築き上げることよりも、ユーザーが実際にGoProを使って撮影した写真や動画が取り上げられています。

UGC収集用のハッシュタグ、「#GoPro」では4895万件以上の投稿が寄せてます。

アカウントのプロフィールには開催中のコンテストのリンクも記載されています。このようなテーマを指定した投稿コンテストは、コミュニティを活性化するのに有効です。

参考: ~InstagramでUGCを活用する方法とは?効果的な施策や活用事例3選~


2.アンケート機能活用事例


コロナ禍の影響で、動画コンテンツサービスの利用や新規登録数が増加しています。 

特にスポーツは、海外や国内の渡航制限により、試合会場での観戦ができないため、スポーツファンの需要が高まっています。

年間10,000試合以上のスポーツコンテンツを配信するスポーツ・チャンネルDAZN(ダゾーン)はプロ野球開幕に合わせて、アンケート広告を利用し多くのユーザーとのコミュニケーションを図りました。好きなチームを応援したいというファンのインサイトを捉えたインタラクティブストーリーズ広告で、ユーザーの獲得に成功しました。

その結果、以下のようなデータが見られてます。

  • 獲得単価の削減 18%
  • コンバージョン率の改善 1.8X
  • クリック率の向上 11%

3.動画広告運用事例

大手飲料メーカーPepsiCoはその炭酸飲料のプロモーションを、InstagramとFacebookでの広告キャンペーンを通して行いました。

PepsiCoは同じ予算をインスタグラムとフェイスブックに投入することで、効率性を維持しながらテレビ広告と同程度の売上を達成できるかどうかを検証したいと考えました。

デジタル限定のキャンペーンのために、モバイルに最適化された一連の短編動画広告を制作し、

自動配置を利用して、Instagramのフィードとストーリーズ、Facebookのニュースフィードとストーリーズ、およびインストリーム動画広告として配信しました。

このキャンペーンはテレビでの宣伝を一切せずに、大幅な売上増と平均を上回る広告費用対効果を達成しました。

縦型フォーマットの動画に、若いターゲットオーディエンスの目を惹くように鮮やかな色合いを取り入れ、モバイルの使用比率が高い若年層を特に意識しているように見えます。

結果としては以下のようなデータが見られています。

  • リーチした人数:1,710万人
  • リーチしたオーディエンスの売上リフト(一般的なTV広告による売上リフトのベンチマークは6%):14%
  • 18~54歳の成人を対象とするターゲット設定の精度:91%
  • 年間投資収益率(ROI):1.5倍(PepsiCoの社内ベンチマークを超過)

まとめ


いかがでしたでしょうか。本記事は、
・基本の種類から追加機能まで、
・入稿規定から効果を上げるコツまで、
・おまけに活用事例
を紹介させていただきました。

今後ますます需要が高まることが予想される動画広告、本記事で紹介した内容を踏まえ、動画広告配信の参考になりますと幸いです。

さらに「インスタ運用にありがちなミスについて知りたい!」という方はぜひ、
プロフィール欄やハッシュタグの落とし穴についての解説動画をチェックしてみてください。









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