Web広告の一種、純広告で成果を上げる運用方法!
カテゴリ:Web広告
こんにちは、株式会社inglowの梅田です。
Web広告の一種、純広告について解説し、後半部分では、純広告で成果を上げる運用方法、コツについて解説していきます。
・純広告について詳しく知りたい。
・純広告で成果を上げる運用方法について詳しく知りたい。
上記のような悩みを持たれている方には必見の記事となっております。
弊社、株式会社inglowでは、純広告を含め、多種に渡ってクライアント様のWebマーケティング戦略の立案やWeb広告を運用させて頂いたりなどしており、お陰様で売り上げが2倍にまで伸びたりなど、 多数実績を出させて頂いているので、本記事の信頼性の担保になるかなと思います。
それでは、いきましょう。
純広告とは?
純広告とは、Web広告の一種で、サイト内で決められた特定の広告枠を一定期間買い取って掲載する広告のことをいいます。
純広告は、掲載する場所を広告主が選ぶことが出来るため、配信したいターゲット層に近い層がよく見そうなWebサイトやメディアに広告を掲載することで、より大きな成果を期待することが出来ます。
例えば、Yahoo!の検索ページに大きく掲載されている広告も純広告で、広告主がYahooページの広告枠を一定期間買い取ることで、広告を掲載させてもらっているという感じです。
純広告の中でも、掲載方法や課金形態によって多くの種類に分けられ、それぞれ特徴が異なるので、次の章からそれぞれについて詳しく解説していきます。
純広告の主な種類
純広告➀:マイページジャック広告(リッチ広告)
マイページジャック広告とは、大手サイトやポータルサイトなどのトップページで目立つ部分に大きく占有率を占める純広告のことをいいます。
例えば、上図のように表示されます。
見るユーザー数が多いサイト上に大きく掲載され、さらに音声や動画を用いたりして大々的に配信することが出来るため、多くのユーザーに強く印象付けることが出来るというのが大きな特徴です。
しかし、そのような広告枠は金額がかなり高い場合が多いため、失敗した際のリスクなどを考えると、予算に余裕がないと出稿するのが難しいというデメリットもあります。
純広告➁:バナー広告
バナー広告とは、記事の上部や下部、あるいは横などに、定められたサイズの中で画像やアニメーションを用いて掲載する純広告のことをいいます。
掲載形式としては、上で解説したマイページジャック広告とそこまで変わりませんが、それよりも記事中での占有率が低いものをバナー広告と呼ぶことが多いです。
例えば、上図のようなものがあります。
バナー広告は、マイページジャック広告と比べて広告費が安いです。
また、クリックすることで広告主が指定したリンクへ飛ぶように設定出来るのですが、そのクリック率はバナーのデザインなどのクオリティによってかなり左右されることが多いです。
そのため、売り出したい商品について伝えたい情報をシンプルにまとめたバナーを作り、それに関連するリンクを貼ることで、ユーザーの具体的なアクションへと誘導出来る可能性も上がったりと、取り組み方次第では、費用対効果を大きく高めることが出来ることが最大の特徴です。
純広告➂:記事広告(タイアップ広告)
記事広告とは、広告の内容に関して、それ専用の記事やコンテンツを特定のメディアに作成してもらって掲載する純広告のことをいいます。
記事広告は、その内容について一つの記事が作成されるため、多くの情報を伝えることが出来ます。
それによって、それを読んだユーザーの商品・サービスに対する理解が深くなるので、興味・関心を持った際の購入率が高くなるという特徴があります。
純広告➃:テキスト広告
テキスト広告とは、既定の文字数の範囲内で文字のみによって作成する純広告のことで、テキスト広告をクリックすることで指定したリンク先に飛べるように設定できて、そこで商品・サービスについて紹介することが出来ます。
テキスト広告は、画像などを用いることが出来ないため、ユーザーの目に留まることが少なく、さらにクリック率もそこまで高くないという特徴があります。
しかし、他のどの純広告よりも広告費が安く抑えられるので、取り掛かりやすい広告だと言えます。
純広告➄:動画広告
動画広告とは、YouTubeやTVerなどの動画サイトに動画形式で掲載する純広告のことをいいます。
上図の動画は、YouTubeに掲載されている動画広告です。
動画広告は、リンク先を指定して直接飛ぶように設定することは出来ませんが、動画形式にすることで、多くの情報を伝えられたり強く印象付けることが出来るので、動画広告を経由して商品・サービスの購入に繋がることはありませんが、興味を持ったユーザーが後に検索することで購入に繋がることも多いです。
また近年、テレビ離れによってYouTubeなどの動画サイトを利用するユーザー数が急激に伸びていて、さらに5Gによる動画のニーズもさらに高まることが予想されるので、これからますます動画広告による成果が大きくなる時代に突入すると言えるでしょう。
動画広告については下記記事にて解説しておりますので、良ければご覧下さい。
純広告➅:メール広告
メール広告とは、特定のメディアの会員に対して送るメルマガなどの一部として、一緒に送信してもらう純広告のことをいいます。
こちらは、残念ながら具体例としてお見せすることが出来ません。すみません。
メルマガを読んでいるユーザーというのは、そのメディアに強く興味・関心を持っているファンであることが多いです。
そのため、メール広告として届けたい情報とジャンルの似ているメディアに依頼をすることで、メルマガ配信者の勧める商品であるということから、商品・サービスの購入に繋がることが非常に多いです。
このようなことから、費用対効果が高いというのもメール広告の大きな特徴です。
純広告の主な課金形態
純広告の課金形態➀:期間保証型
期間保証型とは、広告を掲載する期間をあらかじめ決めておき、それに応じて広告費が発生する形態のことをいいます。
インプレッション数やクリック数などは、広告費に影響は全くありません。
アクセス数の多いメディアに掲載したり、クオリティの高い広告を掲載することで、費用対効果を高めることが出来るというのが特徴です。
逆に、アクセス数が少ないメディアに掲載したり、クオリティがそこまで高くない広告を掲載してしまうと、費用対効果が悪くなってしまうので、注意が必要です。
純広告の課金形態➁:インプレッション保証型
インプレッション保証型とは、広告の表示された回数をあらかじめ決めておき、それに応じて広告費が発生する課金形態のことをいいます。
一定回数表示されるまで、広告が掲載され続けるという手法で、クリック数などは、広告費に影響はありません。
クオリティの高い広告を掲載することで、クリック率を高くなるため、費用対効果が高くなります。
逆に、クオリティがそこまで高くない広告を掲載してしまうと、ユーザーの印象に残らないまま広告費が高ついてしまうので、費用対効果は悪くなります。
純広告の課金形態➂:インプレッション課金型
インプレッション課金型とは、広告が表示された回数に応じて広告費が発生する課金形態のことをいいます。
インプレッション保証型とは異なり、あらかじめ表示回数を決めておくのではなく、一定期間の中で表示された回数に応じて広告費が発生する形態です。
インプレッション保証型と同じように、クオリティの高い広告を掲載することで、費用対効果が高くなります。
純広告の課金形態➃:クリック保証型
クリック保証型とは、あらかじめクリック数を決めておき、それに応じて広告費が発生する課金形態のことをいいます。
クリック数があらかじめ定めた数値に達するまで広告が掲載され続ける形態で、掲載期間や表示回数などは、広告費に影響ありません。
クリックする顧客の質が高まるようなクオリティの広告を掲載することで、商品・サービスの購入に繋がりやすくすることが出来るので、そのようにして費用対効果を高めることが出来ます。
例えば、ただ目立つだけの派手な広告などを掲載してしまうと、勢いでクリックしてしまう、いわゆる質の低い顧客までクリックしてしまうようになるので、注意が必要です。
純広告の課金形態➄:クリック課金型
クリック課金型とは、ある一定期間におけるクリック数に応じて広告費が発生する課金形態のことをいいます。
掲載期間や表示回数などは、広告費に影響ありません。
また、クリック保証型と同じように、顧客の質が高まるようなクオリティの広告を掲載することで、費用対効果が高まります。
純広告の課金形態➅:成果報酬型
成果報酬型とは、商品・サービスの購入や資料請求、問い合わせなど、具体的なアクションに繋がった回数に応じて広告費が発生する課金形態のことをいいます。
具体的なアクションへ繋がらない限り広告費が発生しないので、失敗するリスクは他の純広告に比べても低いですが、その分単価が高額に設定されることが多いというのが大きな特徴です。
純広告の課金形態➆:配信数保証型
配信数保証型とは、メール広告で配信数をあらかじめ決めておき、それに応じて広告費が発生する課金形態のことをいいます。
ターゲット層に近い層が見ることの多いメディアからのメール配信に掲載してもらったり、クオリティの高い広告を掲載することで、質の高い顧客にアプローチ出来るようになるため、費用対効果が高くなります。
純広告の主なメリット・デメリット
純広告のメリット
純広告の主なメリットとしては、下記のような感じです。
➀掲載期間中は確実に掲載される
➁信用が上がる
➂狙えるターゲット層の幅が広い
それぞれ、詳しく解説していきます。
掲載期間中は確実に掲載される
純広告は、一定期間広告枠を購入すれば、その間は確実に出稿した広告が掲載され続けます。
理由はシンプルで、広告枠を買うことで、その期間中は広告枠を買った広告主に所有権が渡るからです。
例えばリスティング広告などのように、広告費を払ったからといって、検索時に上位表示されるとは限らないので、お金を払えば確実に掲載されるというのは、純広告のメリットの一つです。
信用が上がる
純広告を使用することで、ユーザーからの会社に対する信用が上がります。
理由としては、純広告を出稿する際は価格が高いことが多いため、それによって「資金面で余裕のある会社である」という認識が生まれるため、信用が上がるということです。
その中でも、マイページジャック広告(リッチ広告)を出稿している会社は、特に信用が大きくなる傾向が強いです。
このように、純広告を出稿することで、会社としての信用が上がるということが言えます。
狙えるターゲット層の幅が広い
純広告は、アプローチできるターゲット層の幅が比較的広いということが言えます。
理由としては、簡潔に言うと、掲載できる場所の種類が幅広いからです。
例えば、マイページジャック広告(リッチ広告)を出稿することで、そこまで興味・関心を示していない潜在層へ広くアプローチすることも出来ますし、ターゲットとする層と近い層がよく利用するメディアのWebサイト内に純広告を出稿することで、興味・関心の強い顕在層へアプローチできるといった感じです。
このように純広告は、掲載する場所の種類が幅広く存在することで、狙えるターゲット層の幅が広いということが言えます。
純広告の主なメリットは、このような感じです。
純広告のデメリット
純広告の主なデメリットとしては、下記のような感じです。
➀予算が大きい
➁失敗した時のリスクが大きい
それぞれ、詳しく解説していきます。
予算が大きい
純広告は、やはり必要な予算が大きくなる場合が多いです。
理由としては、純広告の中でも成果を上げやすかったり良く使われる広告に限って費用が多く必要なものが多いからです。
特に、マイページジャック広告(リッチ広告)は、大きな予算が必要となるので、資金に余裕のある企業でないと、出稿するのは難しいかもしれません。
このように、優れた点が多い分、必要な予算が大きいというデメリットがあります。
失敗した時のリスクが大きい
純広告は、失敗した時のリスクが大きくなってしまいます。
理由としては、純広告を出稿する際は広告枠を買い取ることとなるので、「少額で始めて、上手くいきそうだと思ったタイミングで費やす資金を増やしていく」といったスタンスをとることが難しいということが挙げられます。
純広告を掲載する広告枠を購入する際は、最低でも数十万円はかかるので、資金に余裕がないとなかなか出稿するのが難しいというデメリットがあります。
純広告の主なデメリットは、このような感じです。
純広告で成果を上げるためのコツ
純広告で成果を上げるコツ➀:ターゲット層を明確にする
純広告で成果を上げるためには、まず純広告によってどのターゲット層にアプローチしていくのかということを明確にすることが大切です。
理由としては、純広告によって幅広い層に対してアプローチが可能であることが関係していて、顕在層へアプローチしたい場合と潜在層へアプローチした場合とで、掲載する場所や課金形態などを変える必要があるからです。
例えば、潜在層へ広くアプローチしたい場合には、多くのユーザーの目に留まるようなマイページジャック広告(リッチ広告)などが適していますし、顕在層へアプローチしていきたい場合には、アプローチしたいターゲット層がよく利用するようなメディアの広告枠に掲載したり、メール広告を出稿したりといったように、それぞれ狙いたいターゲット層に合う手法は異なります。
このようなことから、純広告を出稿する前に、アプローチするターゲット層を明確にすることが大切だと言えます。
純広告で成果を上げるコツ➁:広告からの遷移先の徹底的な確認
純広告で成果を上げるためには、純広告からリンクとして飛ぶ先のWebページを徹底的に確認することが大切です。
これは、クリックすることでリンク先に飛べるような純広告を出稿する際に大切となってくることです。
そのような場合、例えば純広告をクリックしたユーザーというのは、純広告で紹介されていた商品・サービスに興味を持っていたり、あるいは直感で「この商品、欲しい!」と思ってクリックしていたりと、様々だと思います。
しかし、掲載した純広告とリンクとして飛んだ先のWebページで紹介している商品・サービスが全く違ったり、あるいはそれぞれでデザインや作り上げた世界観などが全く違ったりすると、ユーザーの商品・サービスに対する興味・関心が薄れてしまうことも十分に考えられます。
また、クリックして飛んだ先のWebページが見にくかったり、使いにくいサイト構成になっていたるしても、ユーザーの離脱の原因となってしまいます。
このようなことから、出稿する純広告に関することだけでなく、飛んだ先のWebページについても、クオリティを高めることが大切です。
純広告で成果を上げるコツ➂:別のWeb広告と併用する
純広告で成果を上げるためには、別種類のWeb広告と合わせて運用することが大切です。
これは、純広告で成果を上げるためというよりは、会社としての利益を伸ばすために大切なこととなりますが、純広告を運用するだけでは、やはりアプローチできる層が限られてしまうからです。
例えば、純広告によって顕在層へアプローチできる広告を運用していたとしても、潜在層へアプローチするための施策を行っていなければ、顕在層という限られた層しか顧客となる可能性がないということになってしまい、新規顧客の開拓が出来なくなります。
また、純広告によって潜在層、顕在層どちらの層に対してもアプローチする施策を行っていたとしても、なかなか成果が表れず、同じ層へアプローチできる別種類のWeb広告を運用し始めたことで、売り上げが一気に伸びたというケースも多くあります。
実際に、弊社で過去にサポートさせて頂いたクライアント様の中でも、複数種類のWeb広告を同時に運用することで、売り上げが一気に2倍以上にまで伸びたというケースも多くみられています。
このような弊社の過去の経験からも、複数種類Web広告を運用することで、幅広い層にアプローチしていくことが、企業の利益を伸ばす上で大切となってきます。
まとめ
以上、純広告について解説してきました。
純広告というのは、特定の広告枠を購入することで、掲載期間中は必ず表示される広告という便利なWeb広告ですが、費用が大きくかかってしまったり、失敗した時のリスクが大きいなどのデメリットも持った広告です。
純広告で成果を上げるためには、ターゲット層を明確にした上で、クリックされて飛んだ先のWebページのクオリティも高めながら、さらに別のWeb広告と併用して運用していくことが、成果を上げる上で大切なことです。
また、純広告を含め、その他Web広告を運用してみたいけど、不安があるという方は、ぜひ一度、株式会社inglow、あでお気軽にお問い合わせ下さい。1から全て、全力でサポートさせて頂きます。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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