Web広告の機械学習を促進させるマイクロコンバージョン

カテゴリ:BtoB

公開日:2019.09.26 最終更新日:2020.10.10
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Web広告を出す際には、同時に目標であるコンバージョンの設定をするケースがほとんどです。

コンバージョンを何に設定するのかは業種や取り扱いサービスによって異なりますが、一般的にはサイト訪問者の最終的なアクションである「問合せの完了」や「商品の購入」、「資料のダウンロード」が選ばれることが多いかと思います。

また、Web広告では、このコンバージョンに至ったユーザーがどんな属性をもつのかを分析して機械学習を行うことで、より広告の効果を上げることができます。

この機械学習を進めていくには、一定数のコンバージョン件数が必要なのですが、商品が高額である場合や、BtoB向けのサービスである場合、参考となるコンバージョンを集めるのに時間がかかるケースがあります。

このように、コンバージョンのデータを集めるのに時間がかかる場合でも、Web広告の機械学習を促進させたい時に利用したいのがマイクロコンバージョンです。

マイクロコンバージョンとは

マイクロコンバージョンとは、最終的に計測したいコンバージョンの一つ前のアクションを仮のコンバージョンとして設定することです。

例えば、商品の購入をコンバージョンとして計測する場合で考えてみます。

サイトの構成が「Topページ」→「商品ページ」→「購入選択」→「入力フォーム」→「サンクスページ」となっていれば、通常のコンバージョン設定では、情報入力完了後のサンクスページの閲覧をコンバージョンとするのが一般的ですが、マイクロコンバージョンは、購入直前の情報の入力フォームの閲覧をコンバージョンとして設定します。

そうすることで、サンクスページの閲覧のみをコンバージョンとして設定している場合より、コンバージョンのデータが集まりやすく、機械学習のスピードを促進させることが可能となります。

気をつけるべきこと

マイクロコンバージョンはあくまで、本来の目的である「購入完了」などの最終アクションのコンバージョンを増やすために設定するものです。

そのため、ただ計測できるデータを増やすのではなく、最終的なコンバージョンに至るユーザーがとるであろう行動の仮説を立ててマイクロコンバージョンを設定する必要があります。

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