マーケティングフレームワーク「AISCEAS」
カテゴリ:Webマーケティング
新しいメディアの登場、普及、浸透により、
必ず新たなマーケティングフレームワークが生まれます。
以前のブログで、マスメディアの場合のフレームワーク「AIDMA」と
インターネットの場合の「AISAS」については紹介していますが、本日は、
ソーシャルメディアのフレームワークです。
inglowブログ「AIDMAの法則とAISASの法則の違い」
ソーシャルメディアのフレームワーク「AISCEAS」
「AISCEAS」は2005年、アンヴィコミュニケーションズにより提唱されました。
電通が提唱した「AISAS」の、検索→行動 の間をさらに細分化し、「比較」と「検討」を加えています。
- Attention(認知)・・・商品やサービスについてソーシャルメディア上で知る
- Interest(興味)・・・商品やサービスの特徴、機能を理解して興味を持つ
- Search(検索)・・・その商品についてネットで調べる
- Comparison(比較)・・・類似商品についてネットで調べる
- Examination(検討)・・・口コミやレビューを元に検討する
- Action(行動)・・・商品やサービスを購入、イベントへ参加する
- Share(情報共有)・・・購入体験をソーシャルメディアで共有する
AISASとの違い
▼AISAS
- Attention(認知)・・・商品やサービスのことを初めて知る。
- Interest(興味)・・・商品やサービスの特徴、機能を理解して興味を持つ。
- Search(検索)・・・その商品や類似商品についてネットで調べる。
- Action(行動)・・・商品やサービスを購入する。
- Share(共有)・・・ネットにレビューを書き込んだり、SNSで紹介する。
AISASとの違いは、Comparison(比較)と Examination(検討)です。
口コミや類似商品も見た上で検討というのも、ソーシャルメディアを利用する私たちの消費行動には欠かせません。
もともとインターネットは自宅で行うものだったのですが、スマートフォンが普及したことにより、
外出先でも検索、検討が可能になりました。
そういった背景から、C と E が加わったのです。
また、ソーシャルメディアでコミュニケーションを取るためのサービスであるSNSが登場し、
ユーザーによる投稿型のコンテンツ自体が、
消費者が購買行動を起こす時の、比較検討材料になりました。
マスメディア、インターネット、ソーシャルメディア とそれぞれ少しずつ異なるフレームワークを理解して
マーケティングを考えていきましょう。
また、新しく出てくるメディアにおいては、いち早くその流れを読み取り
役立てていきましょう。
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