マーケ用語を覚えなきゃいけない人のための備忘録 Part1

カテゴリ:Webマーケティング

公開日:2019.07.23 最終更新日:2020.08.22
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こんにちは。inglowの広報担当です。

唐突ではありますが、

私がマーケティングの世界に入って一番困ったこと、それは

マーケ用語が意味不明!!!怒

ほとんどアルファベット3文字だし、英語の単語の意味もわからないし、

CPO?CV?CPC?   CとPが多すぎやしませんか?

でもやらなきゃいけない、覚えなきゃいけないんです。(泣)

そんなマーケ初心者が、多分他にもたくさんいるんじゃないかなと思うので、まず入口に立てるように、私なりの解釈でやさしーく説明していきます!

何よりも一番大事!KGIとKPI

まずはこの2つです。

KGI    最終目標

Key Goal Indicator(キーゴールインジケーター)
→経営目標を達成するための指標=最終目標

最終目標を達成するための鍵となる指標なので、広告を打つ上で、最終的に目指すべきもののことです。

例えば、

「売上を〇〇円にする」とか、「注文件数を前年比の○○%(〇〇件)UP」とか、施策の一番大きな目標になります。

 

KPI    中間目標

Key Performance Indicator(キーパフォーマンスインジケーター)
→重要な業績を評価するための指標=中間目標

進行経過を判断する鍵となる指標なので、KGIとして定めた目標に向かうために、クリアしていくべき中間目標のことです。

例えば、

KGIが「売上10%UP」なのであれば、「アクセス数を毎日10%以上UPさせる」とか「問合せ数を月20件獲得する」とか、売り上げを作るために必要なチェックポイントとなるものです。

 

この2つの覚え方

「K は 鍵」 で 「I は 指標」 とさえ覚えておけば

「G は ゴール(最終)」 「P はパフォーマンス(経過)」と馴染みのある言葉なので、ざっくりとした意味合いがすぐに思い出せると思います。

よく言われそうな使用方法:

「この案件に関しては、KGIは年間売上20%UPなので、KPIは月50件の注文獲得に設定しましょう。」

広告をやる上で一番大事なのがこのKGI、KPIです。

何を目標にするのかで、広告アプローチは異なります。

ここをしっかりと定めておかないと、せっかく広告予算を投下しても、「何をやっているかわからない」状態に陥ってしまいます。

最終的な目標と、それに向かうために必要な、クリアしておくべきポイントを中間目標として設定することで、着実に目標達成に近づけることができます。



 

絶対知ってて!PVとUU

次に、「この概念がわからないと意思疎通ができなくて苦しむことなる」くらい大事なワード、PVとUUです。

PV   閲覧数

Page View (ページビュー)
→ページ閲覧数

これはその名の通り、あるサイトが見られた数です。

例えば

Aさんが、あるページを5回見たとした時、そのページのPVは5カウントになります。

PVは閲覧数でもありますが、1人の人が何度も同じページを見るということで、アクション数という意味合いも持っています。

この後説明するCV(コンバージョン)でも、PVをアクション数として説明する場面があるので、「PV=アクション数」と覚えておくと理解しやすいかと思います。

UU   訪問者数

Unique User (ユニークユーザー)
→固有の訪問者数

そのページに訪問したユーザーの数です。

先ほどと同じく

Aさんが、あるページを5回見たとした時、そのページのUUは1カウントになります。

UUは訪問者数なので、ある一定期間内、同じページを何度も見たところで1カウントにしかなりません。

ここを間違えてしまうと、この後説明していくCVからもう意思疎通が取れなくなってしまうので、ちゃんと覚えときましょう。

第一の鬼!CV

きました。CV。ここからが本番です。

CV  成果の数値

Conversion (コンバージョン)

→Webサイトにおける成果のこと

直訳だと「変更・変換・転換」という意味で、「企業の経営や、施策の成果が良い方向に転換していく」と言った意味合いで使われたことがきっかけで、今ではマーケティング用語になったそうです。

CVはKPIの種類と思えば良いかと思います。

KPI(中間目標)を定めた中で、施策を通じて得る(得た)成果のことを指します。

CVには4つ種類があって、マーケ用語として使われることは少ないのですが、概念として覚えておいたほうが理解が早くなるかと思います。

 

○ユニークコンバージョン

基本略語を見かけることがないんですが、強いていうなら

UCV=Unique Conversion
→ユーザー単位のコンバージョン数

例えば

Aさんが5つの商品を購入した時、ユーザーコンバージョン「1」とカウントします。

これは、同じ人が大量に買っても、1なので、複数の人に購入をしてもらえないと数は増えません。ただ、例えばKPIが月売上○%UPなのであれば、ヘビーユーザー一人の見込める額よりも、複数人に一気に購入してもらった方が伸び率は大きいので、ユーザーコンバージョンを増やすことは、大事になってきます。

 

○総コンバージョン

これも、強いていうなら

ACV=Action Conversion
→アクション単位のコンバージョン数

同じように例えると

Aさんが5つの商品を購入(アクション5回)すれば、総コンバージョンではこれを「5」とカウント とします。

 

○クリックスルーコンバージョン

Click Through Conversion

→広告をクリックして、Webサイトに来訪したユーザーのコンバーション数

CVまでの期間は30日以内となっています。

広告配信をした直接の成果がわかるCVですね。

例えば、

Aさんがある広告をみて、その広告をクリックしページを閲覧してから、30日以内に5つ購入した時、クリックスルーコンバージョンは1カウントになります。

この場合は、ユーザーコンバージョンと同じカウントの仕方です。

 

○ビュースルーコンバージョン

View Through Conversion

→広告を見たがクリックせず、別ルートでWebサイトに来訪したユーザーのコンバーション数

皆さんも1回くらいはこんな体験したことあるのではないでしょうか?

WEB広告で見かけた気がするけどその時は興味がなかったからクリックしなかった。でもその後、あの広告を思い出して、Googleで検索してそのページにたどり着き、商品を購入した。

その数値を測るのがビュースルーコンバージョンです。

例えば、

Aさんがある広告をみたけど、その時はクリックせず、別の方法でWEBサイトを閲覧し、30日以内に5つ購入した時、クリックスルーコンバージョンは1カウントになります。

この場合も、ユーザーコンバージョンと同じカウントの仕方です。

 

今日はここまで

ここまで読んでみて、どうでしょうか?

「よくわからない英語2、3文字のあいつら」から、

「まぁなんとなくわかったかも」くらいになったら、

今日のブログのKPIは達成です!!

やっていくと覚えるというのは当たり前かもしれませんが、WEBで調べても、なかなか理解し難いことかなと思いますし、実際私もそうでしたので、出来るだけそのハードルを下げてお伝えできればと思っています。

明日も引き続き、覚えなきゃいけない人のための備忘録として書き残す予定ですので、読んでいただけると嬉しいです。


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