広報兼営業だから気づいた!WEBサイトリニューアル時にMAも一緒に検討した方が良い3つの理由

カテゴリ:Webマーケティング

公開日:2020.05.13 最終更新日:2020.08.21
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こんにちは。inglowの広報担当です。

今日のテーマは『WEBサイト×MA』。

実は普段、営業も広報もやっている私がだからこそ気づいた話です。

WEBサイトリニューアルのきっかけ

まず、前段として、クライアント様がどんなことに課題を持って、リニューアルを検討しているのかと言う話から。

現状のWEBサイトに課題があり、リニューアルしたい理由のなかに、この3つをあげていることが多いです。

  • 仕様が古くて使いづらい
  • デザインを一新したい
  • 更新がめんどくさい

見た目や使い勝手といったところを課題と感じていらっしゃるようです。

とても簡単ではありますが、解決方法を上げていきますね。

 

仕様が古くて使いづらい

仕様が古いの中でも、「スマホ対応になっていないこと」が一番多い課題になっているのですが、ここはレスポンシブデザインを採用したページにすることで難なく解決できます。また、文字のサイズを変更するのではなく、画面ピンポイントに拡大させる、ピンチイン・ピンチアウトができるようにすることでユニバーサルデザインになり得ます。

デザインを一新したい

デザインはいうまでもなく、「今っぽいかっこいいデザイン」と言われることが多い印象ですが、特徴としては、文字よりも画像や動画で魅せるようなデザインを取り入れることで、一新することが可能です。

更新がめんどくさい

また、更新が面倒という課題に対しては、Wordpressを導入し、自社内での更新を通常化する。また、SNSなどに連携して、業務効率をあげるなど、すぐ解決できます。

  

と言う風に、解決できましたね。めでたしめでたし…

……にして本当に良いの?

 

それで終わってしまって良いのか?と心配になるのにはこんな理由があります。

WEBサイトの持つ役割の変化

今の時代のWEBサイトは、ただユーザーに情報を伝えるための掲示板的役割ではなく、ユーザーとコミュニケーションを取ったり、ECショップのように、MAツールやチャットボットを仕様してWEB上で商談を進めていくことが、EC業態ではないBtoC企業や、BtoB企業でも一般化してきました。

「オウンドメディア」と言われるWEBサイトの持つ役割は

社外への情報発信以外にも複数になっています。

 

WEBサイトリニューアル時のポイント

それでは、情報発信以外の役割とはなんなのか。ここがリニューアル時に頭に置いておきたいポイントになります。3つにまとめました。

①ユーザーへのパーソナライズした情報発信

WEBサイトはあらゆる情報が詰まっていますが、ユーザーがその時に必要な情報、あるいは興味を持ってもらえる情報はその中の一部にしか過ぎません。

選択肢が多い中で、よりユーザー個人個人にあった情報を発信し、最終の目的となる申し込みや購入により繋げやすくするためにはこのような方法があります。

  • コンテンツをレコメンドで表示
  • MAを導入して、閲覧履歴に応じて出る、ポップアップを掲出
  • 問い合わせ、商談用のチャットボットの導入

導入をする前提で、WEBサイトを作っておけば、ユーザーの行動パターンを生み出せるコンテンツ作りが可能ですし、ポップアップやチャットボットのようにウィンドウの右や下を占有しても邪魔に感じさせないデザインレイアウトにすることができます。

 

②収集したデータをマーケティングに活用

WEBサイトに訪れた場合、ユーザー一人ひとりのCookie情報がWEBサイトに残ります。その行動パターンによって、例えば、

  • 商品Aを購入した人は、ページB、Cの両方をみている人が多い
  • ページAをみた人は、ページBにいけば購入するが、ページDにいくと購入しない

など、自社WEBサイト内の動きがわかるようになります。

この動きを活用し、WEBページでのユーザーの動きを導くことができれば、対人でない状況でも、商品が売れます。

これをやってくれるのが、MA(マーケティングオートメーション)や、WEB広告です。

  • カート落ちを知らせるプッシュ通知
  • 検討していた商品の類似商品をおすすめとして出すWEB広告
  • ポップアップで次に読むべき記事を掲出

WEBサイトリニューアル後に、ただ情報を発信するためだけではなく、

「売れるWEBサイト」「勝手に問い合わせが来るWEBサイト」にするためのMAやWEB広告を予定しておくことで、

その導線となる特集記事などのコンテンツや商品比較ページなどを検討することができます。

見せるだけではなく、売れるサイトにする意識は営業目線で行う必要があります。

 

③業務の効率化&脱属人化

今までのWEBサイトは、外部のツールに連携することを考える必要もなかったかと思いますのが、今はデジタル上で解決させることが一般的になっています。

そのため、あらゆる外部ツールとの連携ができることも多く、それまで手作業であるツールの情報を出力し、別のツールに入力していた作業などが、ボタン一つで連携することもできるようになりました。(わかりやすい例で言うとSNS連携の一括投稿など)

どの業界でも人材不足に悩んでいる中で、ロボットができる作業はロボットに任せることが、生き抜くコツにもなりえます。

例えば

  • WEBサイトの閲覧状況に応じて、受注確度の高い顧客を割り出し、営業へアラートを飛ばす
  • WEBサイトの閲覧状況に応じて、受注確度の高い顧客を割り出し、メールやポップアップで特別な割引クーポンを送る
  • WordPressの管理画面内に SNS連携を追加し、あらゆるSNSの公式アカウントに最新情報を一括で投稿させる

 

これをやるためには、WEBサイトを作り変えるだけではなく、マーケティングオートメーション(MA)やSNS運用など、必要になってきます。

ただ、その基盤となるWEBサイトを先に制作することになるのであれば、後々のMA導入や、SNS活用も視野に入れることによって、スムーズに連携させることができ、業務効率化によって積極的な活用が可能になります。

費用面でも、前もって知っておくことは、結果的にWEBプロモにかかるコストを抑えられるため、この3つと、MAやSNSなども一緒に検討していくことで、「WEBサイトがしょぼい・・・」「デジタルがよわい・・・」と嘆いていた状況から、脱却&急成長できますね。

まとめ

1企業にとって、広報とマーケティングと営業は連携をとっていかなければならないけれど、お互いの課題感がわからず、積極的に前に進められていないというのが、今までのような「情報を発信するだけのWEBサイト」にしてしまっていた要因だと思っています。

自社のWEBサイトを基盤として、各部署の連携がとれるような仕様、仕組みを視野に入れて制作をすると、より良いWEBサイトに改修できるはずです。

弊社では、WEBサイトを検討されている方にその先のWEBマーケティング戦略までご提案させていただいております。一気通貫で承っておりますので、ぜひご相談お待ちしています。

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