【2024年版】失敗しない!Facebook集客を徹底解説
カテゴリ:集客
本記事は、以下のような悩みを持たれた方に向けて書いております。
- Facebookで集客はできるの?
- 他のSNSじゃなくてFacebookで集客をする場合ってどういうとき?
- Facebookで集客をしているけど、人が集まらない
今回の記事を読むことで、現在においてFacebookで集客をすることが本当に可能かどうか、集客ができる場合、具体的にどのような方法があるのかがわかります。
是非最後までご覧ください。
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Facebookで集客は可能か
⇒ 可能です
結論、Facebookで集客することは可能です。
Facebookの特徴を活かした集客ができれば、集客率が2倍もアップするという事例も多くあります。
このように言うと、次のような反論があるかもしれません。
「拡散力がそこまで高くないって聞いてるけど、集客に向いてないんじゃないの?」
「他のSNSの方がトレンドな気がするからそっちをやった方がいいんじゃないの?」
上記のような疑問については、そのとおりです。
ただし、これらの疑問はあくまで「集客する目的によっては、そうである」と言えるだけです。
Facebookに適した集客の仕方もしっかり存在します。
長期的な集客と短期的な集客
前提として集客の方法は、「短期的な集客」と「長期的な集客」があります。
短期的とは、Facebook広告などを活用した広告費を使ってすぐに成果がでるような集客の方法です。
Facebook広告の活用の仕方については、下記リンクで紹介していますので、そちらをご覧ください。
参考:
~Facebook広告とは?1000社以上の広告支援実績の知見やノウハウを一挙公開!~
一方で長期的な集客をする場合、成果がでるまで時間はかかります。
しかし、長期的にはコストを抑えた上で、成約率の高いユーザーにアプローチすることができます。
継続して集客をしたいとお考え企業様は、ここから先の内容は必見です。
まずは、Facebookにはどういった特徴があるか確認し、集客の方法を解説していきます。
Facebookで集客を始める前に
知っておくべき特徴
ビジネスシーンでの活用に向いている
Facebookは知り合いや顧客に対して、企業の情報を発信することに適しています。
理由は次のとおりです。
- ビジネスに活発なユーザーが多い
- 信頼を高めやすい
ビジネスに活発なユーザーが多い
Facebookは実名登録によるSNSです。
個人や会社の情報をFacebookに登録することで、名刺代わりとして使われることも多いです。
年代別で見ても、最もアクティブに利用している年代のユーザーが30~40代であることから、ビジネスに活発なユーザーが多いことがわかります。
出典:【2024年9月版】人気ソーシャルメディアのユーザー数まとめ
Facebookを活用していることで、タイムリーに企業の情報を伝えることができます。
信頼を高めやすい
*Facebookページのプロフィール欄で住所や営業時間、定休日などの基本情報を載せることができます。
また、レビュー欄には、本名で顧客からの口コミが投稿されるので信頼度が高まります。
このように「何をしている会社なのか」「どういった人たちが働いているのか」などの情報を伝えることができるので企業の信頼につながります。
Facebookページとは、企業用のFacebook上のホームページです。
ホームページと違い、「いいね」の機能があるので、「いいね」をしたユーザーにタイムリーな情報を届けることもできる集客に向いたページです。
後にFacebookページを活用した集客の方法を解説します。
無料で利用できる機能が充実している
Facebookには「インサイト機能」があり、自分の投稿した内容がどのくらい「いいね」をしてもらっているか、分析ができます。
他にも、投稿に集客用のボタン設置などの機能や、他のSNSとの連携もしやすいのが特徴です。
拡散は狙えない
現在のFacebookはアルゴリズムのアップデートが行われ、拡散がかなり難しくなっています。
アップデート前は「シェア」「いいね」や投稿頻度などの手段で、友達やその関係のある新規ユーザーのフィードに表示されることが主に拡散の方法としてありました。
しかし、アルゴリズムのアップデート後、ユーザーの関係の深さを重視した仕組みになりました。
これにより、新規ユーザーへの投稿はほとんどされなくなり、既存の友達を中心に投稿されるのみになってきています。
一方で、つながりの深さが重要視されたことで、関係の深い仲で情報が共有されることから、誤った情報が流されにくくなっているのも事実です。
このことからFacebookは、信頼関係を深める場として利用されていると言えます。
ここまでFacebookの特徴について解説しました。
まとめると次のとおりです。
- Facebookの利用ユーザーは30~40代が多く、ビジネスでの活用に向いている
- 機能が充実していて、集客には他のSNSとの併用が効果的であること
- アルゴリズムのアップデートで拡散がほぼ狙えなくなっているが、信頼関係を深める場として活用できる
ここまで読んで、具体的な集客の方法はまだイメージできていないかと思います。
上記の特徴を踏まえ、具体的な集客の方法を解説していきます。
Facebookで集客する方法
結論、Facebookで集客するには、他のSNSを併用し、Facebookページに呼び込んで顧客を育成していくことが大切です。
前提として、自分の投稿が必ずしも友達のフィードに表示されるわけではありません。拡散も難しくなっています。
しかし、一方でFacebookが関係性の深さを重要視していることで、深い関わりを持つユーザーへのアプローチは有効です。
この点を踏まえ、基本的な集客の流れは次のとおりです。
- Facebookページの作成
- 各媒体で発信して誘導する
- 自社サイトやオフラインでFacebookページの認知
- 顧客の育成・関係作り
- 「いいね」のリクエスト
順番に解説します。
Facebookページの作成
企業様がFacebookで集客を考えられている場合、Facebookページは必須です。
Facebookページとは
ざっくりと「集客に向いたFacebook上のホームページ」です。
Facebookページとホームページの違いは次のとおりです。
ホームページ | Facebookページ | |
---|---|---|
目的 | 網羅的に企業情報の紹介 企業の信頼性向上 |
ユーザーとの交流 企業の信頼性向上 |
記載情報 | 企業の情報が網羅的に記載 |
店舗情報所在地などの必要最低限の情報 タイムリーな情報 |
閲覧するユーザー層 | 狭い |
広い |
利用制限 | ほとんどなし |
あり |
網羅的に情報が記載されているホームページと違い、Facebookページではユーザーに必要な情報だけをピンポイントで表示させます。
このようにFacebookページではユーザーの知りたい情報がすぐにわかるため、訴求力が高いです。
他にもFacebookページは「いいね」や「シェア」機能が備わっているため、情報の共有ができることから集客に向いたホームページと言えます。
Facebookページと個人ページの違い
次にFacebookページと個人ページの違いを見てみましょう。
個人ページ | Facebookページ | |
---|---|---|
登録名 | 個人の実名 |
社名 |
作成出来るページ数 | 1ページのみ |
複数ページ可能 |
管理者 | 本人のみ |
複数人で可能 |
アクセス解析 | できない |
インサイト機能で分析可能 |
カスタマイズ | できない |
集客用のボタン設置などが可能 |
閲覧制限 | Facebookにログインしないと見れない |
ログインなしで誰でも見れる Googkeの検索結果でも表示 |
友達の上限 | 5,000人 |
なし |
個人ページでは制限のあることが、FacebookページだとGoogleの検索結果で表示されたり、友達の上限がないことが大きな違いです。
このようにFacebookページは長期的な集客をする場合に効果的です。
作り方に関しては、下記の記事から作成できます。
参考:
~10分で完成!Facebookページの作成から基本設定まで~
Facebookページを作る上でのコツ
Facebookページを作る上でコツを解説します。
Facebookページ名
-
ただの会社名だけでなく、バリューもつける
例)AIを活用した最適な集客を提供する株式会社○○ - Facebookページの「いいね」数が200超えると変更できないため、期間指定するような内容は避ける
プロフィール画像
- 推奨:170px × 170px
- 画像は基本会社のロゴ
カバー画像
- 推奨:幅820px × 高さ360px
- 商品やサービスの画像にして、何をしている会社か直感的に理解させる
- 中央「幅640px × 高さ312px」は、スマホサイズでも切れないので、それに合わせた画像を選定する
プロフィール文
- ユーザーには「読む」のでなく、「見て」伝えるように心がける
- 情報は常に最新情報にする
-
最低限の情報
- キャッチフレーズ
- ビジネス・活動
- 一言メッセージ
意識すべきは、常に「どんなユーザー」の「どんな悩み」を解決するために「どんな内容」を紹介しているか明確にするよう心がけましょう。
各媒体で発信
Facebookで集客するには、各媒体で発信し、Facebookページに誘導することが重要になります。
Facebookページに誘導する目的は、
「いいね」をしてくれる友達を増やすことです。
「いいね」をしてくれる友達を増やすことで、下記のメリットがあります。
- 「いいね」をした友達のフィードに自社のFacebookページの投稿が表示されやすくなる
- 友達になることで、継続して自社の更新情報を友達のフィードに表示させ、関係を深める
また、自分が「いいね!」した投稿は後で確認できるため、再度投稿を見返してもらうこともできます。「いいね!」を押した履歴は、トップページの自分のユーザー名をクリックし、「アクティビティログ」からチェックすることが可能です。
Facebookページにユーザーの流入をさせるためには、ページに記載された企業で働く個人に興味を持ってもらい、そこから流入を得るのが効果的です。
Facebookページに誘導するおすすめの媒体は下記になります。
個人(社長・従業員)の発信に向いていて、興味を持ってもらったユーザーに個人(社長・従業員)のプロフィール欄から自然な形でFacebookページに流入してもらいやすいです。
Instagramの集客の方法については、下記リンクで詳しく解説しています。
Facebook広告
短期的な集客で効果的とお伝えしましたが、Facebookページへの誘導に利用する場合も効果的です。
Facebookページのニーズにあったユーザーにターゲティングして配信できます。
中でも「いいね広告」の活用がおすすめです。
出典:【Facebook広告のフォーマット:5】Page Like Ad(ページ「いいね!」広告)
ユーザーのフィードに広告が表示され、ページの内容を示すクリエイティブとページの名前だけのシンプルな作りで訴求しやすく、Facebookページに興味を持ってもらいやすいです。
ここまで記事を読まれて、Facebook広告を始めてみたいと考えている方、こんなお悩みはありませんか?
- 自社の商材がFacebook広告に合っているのか、他のSNS広告の方が良いのか分からない
- ターゲティング精度が高いと聞くけど、どのようなターゲティングをすれば成果がでるのか知りたい
- 既にFacebook広告を導入しているけど、成果が出ず、どこに問題があるのか知りたい
実際に弊社への問合せも上記のご相談が多く寄せられます。
上記お悩みをお持ちの方に向けて、弊社の運用方法で広告効果を3倍にした実績をもとに、成果につながるFacebook広告の運用方法について無料相談会を実施しております。
Facebook広告がどういったものかなど、始めての方でも下記リンクからお気軽にご相談いただけます。
Facebookページには「いいね」を得やすいユーザーを獲得することが重要なので、ここで活用するtwitterは拡散目的でなく、
自社の商品・サービスに対してレビューしているユーザーに対してお礼の返信をする場合に活用します。
既に自社の商品・サービスを利用してくれているユーザーはファンになりやすいため、Facebookページの紹介をすると、「いいね」を得やすいです。
注意点として、Facebookページは様々なSNSと連携し、Facebookページの投稿を他のSNSでも自動で投稿する機能がありますが、おすすめはできません。
理由は、SNSごとに最適な表現が変わることがほとんどだからです。Facebookページの情報は企業情報が大半なため、他で運用するSNSの質を下げてしまう可能性があります。
またTwitterで集客する方法を別の記事にまとめております。
詳しく解説しているので、Twitter集客について深く知りたい方は、ぜひこちらもご覧ください。
自社サイトやオフラインで
Facebookページの認知
次に自社サイトやオフライン効果的に認知を増やしていく方法を解説します。
自社サイトやオフラインだと、ユーザーは既に自社のサービス・商品に興味を持っている可能性が高いため、Facebookページへの訴求も効果的です。
ユーザーが「これいい!」「応援したい!」と思ったとき、いつでも「いいね」を押せるボタンを用意しておくことで興味・関心の高いユーザーをFacebookページに誘導することができます。
ホームページ・ブログに「いいね」ボタンの設置
Facebook公式が提供している「Page Plugin」を使用して、ホームページやブログに「いいねボタン」の設置をします。
下記のコードを自社サイトに設置することで使用できます。
参考:
~Page Plugin~
名刺・パンフレットにQRコードを記載
名刺にFacebookのQRコードがあるだけで、「この会社は新しい情報を定期的に発信している」と信頼を持ってもらいやすくなります。
QRコードの作成は下記リンクをご参考ください。
参考:
~Facebookページや友達登録のQRコードを作成する方法~
顧客の育成・関係作り
(アルゴリズムの理解)
顧客との関係作りを考える際、どういった繋がり方だとFacebookから深い関係だと評価されるのか見ていきます。
Facebookには、友達との関係の深さを表す評価基準(アルゴリズム)があります。
下の画像のようにそれぞれの箇所に評価基準を設け、それぞれの条件を十分に満たされているかで判断されます。
出典:From F8: How News Feed Works
-
Who posted it
(誰が投稿をしたか) -
Interactions with the post
(投稿への反応) -
When it posted
(いつ投稿されたのか) -
Type of content
(投稿の種類)
上の画像で明示されている4つの項目は、次の3つの掛け合わせで評価が高いと表示されやすいと言われています。
親密度 × 重み × 経過時間
それぞれ詳しく解説します。
親密度
Facebookページとユーザーの関係の強さを表します。
Facebookページに「いいね」をしているかどうか、コメントやシェアをしているかなど、アクションを含めた関係の深さのことです。
重み
投稿の反響がどのくらい強いかを表します。
アクションと投稿内容の掛け合わせで評価されます。
上から順番に影響度の強さを表します。
-
アクション
- シェア
- コメント
- いいね
-
投稿タイプ
- 動画
- 写真
- テキスト
経過時間
ユーザーがFacebookに投稿してからの経過時間が短いほど優先度の高い投稿として評価されます。
しかし、たとえ古い投稿でも新しくリアクションが付いたことで、再びニュースフィードに表示される可能性があります。
過去の投稿内容を振り返るようなことをして、過去の投稿へのリアクションを促すこともおすすめです。
ただし、経過時間よりも、親密度の方が高い場合は、多少古い投稿でも表示されることはあります。
以上が「親密度」「重み」「経過時間」の内容になります。
これらを意識した投稿をすることで、友達のフィードにも表示されやすくなります。
ではここから、上記の点を踏まえた具体的な投稿のコツを解説します。
顧客の育成・関係作り(投稿のコツ)
下記の内容を心がけましょう。
投稿のテーマは目的を持って行う
目的は主に次のように分類できます。
- 写真つきで共感を求める
- 業界の最新情報
- イベントの告知
- ノウハウなどのお役立ち情報
- 自社のHP・SNSの更新に関する最新情報の告知
投稿の際は画像を頻繁に使用する
HPの更新情報や会社の商品情報などの投稿をする際は、積極的に写真を活用しましょう。
写真のある場合だとユーザーの反応率が39%アップするという事例もあります。
投稿の文章はコメントがもらえるように意識する
- 顔文字の使用
- 質問形式の投稿
- 1行に20文字以内で読んでもらいやすくする
- 1回の投稿で文章は80字程でおさえる
- 話し口調
Facebook Liveの投稿
Facebookのアルゴリズム上、Facebook Liveの投稿をするだけでFacebookページの評価を高く受けやすいです。
動画は伝えられる情報量も多いので、こちらも積極的に活用したいです。
出典:Facebook、ライブ動画中のプライベートチャット機能と、ライブ動画への招待機能を追加
投稿頻度は1日1回の投稿
1日に2回以上投稿すると、「過剰な投稿」として、ユーザーの反応率が低下するという事例があります。
1日1回を目安に投稿を心がけましょう。
投稿へのコメントは即レスする
コメントがあった場合はすぐにレスを返します。顧客をファンにさせる上でコミュニケーションが最も重要です。
「いいね」のリクエスト
ここでおさえておきたいのは、「いいね」のリクエストは、自社のサービスや商品に興味・関心を持っている可能性が高いユーザーだけにしましょう。
「いいね」のリクエストをしすぎてしまうことで、Facebookのアルゴリズム上アカウントの評価が下がり、結果として友達のフィードに表示されずらくなってしまいます。
「いいね」をしてくれそうかどうかの判断は、
過去に一度投稿した内容に「いいね」をしてくれたユーザーの情報を見て、自社のFacebookページのニーズとあっているかで判断しましょう。
「いいね」リクエストのやり方
下の画像のように、Facebookページのホーム画面の「…」をクリックして「友達を招待」をクリックします。
すると、招待できる友達が一覧表示されますので、そこから選択してリクエストができます。
まとめ
以上がFacebookで集客をする具体的な方法の解説になります。
- Facebookで集客する前に知っておくべき特徴
- Facebookで集客をするための考え方
- 集客に必要なFacebookページの作り方
- 具体的なFacebookで集客する方法
この記事を参考にFacebookを効果的に使って集客していきましょう。
この記事を参考に深いかかわりを持った顧客と信頼関係を深め、継続した集客を目指しましょう。
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寺澤 大河
inglow エンジニア兼マーケティングチーム所属。寺院での修行を経て、エンジニアとしてinglowに入社。SNS広告の自動化システムの開発やタスク管理ツールなどの実装を経験後、マーケティングチームにてSEO・マーケティングオートメーションを活用したコンテンツマーケティングに携わる。またWeb広告運用を習得し、マーケティングとシステムエンジニアの知見を活かし、サイト構造とWeb広告の両方の側面で最適化した運用を実現している。