【2024年最新】TikTokで集客する最新マーケティング戦略!
カテゴリ:集客
本記事は、下記のような悩みを持たれた方に向けて書いております。
- TikTokが流行っているから集客に活用できないか検討している
- YouTubeで集客をしているけど競合が多くてチャンネルがのびない
- TikTokで配信をしているけど成果がでない
今回の記事を読むことで、これからTikTokで集客を始める方法、YouTubeで集客を行っている場合のTikTokの効果的な活用の仕方がわかります。
是非最後までご覧ください。
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彼女の実体験をベースに、TikTokでバズらせる方法を動画で解説していますので、ぜひ下記リンクからご覧ください。
TikTokは集客に活用できるか
結論、できます。
実際に様々なビジネスシーンにおいて、TikTokで集客を行う店舗や企業様が増えています。
画像:TikTok-Global Video Community|App Store
そもそもTikTokがどういったサービスかと言いますと、ざっくりと次の特徴があります。
- 15秒から3分程の短い動画を作成や投稿できる、短い動画専門のプラットフォーム
- 動画撮影時に、「0.3倍速」「0.5倍速」「2倍速」「3倍速」と速さを調節しながら撮影が可能
- アプリに実装されている特殊効果(フィルター)などを活用し、面白くてユニークな動画を誰でも手軽に作成できる(輪郭や肌を滑らかに補正できる機能が備わっており、女性ウケも良い)
- 撮影した動画に、好きなBGMをつけられる
上記の理由から誰でも簡単に始めることができ、若い年齢層を中心とした人気のSNSとなっています。
TikTokの特徴を知った上で次のような疑問を持たれるかもしれません。
- TikTokって若者だけが使うSNSで、商材やサービスを紹介しても、ほとんどの場合若者以外のターゲットユーザーにリーチできないのでは?
- 再生時間がYouTubeより短くて、サービスや商材の訴求がほとんどできないのでは?
- 若者がダンスしている動画のイメージが強いけど、企業が配信する場合の動画のイメージが湧かない
これらの疑問について、TikTokのメリットとデメリットを含め詳しく解説します。
TikTokで集客する
メリットとデメリット
メリット
TikTokで集客するメリットは次のとおりです。
- 拡散力が高い
- 他の集客チャネルの導線に利用しやすい
- AIによるレコメンドでターゲティングを活用しやすい
- アップデートで企業の参入がしやすくなった
拡散力が高い
拡散力が高い理由として次の3つがあげられます。
- フォロワーの壁がない
- 手軽に動画投稿ができる
- 一つの動画を起点に拡散されやすい
フォロワーの壁がない
TikTokは仕組み上、投稿すれば必ず100人程度のユーザーに表示されます。
例えばTwitterやInstagramであれば、どれだけ投稿してもフォローされていなければ誰かのタイムラインに表示されることはありません。
しかし、TikTokの場合はフォロワーが0でもおすすめに表示されます。
手軽に動画投稿できる
拡散力が高い理由の1つ目は、動画投稿のしやすさが挙げられます。
例えば、短い動画で「口パク」をしているような投稿はYoutube動画などに比べると撮影のハードルが低く、誰でも投稿が可能です。
そのため、動画投稿を促すような企業キャンペーンにも気軽に参加できます。
また、TikTokはハッシュタグをつけた動画投稿ができます。
参加型のキャンペーンを実施した場合、ユーザー同士がハッシュタグをつけたシェアによって、ユーザー間でも拡散されます。
このようにユーザーによって拡散されるため、企業のPRとして感じにくく、ユーザーの参加率が高くなります。
下記の動画はポッキーを販売しているグリコのキャンペーン事例です。
キャンペーン実施からわずか5日間で投稿された動画数は2万3,600本と言われています。
キャンペーンに起用されたインフルエンサーの動画を見て、それを見たユーザーが同じ内容で投稿することで一気に拡散されます。
一つの動画を起点に拡散されやすい
TikTokの場合、ストック型ではないため、一つの動画からすぐに拡散が起こりやすいです。
ストック型とは、例えば他のSNSでInstagramやYouTubeは検索による利用が多く、過去のコンテンツが閲覧される可能性が高いです。
つまり過去に投稿したコンテンツが資産となり、重要視されます。
一方、TikTokは「新規優遇型」と言われ、一つの動画の評価が高かった場合、その動画が再利用されて何度も「おすすめ」に表示されます。
したがって、過去のコンテンツが他のSNSに比べてそこまで重要視されません。
一本の評価の高い動画が「おすすめ」に表示され続け、その動画から継続して認知拡大ができます。
他の集客チャネルの導線に利用しやすい
TikTokは他の集客チャネルへの導線として活用するのも効果的です。
集客チャネルに利用しやすい理由は、ユーザーの質が高いからです。
ここで言う「ユーザーの質」とは、動画を視聴してから行動を移すユーザーのことを指します。
実際の調査でTikTok利用ユーザーの2割はコンテンツを視聴後に検索などの行動を起こしたことがあると言われています。
さらに5割のユーザーはハッシュタグをつけた投稿をしたことがあると答えています。
出典:TikTokをマーケティングに活用する企業がショートムービーでユーザーの心をつかむためにやっていること
AIによるレコメンドでターゲティングを活用しやすい
TikTokには機械学習による配信アルゴリズムがあります。
検索やタップといったユーザーの動作をもとに、機械学習でそれらのデータから勝手に関連性が高いと判断されたコンテンツが流れて視聴が開始されます。
その精度は非常に高く、ユーザーが一度動画を見始めるとついつい長時間にわたって見続けてしまいます。
そのため、TikTokの滞在時間は他のSNSより長いと言われています。
アップデートで企業の参入がしやすくなった
TikTokのアップデートにより、これまで「1分」までだった動画が「3分」まで拡張されました。
「3分」になったことで企業様にとって次のメリットがあります。
- 個人で気軽な投稿がしづらくなる
- 「学習系・教育系」のビジネスに関連しやすいジャンルが伸びる
- 年齢層が高くなる
個人で気軽な投稿がしづらくなる
これまで短い動画で流行りのダンスを真似た動画投稿をすることが主流だったため、若い年齢層の動画が多い傾向にありました。
しかし、時間が拡張されたことで3分間ユーザーを飽きさせない「クオリティの高いコンテンツ」が増えていくことになります。
このような理由から、個人の気軽な投稿が難しくなり、一方で予算をかけて作られたクオリティの高い動画が評価されていくことが予想できます。
「学習系・教育系」のビジネスに関連しやすいジャンルが伸びる
再生時間が拡張されたことで、ユーザーに与える情報量も多くなります。
そのため、これまで解釈の分かれるざっくりとしたコンテンツになりがちだった「教育系・学習系」のジャンルが伸びていくことが予想できます。
また、「教育系・学習系」は商品紹介やサービスの説明と相性も良く、ビジネスとして活用することができます。
年齢層が高くなる
上の2項目に付随して、コンテンツのクオリテイが高くなること、「教育系・学習系」ジャンルの追い風となっていることで、年齢層の拡大が予想できます。
つまり、ビジネスでリーチしたい層が増えると考えられます。
デメリット
デメリットは次のとおりです。
- 売上に直結しづらい
- 炎上のリスクがある
- 利用ユーザーに若い年齢層が多い
売上に直結しづらい
近年は動画内容がビジネスに寄っている傾向がありますが、TikTokはビジネス感が薄くユーザーとの距離感が近いプラットフォームです。
TikTokの性質上、独創的かつクリエイティブなコンテンツが求められます。
従って、TwitterやFacebookで展開するような単純に「割引クーポン」や「商品の購入」を直接的に促すようなコンテンツの展開は向いていません。
コンテンツでユーザーを惹きつける訴求をすることで他の集客チャネルに誘導し、間接的な購入を促す工夫が必要です。
炎上のリスクがある
拡散力というメリットの裏返しで「炎上」と呼ばれるマイナスな意味で拡散されるケースがあります。
TikTokは10代の利用が多いためか、関連性のないコメントが多い傾向があります。
投稿する際は若年層の行動心理も踏まえた投稿を心がけるようにしましょう。
参考:
~TikTokで炎上が増加中–自分から「#炎上したい」若者も~
利用ユーザーに若い年齢層が多い
現時点でTikTokの利用ユーザーは他のSNSと比較しても若い年齢層が比較的多いです。
そのため、一般的にビジネスで親和性が高いのは比較的に低単価、かつジャンルは「ファッション」「音楽業界」「化粧品」「飲食」といった業界の集客が向いていると言われています。
ではその他の業種は向いていないのかというと、そんなことはありません。
近年の傾向として「再生時間3分」や「テレビCM」で高い年齢層に訴求していることから、利用年齢層が全体的に増加傾向にあります。
上のデータをご覧のとおり、男女どちらも10代と20代が最も多くユーザーを占めている一方、男性の利用ユーザーは30代以降も多いことがわかります。
したがって、ターゲットが必ずしも限定的であるとは言えず、最近では幅広いターゲットにリーチできる傾向にあります。
あくまで他のSNSと比較すると現状は相対的に年齢層が低いという認識で問題ないです。
TikTokで集客する方法
ここからTikTokで集客するための具体的な方法を解説します。
TikTokで集客するには、
結論、「おすすめ」に動画を表示させ、他の集客チャネルに誘導する最初の認知ポイントとして活用することです。
「おすすめ」に表示させたい理由はシンプルで「ユーザーが最も見る場所」だからです。
TikTokはアプリが起動すると、まずいちばん最初に広告が表示されます。
次に表示されるのが「おすすめ」です。
また、利用ユーザーはほとんどが「おすすめ」から動画を視聴するため、認知を得る最も重要な場所と言えます。
ビジネスアカウントの設定
TikTokで集客をする場合、まずはビジネスアカウントを利用することをおすすめします。
ビジネスアカウントを利用することで個人アカウントには無い次のメリットがあります。
- アカウントや投稿動画の分析
- プロフィール情報の追加
ビジネスアカウントの設定方法は下記リンクを参考にご設定ください。
参考:
~【公式】TikTokのビジネス(企業)アカウントとは?概要と作成方法をスクショ付きで解説
~
プロフィール情報の追加
設定の際に記載するプロフィールは、集客をする上でとても重要です。
理由は、集客チャネルへの遷移をこのプロフィールから行うからです。
プロフィールの書き方は下記を参考にわかりやすい文章を心がけましょう。
- 誘導したい他のSNSのリンクを設ける
- DM用の「メール」欄を設ける
- 記載情報は常に最新のものにする
- ビジネスで何をしているかを書く
- 箇条書きで「読む」のでなく、「見て」伝える
プロフィールから他の集客チャネルに誘導するため、とても大事な場所になるので上記の項目は最低限意識しましょう。
その他TikTokビジネスアカウントを作成する際に気をつけるべきことを資料にまとめております。
- どういったコンテンツで投稿するべきか
- 投稿する前に意識するべきハッシュタグの選定方法
- 投稿してく中でどのように勝ちパターンを見つけていくか
上記の点を特に意識して詳しくまとめておりますので、下部無料の限定資料をダウンロードしてご確認ください。
次にコンテンツ作りをする上で必要な知識として、AIのアルゴリズムについて解説します。
AIのアルゴリズムを理解する
「おすすめ」に表示させるには、AIのアルゴリズムを理解する必要があります。
なぜなら、TikTokの利用ユーザーは受動的に動画を視聴するユーザーが多く、そのユーザーに最適な動画を見せているのがAIだからです。
AIのアルゴリズムは次の3ステップで行われると言われています。
- 約100人のおすすめ欄に表示
- AIが100人の行動データを集計
- 別のユーザーのおすすめ欄に載せるかどうかを判断する
ユーザーから一定の評価があった場合は更に他のユーザーのおすすめ欄に表示され、そこで行動データをもとに判断されます。これを繰り返します。
しかし、コンテンツによっては100再生数もいかない場合があります。
そういった場合は次が考えられます。
- 動画の時間が長すぎる
- コミュニティガイドラインに違反している
動画の時間が長すぎる
フォロワーが少ない段階で長めの動画を投稿すると、ユーザーに離脱されやすいとAIから判断され、意図的に表示されないことがあります。
初回時の投稿では、20~30秒ぐらいの動画で様子を見ることをおすすめします。
コミュニティガイドラインに違反している
使っているキーワードがTikTokの規約に違反してしまった場合、動画の停止か、あるいは一部のユーザーに表示されなくなります。
規約に引っかかるキーワードは次の種類のものになります。
- 特定の個人を攻撃した内容
- アダルト要素の強い言葉
コミュニティガイドラインに違反すると動画の停止をされますが、停止されず、表示回数は0という場合もあります。
そういった場合は、禁止に近い単語が複数組み合わさるとAI側で表示を制限します。
拡散を狙ったコンテンツの作り方
アルゴリズムを理解したところで、ここから具体的にどこを気をつけてコンテンツを作ればいいか解説します。
項目は大きく分けて2種類です。
- AIサイド
- ユーザーサイド
それぞれ解説します。
AIサイド
動画の評価はすべてAIによって評価されます。AIにいかに高い評価を得るかで「おすすめ」に表示できるかが変わります。
- いいね数
- コメント数
- 平均視聴時間
- 視聴完了率
- プロフィール表示回数
- シェア数
- タイムリーな投稿
- ハッシュタグチャレンジの参加
いいね数
100人からどれだけいいね数を獲得できたかで評価されます。
1いいねでももらえていたら高い評価を得て、次のおすすめにも表示されやすくなります。
コメント数
こちらもコメントが多いほど、AIから高い評価を得られます。
平均視聴時間
動画を見たユーザーが時間にしてどのくらい見てくれたかを表す指標です。
例えば、60秒であれば30秒まで見られている場合、平均視聴時間は30秒となります。
平均視聴時間が長い程、高い評価を得ます。
視聴完了率
「平均視聴時間」の評価をあげようとすると、基本的には長い動画を投稿すれば高い評価が得られることになります。
ここで、重要なのが「視聴完了率」です。
再生時間のどこまでをユーザーがみてくれたかを表す指標です。
例えば60秒の再生時間で平均視聴時間が30秒だった場合、視聴完了率は50%となります。
つまり、長い動画は平均視聴時間を上げやすい一方、その分ユーザーが途中で離脱する確率が高くなります。
その場合は視聴完了率が下がるため、「長い再生時間で最後まで再生してもらえる動画」が評価の高い動画となります。
プロフィール表示回数
プロフィールの表示回数が多い場合は、投稿者に興味を持っているユーザーが多い可能性が高いです。
他の集客チャネルに誘導する情報もあり、こちらも重要な指標になります。
シェア数
シェア機能を使って他のSNSにどれだけシェアされたかを表す指標になります。
タイムリーな投稿
重要度はそこまで高くありませんがこちらは週2回以上が良いとされます。
ハッシュタグチャレンジの参加
プラットフォームを盛り上げるため、積極的にハッシュタグチャレンジに参加するユーザーの評価が高いとされています。
フル視聴率
最近のアップデートでインサイトに導入された指標です。
また、この指標が最も重要だといわれています。
フル視聴率とは、「ユニークユーザーに表示された中で、何人が最後まで動画を視聴したか」を表す指標になります。
TikTokの傾向として、人気の短い動画をユーザーに表示させ、ユーザーがその動画を最後まで視聴すると、視聴完了率が上がります。
その結果何度も同じユーザーに表示されるという傾向があります。
そこで一つの動画を見続ける回遊率の低下を防ぐために導入された指標が「フル視聴率」になります。
多くのユーザーに動画を最後まで見てもらうことが必要になるため、コンテンツの質を重視するようにしましょう。
ユーザーサイド
いくらAIから評価を得やすくしても、実際に行動を起こすのはユーザーです。
ユーザーに行動を起こしてもらう為の工夫も必要です。
項目は次のとおりです。
- 情報量を増やす
- 最初の2秒で目をひく
- 知っている音楽を使用する
- 感情に訴えかける
情報量を増やす
ユーザーに与える情報を増やすことで、飽きさせないコンテンツ作りをします。
具体的には次の方法が効果的です。
- 字幕の挿入
- 音楽を入れる
- 音声は少し早口
最初の2秒で目をひく
TikTokのユーザーは「興味がない」と判断すればすぐにスクロールして次の動画に移行します。
目をひくためには次の項目を意識しましょう。
- ビジュアルのインパクト
- 数秒後に何かが起きそうな予感
- 問いかけ
- 少し不安を感じさせるような言葉
知っている音楽を使用する
おすすめは、今流行っている曲、有名なティックトッカーが使用している曲を使用することです。こういった曲を使用することで、ユーザーは最後まで曲を聞こうとしてくれます。最新の人気曲の調べ方は下記をご参考ください。
参考:
~TikTokの最新人気曲とは?調べ方やフリーBGMの配布サイトもご紹介~
感情に訴えかける
簡単かつ効果的なのはユーザーに「共感」してもらうことです。
コツはユーザーに自分事だと思わせることです。
「あるある系」の動画はこれにあたります。
あるいは「ノウハウ系」も、具体的な内容を明示することでユーザーに「自分のことかも」と思ってもらいやすいです。
以上が最初の投稿からAIとユーザー両方に高い評価を得る為の拡散を狙ったコンテンツ作りの方法になります。
次に表示回数が増えてきてはいるものの、一定のところで止まってしまう場合の対策について解説します。
ハッシュタグを活用する
最初に結論をお伝えすると、
ハッシュタグは、動画の内容をAIが判断するためのタグづけとして使用します。
実際のハッシュタグの使われ方を見ると、ハッシュタグの活用の仕方を誤解されている方が多いです。
中にはハッシュタグによっておすすめの表示回数が変わってくると考えている方もいます。
しかし、ハッシュタグ自体はおすすめの表示回数に直接関わることはありません。
では、どのように活用するかと言いますと、
ハッシュタグに含めるキーワードによって、内容と関連性の高いユーザーにリーチされやすくなります。
AIのアルゴリズムのところで最初の100人に表示され、そこで評価を得て他のユーザーのおすすめに表示されることをお話ししました。
その際、中には投稿内容と全く関連性のないユーザーからの評価を得てしまう場合があります。
例えば、普段は「踊り系」の動画を視聴しているユーザーがたまたま投稿した全く別ジャンルの動画に興味を持ち、そこで評価を得た場合です。
AIは「踊り系」を視聴しているユーザーから評価を得たことで、今度は「踊り系」を良く見るユーザーにリーチしようとします。
結果、関連性の低いユーザーにリーチされ、そこで評価を得られず表示は止まってしまいます。
上記のようなケースでハッシュタグはコンテンツがどういった内容のものかを示すために活用されています。
コンテンツと関連のあるハッシュタグをつけることで、ハッシュタグの内容を含めた上で判断して最適化されるので、配信先が大きくずれることはなくなります。
ここまで、「おすすめ」に表示させる方法について解説しました。
次におすすめに表示させてから、どのように集客チャネルに誘導するか解説します。
集客チャネルへ誘導する方法
YouTubeへ誘導
TikTokとYouTubeの相性の良い理由は次のとおりです。
- 動画好きのユーザーをYouTubeに誘導できる
- 競合が多いYouTubeに別の窓口で認知を広げられる
動画好きのユーザーをYouTubeに誘導できる
TikTokがYouTubeと相性の良い理由は、動画好きのユーザーにYouTubeチャンネルの認知をしてもらえます。
TikTok | YouTube | |
---|---|---|
市場 | まだまだブルーオーシャン | 成熟傾向 |
拡散力 | 強い | そこまで強くない |
訴求力 | 普通 | 強い |
再生時間 | 15秒~3分 | ~12時間 |
YouTubeに誘導するコツ
もう一つの理由は、YouTubeの市場はあらゆるジャンルが成熟している傾向にあり、認知してもらうことが難しいです。
そこで、TikTokと併用し、認知拡大をTikTokで行います。
TikTokで詳細まで紹介できない内容をYouTubeで解説できるため、相互補完の関係で集客するのに効果的です。
-
続きを見たいと思わせる
- YouTubeに投稿した動画のオチを見せず、最後が気になるような形で投稿する
-
YouTubeの良いシーンをTikTokに部分的に公開する
- 自身のチャンネルで最も盛り上がっているシーンや一番おもしろいシーンを切り取って投稿し、ユーザーに興味や関心を持たせる
Instagramへ誘導
TikTokとInstagramの相性の良い理由は次のとおりです。
- 利用年齢層が近い
- 商材・サービスのコンテンツと相性が良い
利用年齢層が近い
TikTokとInstagramはどちらも利用ユーザーに女性が多く、年齢層も近いことから、ターゲットユーザーへの認知拡大に効果的です。
商材・サービスのコンテンツと相性が良い
美容院や飲食店であればInstagramを活用されている方も多いと思います。
美容院であれば、実際のカット・ヘアカラー・トリートメントなどbefore / Afterをショート動画にすることで分かりやすいサービスの訴求ができます。
また、誘導したユーザーをInstagramで育成し、ファンにさせることができます。
TikTokのアップデートにより、これからアカウントを作成した場合はInstagramへの連携機能が無くなっています。
その場合は、プロフィールに直接InstagramのURL、IDを貼る方法が推奨されています。
TikTokで分析する方法
TikTokは公式の標準機能で「ビジネスアカウント」があります。ビジネスアカウントを利用することで投稿毎やアカウントの分析ができます。
インサイトの確認方法
①ビジネスアカウントの状態で「設定とプライバシー」
↓
②「ビジネス」を選択
③続いて、「インサイト」を選択することで分析データ一覧が表示されます。
④「インサイト」をクリックするとデータが見れます。
分析できるデータ
分析できるデータは下記になります。
投稿した動画
- 合計再生時間
- 合計視聴回数
- 平均視聴時間
- トラフィックソースの種類
- 視聴者の所在地
アカウント全体の進捗
- 動画の視聴数
- フォロワー数の増減
- プロフィールの表示回数
より早く成果を出す
TikTok広告の集客方法
TikTok広告で集客をする際、大きく分けて3種類の広告があります。
- アプリ起動画面広告
- インフィード広告
- #チャレンジ
それぞれ解説します。
3種類のTikTok広告
出典:CCI、若年層に人気のショートムービーアプリ「Tik Tok」の広告パートナーに
アプリ起動画面広告
特徴は下記になります。
- アプリを起動時に全画面表示
- 静止画/GIFでの入稿が可能
- 3~5秒の表示
- 1日1社のみ表示
- 外部サイトへの誘導可能
ユーザーがアプリを起動時に全画面で表示されるため、訴求力が高く拡散もされやすいです。
しかし、1日1社に限定されて表示されることから広告コストが高いです。
インフィード広告
特徴は下記になります。
- オーガニックと同じ形式で表示
- 「おすすめ」に表示
- 音声が必須
- CTAの設定が可能
- 5~15秒の表示
TikTokユーザーがほぼ必ず視聴する「おすすめ」に表示されます。
さらにオーガニックと同じ全画面表示がされることからユーザーは広告と感じにくく、こちらも訴求力が高いです。
さらにCTAボタンの設置もできることから他の集客チャネルへの誘導として活用するのが特に効果的です。
#チャレンジ
特徴は下記になります。
- タイアップ広告
- 「アプリ起動画面広告」「インフィード広告」を含んだパッケージ
- アプリ内にコンテンツページ
- オーガニックの投稿を促しユーザーウケも良い
ユーザー参加型の広告になります。
参加のハードルが低く、高いエンゲージメントの獲得ができます。
詳しくは次の「ティックトッカーを起用して集客」のところで解説します。
ここまで、TikTok広告の種類を読まれた方の中で、下記のお悩みはありませんか?
- TikTok広告を始めてみたいけど、広告用にどんな動画を用意したら良いのか分からない
- 広告感があると視聴してもらえないってよく聞くけど、どうやったら広告感のない動画が作れるのか知りたい
- YouTubeとTikTokどっちから始めるべき?
実際に弊社への問い合わせも上記のご相談が多く寄せられます。
上記のお悩みをお持ちの方に向けて、他のYouTube広告やInstagram広告など数多くのSNS広告の運用実績を元に、成果につながる動画広告の作り方を限定資料にてご紹介しております。
まずは、TikTok広告を始める前に知っておくべき内容をまとめた無料の限定資料をダウンロードしてからご検討いただくことをおすすめします。
ご検討の方は、まずは無料配布の限定資料をダウンロードしてご確認ください。
ティックトッカーを起用して集客
ティックトッカーとは、TikTok上でフォロワー数の多い影響力のあるユーザーを指します。
具体的な定義はなく、他のSNSでいうところの「YouTuber」「Instagramer」のような存在で、特に10~20代の若い年齢層が多いです。
ティックトッカーを起用した集客は、タイアップ広告を活用した「#チャレンジ」で広告を配信します。
こちらの広告はユーザーが参加型の広告であり、ユーザーも広告を通じて「人気者になりたい」「有名になりたい」と思っていることから参加されやすく、拡散につながりやすいです。
ティックトッカーを起用した拡散の流れ
拡散の流れは次のようになります。
-
興味獲得
- ティックトッカーと商材のタイアップ動画を配信し、アプリ内表示でユーザーからの興味を獲得
-
誘導
- 多数のユーザーを「#チャレンジ」ページに誘導
-
二次創作
- ユーザーが真似をした動画を作成・投稿
-
拡散
- 多数のユーザーから拡散
この場合の拡散は、ユーザー自身に拡散してもらうため、売り込みと思わせない訴求が可能です。
したがって、さらにエンゲージメントの高いユーザー獲得ができます。
ティックトッカーを起用する上でおさえておくこと
- 商材とティックトッカーの相性がいいか
- ティックトッカーに商材の魅力を伝える
- 費用が高くなりがち
商材とティックトッカーの相性がいいか
前提として、商材とティックトッカーの相性がいいかどうかを考える必要があります。
ティックトッカーとはそもそも「注目されたい」「人気者になりたい」といった自己表現の場のTikTokで影響力を持っています。
したがって、自分のブランディングに優れていても、自分と全く違うジャンルの商材のアピールになってしまうと、商材の魅力が損なわれて十分なアピールができなくなってしまいます。
ティックトッカーと主に相性の良いジャンルは次のとおりです。
- 飲食
- 美容
- ファッション
- 音楽
ティックトッカーが使用している服やコスメを投稿することで拡散や商品のイメージアップにつながります。
一方、ティックトッカーにフォロワー数が多ければ誰でも良いというわけではありません。
理由は、ティックトッカーによって、ファン層が異なるからです。そのため、どういったファンを抱えているのか調査をしておくことが大切です。
ティックトッカーに商材の魅力を伝える
ティックトッカーに商品のアピールポイントをしっかり伝えることが重要です。
一番良いのは、ティックトッカーに実際に体験してもらい、商材の魅力を知ってもらうことです。
キャスティングをする際に資料のみによる打ち合わせで終わらせてしまうことが多いです。
ティックトッカーが本当にいいものだと実感してくれた場合、しっかりとそのポイントをアピールしてくれるはずです。
費用が高くなりがち
基本的に発生する費用として下記があります。
- 制作費
- 広告費
- キャスティング費
- 企画費
さらに広告費は「アプリ起動画面広告」「インフィード広告」が含まれているため、費用は高くなりがちなことに注意しましょう。
TikTok広告を始める前に気をつけるべき点を動画でわかりやすく解説していますので、こちらも是非ご視聴ください。
まとめ
今回は次の内容でTikTokの集客方法を解説しました。
- TikTokで集客する上のメリットとデメリット
- AIのアルゴリズムの仕組み
- AIとユーザー両方で「おすすめ」に表示させるコツ
- TikTokで各指標の分析方法
- オーガニック以外の集客方法
本記事で紹介した内容を踏まえ、TikTokの運用をお考えの方、あるいは始める前にもう少し詳しく知っておきたい方向けに「TikTok企業アカウントスタートガイド」をまとめた資料を無料配布しております。
下記の画像をクリック、または、フォームに入力いただくだけで、無料で資料をダウンロードしていただけます。ぜひご利用下さい。
寺澤 大河
inglow エンジニア兼マーケティングチーム所属。寺院での修行を経て、エンジニアとしてinglowに入社。SNS広告の自動化システムの開発やタスク管理ツールなどの実装を経験後、マーケティングチームにてSEO・マーケティングオートメーションを活用したコンテンツマーケティングに携わる。またWeb広告運用を習得し、マーケティングとシステムエンジニアの知見を活かし、サイト構造とWeb広告の両方の側面で最適化した運用を実現している。