【2023年更新】失敗しない!ウェビナー集客の3つのポイント

カテゴリ:集客

公開日:2021.08.26 最終更新日:2023.02.03

本記事は、次のお悩みを持たれた方に向けて書いております。

  • ウェビナーで集客をしたいけど、始め方がわからない
  • ウェビナー集客で上手くいくコツが知りたい
  • ウェビナーか会場型のどちらが集客に向いているか知りたい

今回の記事を読むことで、これからウェビナーを活用して集客をお考えの企業様がどのように準備すればいいか、また従来の会場形式とウェビナーとの違いをおさえた上で集客する方法などがわかります。

是非最後までご覧ください。






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ウェビナーによる集客と会場型セミナーで集客する場合の違い


近年、ウェビナー(Webセミナー/オンラインセミナー)という言葉を耳にすることが増え、注目されています。

これまで主流だった会場型セミナーとの違いを見てみましょう。

ウェビナー 会場型セミナー
コスト
比較的低め

最低でも会場のレンタル料が加算される
準備
  • ハンズフリーなマイク
  • 整った通信環境

  • 主に会場の空き具合
  • 資料配布
  • 撤去の人的負担
  • 集客
  • 物理的な収容人数は無し
  • 全国どこからでも参加しやすい

  • 収容人数の制限がある
  • 遠方からの参加が難しい

  • 主な特徴として、会場を抑える必要が無いため、現地の準備がカットできるのが魅力です。

    次に、ウェビナーについて具体的な内容を解説します。


    ライブ配信とオンデマンド配信のウェビナー集客の違い


    ウェビナーの講演の仕方は2種類あります。

    • ライブ配信
    • オンデマンド配信

    それぞれの特徴を解説します。


    ライブ配信


    ライブ配信はリアルタイムの配信で講演します。講師と聴講者同士がその場で質疑応答できるのが特徴です。

    • 予め日時を設定し、公演をする
    • その場で補足説明ができる
    • 当日の通信環境に左右される

    向いているケース


    • 新人研修
    • 商品説明
    • 体験型のセミナー(ヨガ・親子クッキング)
    • 社内イベント

    オンデマンド配信


    オンデマンド配信は事前に講演・セミナーしたものを収録し、編集して後日配信するのが特徴です。

    • 講師の都合に合わせて収録できる
    • 聴講者は繰り返し視聴できる
    • 動画編集の手間がかかる

    向いているケース


    • 研修会などでテンプレート内容の説明
    • 字幕編集が必要な講座
    • 複数回にわたるシリーズの講座・講習

    ウェビナーで集客を始める前に知っておくべきこと


    ウェビナーを実施するにあたって、次の項目をおさえておきましょう。

    • 目的・ターゲットを決める
    • 企画を考える
    • 講師を決める
    • 配信の環境を整える(ツール/通信環境/周辺機器)
    • 聴講者に通知
    • リハーサル

    それぞれ詳しく解説します。


    目的・ターゲットを決める


    まず、どういった人を集客したいのか具体的なターゲット設定と目的を明確にします。


    目的


    まず、何のためにセミナーをするのか明確にしましょう。

    例えば、次の目的が考えられます。

    • 自社のPR
    • 商品・サービスのPR
    • 謝恩・恩返し

    ポイントは、これらの目的が混在しないことです。

    「多くの人を集めたい」「参加者と距離感を詰めたい」「商品のPRもしたい」といった色々なことを詰めてしまっては、参加者にとってセミナーで何を伝えたかったのかが分からなくなってしまいます。

    そういった意味でも目的を明確に設定しましょう。


    ターゲット


    ターゲットは具体的に設定しましょう。

    ターゲットを具体的にする考え方で、「ペルソナ」というマーケティングの用語があります。

    ペルソナとは、ターゲットとなるユーザーを「行動や感情を含め、具体的な一人の人物像として描く」ことです。


    目的とターゲットの設定方法については、下記の記事で詳しく解説しています。

    【2021年版】Web集客の方法と種類を無料・有料別に紹介!
    目標設定とペルソナの設定について詳しく知りたい方はご参考ください。 その他、集客に利用するメディアの選定方法も紹介しています。

    企画を考える


    目的とターゲットが決まれば、次に内容を考えます。内容を考える上で下記をおさえると良いでしょう。


    セミナーの内容


    セミナーの内容は「何について」「どのような形式で話すか」を考えましょう。


    テーマ


    テーマ選びはとても重要です。選ぶのが難しい方は、例えば下記を参考にした内容で選ぶことをおすすめします。

    • 新商品・サービス
    • 業界ニュース
    • 人気のブログ記事
    • 新しいビジネスチャンス
    • よくある質問(FAQ)

    セミナーのスタイル


    セミナーのスタイルも色々な種類があります。

    講義 講師が参加者に最新の情報やノウハウを解説する会
    対談 質問者がいて、ゲストがそれに答えて行く形式の会
    パネルディスカッション ゲスト何名かで討論する会
    ワークショップ 参加者が体験型の講習会
    交流会 異業種や特定の人向けの内容で参加者が交流を目的とする会

    シナリオ


    内容と形式を決めたら、次にどのような方向性で話をすすめていくかを決めます。

    講義形式を例にして、次の流れで講義を行うと参加者にもアウトプットの場を設けられ、セミナーの満足度が向上しやすくなります。

    課題の再認識

    問題が起こっている背景

    課題を解決するノウハウ、知識の共有

    ワークショップ・交流*

    Point

    *ウェビナーでも規模が大きい程、参加者の表情やリアクションが見えにくくなります。

    ツール選びにも関わりますが、なるべく挙手機能・チャット機能がついたものを選びましょう。

    下記をコミュニケーション方法として取り入れることをおすすめします。

    • 音声チェックを兼ねた挙手やチャット
    • ワークを行い、2,3人から回答をチャットで受ける


    講師を決める


    社内の人間かあるいは外部の講師に依頼するかを決めます。外部の講師に依頼する場合は、下記の確認をしておくと良いでしょう。

    • 目的にあっているか
    • 予算にあっているか
    • Webセミナーに慣れているか

    進行表の作成


    ここでは、具体的に何時に何を行うかを明確にします。

    下記は一例としてスケジュールのテンプレートです。

    15:00 開会の挨拶
    15:10 講師自己紹介 / 講義①
    16:00 休憩
    16:05 講義② / ワークショップ
    16:45 質疑応答
    16:55 閉会

    参考: ~ウェビナー司会者の台本はこう作る!すぐに使える定型文つき ~


    配信の環境を整える(ツール/通信環境/周辺機器)



    ツール


    ウェビナーをするにあたって、おすすめなツールを「大人数用」「少人数用」で分けてご紹介します。


    大人数用(有料)


    ツール名 最大人数 利用時間 特徴
    Zoom Webinar
    ~10,000人

    無制限

    SNSとの連携が優秀
    V-CUBE
    セミナー

    ~2,000人

    無制限

    サポートが充実
    Adobe Connect
    3~1,500人

    無制限

    どのデバイスからも簡単にアクセスできる
    Cocripo
    ~300人

    20時間

    回線が安定している
    Cisco Webex
    Events

    ~3,000人

    24時間

    セキュリティ機能が充実

    少人数用(無料)


    ツール名 最大人数 利用時間 特徴
    Skype
    ~10人

    無制限

    アカウント作成に
    マイクロソフトや
    Facebookのアカウントで作成可能
    Google Meet
    ~100人

    60分

    外部の侵入や情報の流出を防ぐセキュリティ性能が高い
    Zoom
    ~100人

    40分

    画質、音質が優秀
    YouTube Live
    なし

    なし

    ライブ配信中でも巻き戻し再生ができる
    Facebook Live
    なし

    6時間

    Facebookページ上でライブ配信できる


    通信環境


    ライブ配信でウェビナーを行う場合、映像や音声が途切れてしまった場合、それだけで参加者の満足度を下げてしまいます。

    社内で行う場合はWi-Fiの整備を確認しましょう。

    参考: ~業務用WiFiおすすめランキング!選び方のコツやポイントについて~

    あるいは社外で行う場合、有線LANの整備された通信環境が安定している場所を選びましょう。

    • コワーキングスペース
    • スタジオ

    スタジオを利用される場合は、質の高い周辺機器が揃っている場合が多いので、規模の大きいセミナーを開催する場合におすすめです。


    周辺機器


    話し手の表情や仕草を感じ取ることができなければ、信頼や共感につながりにくいです。

    ウェビナー参加者の満足を得るために、最低限の高品質なマイク・カメラを用意しましょう。

    参考:
    マイク – ~Zoom向けマイクのおすすめ24選。快適なWeb環境を整えたい方必見~

    カメラ – ~Webカメラのおすすめ15選 テレワークや動画配信で映りのいいモノを選ぼう~


    聴講者に通知


    参加者にウェビナーツールのURLで当日から数日前に通知します。

    その際、資料の共有もしておくといいでしょう。


    リハーサル


    配信環境の確認、問題なく配信できる状態かテストします。


    ウェビナーで集客する方法


    ウェビナーで集客する方法は様々です。

    以下では、それぞれの集客方法についての紹介と集客する際のコツについて解説します。


    ウェビナーで集客する方法の種類


    ウェビナーで集客する方法は次の種類になります。

    • Webサイト・ランディングページ
    • SNS
    • Web広告
    • セミナーのポータルサイト
    • メール

    それぞれ紹介します。


    Webサイト・ランディングページ


    既に会社の商品・サービスに興味を持っている人に対してウェビナーを告知する場合、自社のWebサイトを活用するのはマストです。

    具体的には、告知用のランディングページを作成し、ランディングページを起点に応募を募ります。


    ランディングページ作成時におさえておきたいポイント


    ランディングページは直接問い合わせにつなげるためのページであるため、余計な情報は控え、必要最低限の情報にとどめましょう。

    最低限下記の情報を記載することをおすすめします。

    • ウェビナー開催の目的
    • 内容
    • 主な対象者
    • 申し込みの要・不要
    • 参加費用の要・不要

    この時、過去のウェビナーのオンデマンド配信を設置することもおすすめです。

    ユーザーのセミナーへのイメージにつながりやすくなります。


    SNS


    告知に利用するSNSは「facebook」と「Twitter」がおすすめです。


    Facebook


    実名の登録により、知り合いや関係を持っている企業に告知できるので、興味・関心のある参加者が集まりやすいです。

    具体的な集客の方法は下記の記事をご参考ください。

    facebook
    【2021年版】成功するFacebook集客を徹底解説
    Facebookで集客するメリットや具体的な集客方法を解説しています。ビジネスパーソンをターゲットにするなら是非ご覧ください。

    Twitter


    リツイート機能で拡散力が高いため、セミナーを認知させやすいのでおすすめです。

    具体的な集客の方法は下記の記事をご参考ください。

    Twitter
    【2021年版】Twitter集客のコツ!今すぐできるブランディング戦略
    Twitterで集客するメリットや具体的な集客方法を解説しています。他のSNSよりもすぐに認知拡大や情報発信を行いたい企業様は必見です。是非ご覧ください。

    Web広告


    即効性が高いため、参加者を急募したい場合に効果的です。

    ターゲット層に合わせて適切な媒体を選びましょう。

    媒体の選定方法やターゲットの決め方について無料相談を受け付けておりますので、よろしければお気軽にご相談ください。

    Web広告
    Web広告運用
    ストラテジープランナーが企業にあった戦略的な広告媒体の選び方をご提案します。
    Google・Yahoo広告をはじめ、SNS広告・位置情報によるターゲティングが可能なDSP広告とターゲット層によって取り扱いが異なる中で、最適な広告媒体をご紹介します。

    セミナーのポータルサイト


    広告のコストをかけずに新規の参加者を集める場合に効果的なのが、セミナーのポータルサイトです。

    無料で告知できるサイトも多く、サイトを閲覧するユーザーも比較的参加に繋がりやすいです。

    下記リンクは無料・有料と分けて紹介してくれています。

    参考: ~【集客や告知ができる】セミナーポータルサイト16選【無料あり】~


    メール


    メール配信をする際は、顧客層によってメールのアプローチを変えることが重要です。

    顧客リストの中で特に深く関わりを持っている関係者・顧客へのアプローチは個別の配信が効果的です。

    その際は、相手毎に文面を変えた内容にするとなお良いです。

    手間はかかりますが、最も反応率・参加率が高いことが考えられるため、慎重なメッセージをこころがけましょう。


    ウェビナーで集客するコツ


    ウェビナーで集客する際は、下記の項目を意識しましょう。

    • 魅力のある企画内容を意識する
    • 参加特典を用意
    • 応募方法を簡単にする
    • リマインドメールを送る

    それぞれ解説します。


    魅力のある企画内容を意識する


    企画に魅力を感じなければ興味を惹くことができません。

    トレンドと希少性を重視しましょう。

    ▼例

    トレンド 最新SNSのマーケティング戦略
    希少性 オンラインサロン登録者1000人突破記念など

    参加特典を用意


    特典があるだけでお得感が増し、集まる人は増えます。

    社内で活用できるカスタマージャーニーマップやSEOのキーワードマップなど、その場限りの限定であれば、より効果がでます。


    応募方法を簡単にする


    例えば、自社のランディングページで、下記の点が該当する場合は、改善する余地があります。

    • 入力フォームの入力欄が小さすぎる
    • 入力欄が多すぎる
    • 「次へ」が多く、ページ遷移を何度かする

    リマインドメールを送る


    応募の際に送るメールと別で、当日あるいは前日に、参加日や事前に配布する資料を再度送って再確認してもらいましょう。

    参加日を忘れてしまい、参加率を下げることを防げます。


    配信環境をしっかり整える


    どんなに内容がよくても、通信が何度も途切れたり、講師の顔が見えづらいと、参加者の満足度が下がります。

    できる限り、配信ツールと周辺機器は質のいいものを選ぶことをおすすめします。

    また、通信環境も社内が不安であれば、社外の有線LANの環境で安定した場所の確保をするとなおいいです。


    アフターセールス


    ウェビナーが終わったあとですが、参加者へのメールを送ります。

    参加していただいたお礼とともに、次回のセミナー参加を促す訴求を行います。また、アンケート回答も行うと、次回のセミナーに活かせます。


    ウェビナーで集客する際によくある質問


    最後に、ウェビナーで集客する際の良くある質問を紹介します。


    Q:ウェビナーのメリットとデメリットは何ですか?


    A:会場型と比較するとわかりやすいです。下記の表をご参考ください。

    ウェビナー 会場型セミナー
    メリット
  • コストが少ない
  • 会場の準備がない
  • 参加者が世界中どこからでも参加できる
  • 物理的な収容人数の制限がない

  • 参加者の表王、仕草がわかりやすい
  • 会場に設置した提示物やチラシの宣伝ができる
  • 参加者同士のコミュニケーションが取りやすい
    (付加価値が出やすい)
  • デメリット
  • 通信環境に影響を受けやすい
  • 参加者側の反応・関心を読み取りづらい
  • 参加者側の集中力が切れやすい

  • 会場のコストが大きい
  • 当日に会場の準備が必要
  • 参加者が遠方になればなるほど、
    集まりにくい
  • 物理的な収容人数の制限がある

  • 会場型のデメリットがそのままメリットとなり、会場型のメリットがデメリットとなります。

    ウェビナーのデメリットが主に講師と参加者とのコミュニケーションをあげております。

    しかし、ここに関しては、工夫次第でいくらでも改善できるため、デメリットについては、開催者側がどの程度ウェビナーに慣れているかに関わってきます。


    Q:スマートフォンからでも視聴はできますか?


    A:多くのウェビナーツールではスマートフォン/タブレット/PCで視聴可能です。


    Q:ウェビナーを開催する場合は、最低限何を準備すればいいですか?


    A:カメラ、マイクスピーカー、安定したインターネットの通信環境があれば実施可能です。


    Q:セミナー参加者のデータはどのように管理できますか?


    A:セミナー参加時のURLに必要な登録情報を設けることで、参加者の管理ができます。

    Zoomウェビナープランを使われる場合は、参加時に参加者の名前・メールアドレスが取得できます。

    また、ウェビナー終了後にアンケートを実施する機能が用意されており、回答に応じてレポートの作成ができます。


    まとめ


    今回は次の内容で解説しました。

    • ウェビナーによる集客と会場型セミナーで集客する場合の違い
    • ウェビナーで集客を始める前に知っておくべきこと
    • ウェビナーで集客する方法

    ウェビナーで集客することで、会社の認知度はさらに高まり、参加者との信頼関係も深めやすくなります。

    是非この記事を参考にウェビナーを成功させましょう。






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      profile

      寺澤 大河

      inglow エンジニア兼マーケティングチーム所属。寺院での修行を経て、エンジニアとしてinglowに入社。SNS広告の自動化システムの開発やタスク管理ツールなどの実装を経験後、マーケティングチームにてSEO・マーケティングオートメーションを活用したコンテンツマーケティングに携わる。またWeb広告運用を習得し、マーケティングとシステムエンジニアの知見を活かし、サイト構造とWeb広告の両方の側面で最適化した運用を実現している。


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