Facebookカルーセル広告とは?基礎知識から成果を上げるノウハウまで解説
カテゴリ:Facebook広告
こんにちは、株式会社inglowマーケティングチームの梅田です。
弊社、株式会社inglowは、国内外の最新AI・自動化技術を用いることで、広告予算が月々15万円~数百万円の企業様に対しても、莫大な予算を使っている大企業にも匹敵するハイレベルなマーケティングをご提供しているマーケティング会社です。
本ブログでは、弊社が過去に数百社のマーケティング支援をさせて頂いた中で得たマーケティングの知見やノウハウを中心に発信しています。
本記事は、以下のような悩みを持たれた方に向けて書いております。
- Facebook広告の成果を上げたいが、どの広告フォーマットを使用しようか迷っている。
- Facebookのカルーセル広告とは何か知りたい。
- カルーセル広告が使用可能な掲載場所としてどこがあるのか知りたい。
- カルーセル広告を上手く活用して成果を上げる方法を知りたい。
本記事を読むことで得られるメリットは以下の通りです。
- Facebookのカルーセル広告がどういったものか詳しく理解出来るようになる。
- Facebookのカルーセル広告を有効活用して成果が上げられるようになる。
また、Facebook広告について詳しく理解したい方、Facebook広告のカルーセル広告以外のノウハウなどが知りたい方に向けて、下記記事に弊社のFacebook広告に関する知見やノウハウをまとめましたので、そちらも合わせて参考にしてみて下さい。
参考
Facebook広告とは?1000社以上の広告支援実績の知見やノウハウを一挙公開!
それでは、いきましょう。
Facebookカルーセル広告の概要と特徴
Facebook広告は、1枚以上の静止画や動画、そしてテキストなどを様々に組み合わせて配信することができ、その組み合わせ方を広告フォーマットとも呼びます。
カルーセルとは、Facebook広告で使用可能な5つの広告フォーマットのうちの1つを指し、カルーセルで配信するFacebook広告のことをFacebookカルーセル広告と言います。
具体的には下記のように、テキストに加えて静止画や動画を複数枚同時に配信する広告フォーマットのことを言います。
同時に配信する複数枚の静止画や動画は、ユーザーがスワイプしたり矢印をクリックしたりすることで、全てのバナーを見ることが出来ます。
さらに、バナー1枚1枚にそれぞれ別の見出し・遷移先ページを設定出来るため、ターゲット層に幅広いアプローチをすることが可能なのも、Facebookカルーセル広告の特徴です。
Facebookカルーセル広告の主な活用例
Facebookカルーセル広告は、様々な用途がありますので、使われることが多いFacebookカルーセル広告の主な活用例について、本章で解説していきます。
商品の使い方を手順に沿って説明したい場合
商品の使い方を手順に沿って1つの工程につき1枚の静止画または動画を用いるためにFacebookカルーセル広告が使われる場合がまず挙げられます。
例えばスキンケアグッズに関する広告を配信する際に、どのグッズから使えば良いのかを使い方と共に示す形でカルーセル広告が使われる事例などがあります。
商品の使い方の手順に限らず、上に示したようなヘアセットの手順や商品の組み立て方の手順を説明したい場合などにも使われることが多いです。
1つの商品をあらゆる側面から訴求したい場合
1つの商品をあらゆる側面から訴求したい場合にも、Facebookカルーセル広告が使われることがあります。
具体的には、収納ボックスの活用場面を複数紹介するためであったり、あるいは住宅の各部屋をそれぞれ紹介するためなどにFacebookカルーセル広告が使われることなどが挙げられます。
商品のストーリーを伝えたい場合
商品のストーリーを広告を通して訴求したい場合にも、Facebookカルーセル広告が使われることがあります。
例えば、アプリの販売をするために、実際にアプリを使用している風景を複数枚の静止画を用いてストーリー性が伝わるように訴求したり、あるいは商品が完成するまでの過程を複数枚の静止画を用いて訴求したりする事例がよく見られます。
商品やサービスの口コミを発信したい場合
商品の信頼性を訴求するために商品やサービスの口コミを掲載したい場合にも、Facebookカルーセル広告が使われることがあります。
具体的には、幅広い年代層から支持されていることを示すために、各年代ごとのユーザーからの口コミを1枚1枚の静止画に分けて掲載して配信される事例もあります。
複数商品に関する訴求をしたい場合
複数商品に関する訴求を行いたい場合にも、Facebookカルーセル広告が使われることがあります。
例えばアパレル業界では特にFacebookカルーセル広告が使われることが多く、商品ごとに静止画を分けて使用することで、1つの広告で複数商品についての訴求が同時に行う場合が多いです。
カルーセル広告が使用可能なFacebook広告の掲載場所
Facebook広告は、掲載可能なプラットフォームがFacebook、Instagram、Messenger、Audience Networkと4つあり、さらにそれぞれのプラットフォームの中でも非常に多くあります。
しかし、これら全ての掲載場所でカルーセル広告が使用出来る訳ではありません。
実際にカルーセル広告が使用可能なFacebook広告の掲載場所を以下の表にまとめました。
Facebook広告の掲載場所 | カルーセル広告の使用可否 |
Facebookフィード | 〇 |
Facebook右側広告枠 | 〇 |
Facebookインスタント記事 | 〇 |
Facebookインストリーム動画 | × |
Facebook Marketplace | 〇 |
Facebookストーリーズ | 〇 |
Facebook上の検索結果 | 〇 |
Facebook Video Feeds | × |
Instagramストーリーズ | 〇 |
Instagramフィード | 〇 |
Instagram発見タブ | × |
Audience Networkネイティブ、 バナー、インタースティシャル | 〇 |
Audience Network動画リワード | × |
広告メッセージ | × |
Messenger受信箱 | 〇 |
Messengerストーリーズ | × |
Facebookカルーセル広告の作成方法
Facebookカルーセル広告の作成方法としては、大きく分けて広告マネージャから作成する方法とFacebookページから作成する方法と2種類あります。
それぞれ、Facebook公式ページに画像と共に分かりやすく解説されているものを下記に掲載していますので、実際にFacebookカルーセル広告を作成する場合は、そちらを参考にしてみて下さい。
引用
広告マネージャからカルーセル広告を作成する(Facebook for Business)
Facebookページからカルーセル広告を作成する(Facebook for Business)
Facebookカルーセル広告を使用する際の主な注意点
広告の掲載場所ごとにおける選択可能なキャンペーンの目的
本記事の3章でカルーセル広告が使用可能なFacebook広告の掲載場所を示しましたが、それぞれの掲載場所ごとに選択可能なキャンペーンの目的が限られます。
それらを全て表にまとめましたので、カルーセル広告を実際に使用する際に参考にしてみて下さい。
カルーセル広告の掲載可能な場所 | 選択可能なキャンペーンの目的 |
Facebookフィード | ブランドの認知度アップ、リーチ、トラフィック、アプリのインストール、リード獲得、メッセージ、コンバージョン |
Facebook右側広告枠 | トラフィック、コンバージョン、カタログ販売 |
Facebookインスタント記事 | ブランドの認知度アップ、リーチ、トラフィック、アプリのインストール、リード獲得、コンバージョン |
Facebook Marketplace | ブランドの認知度アップ、リーチ、トラフィック、イベントへの参加、動画の再生、リード獲得、メッセージ |
Facebookストーリーズ | ブランドの認知度アップ、リーチ、トラフィック、アプリのインストール、動画の再生、リード獲得、メッセージ |
Facebook上の検索結果 | ブランドの認知度アップ、リーチ、トラフィック、エンゲージメント、アプリのインストール、動画の再生、リード獲得 |
Instagramストーリーズ | ブランドの認知度アップ、リーチ、トラフィック、アプリのインストール、動画の再生、リード獲得、メッセージ |
Instagramフィード | ブランドの認知度アップ、リーチ、トラフィック、アプリのインストール、リード獲得、メッセージ、コンバージョン |
Audience Networkネイティブ、 バナー、インタースティシャル | リーチ、トラフィック、アプリのインストール、コンバージョン、カタログ販売 |
Messenger受信箱 | トラフィック、アプリのインストール、メッセージ、コンバージョン、カタログ販売 |
Facebookカルーセル広告の掲載場所ごとの仕様・規定の違い
また、Facebookカルーセル広告の掲載場所ごとに推奨されるサイズや使用可能な画像の枚数なども異なります。
そういった規定は全て下記記事にまとめてありますので、カルーセル広告を実際に使用する際に前節で解説した内容と合わせて参考にしてみて下さい。
参考
Facebook広告ガイド(Facebook for Business)
Facebookカルーセル広告で成果を上げるためのコツ
本章では、Facebookカルーセル広告で成果を上げるためのコツについて解説しますが、カルーセル広告に特有のコツのみを本章で解説し、カルーセル広告に限らずFacebook広告をどの掲載場所に配信する際も共通して活用することが出来るクリエイティブ作成のコツに関しては、下記記事にて解説しています。
ぜひ参考にしてみて下さい。
参考
Facebook広告クリエイティブ|文字数やテキスト・バナー作成のコツ
使用する全てのバナーで世界観を統一する
Facebookカルーセル広告に使用する静止画や動画を作成する際は、同時に配信する全ての静止画や動画の世界観を統一することが非常に重要です。
そうすることで、広告を通して伝えたいメッセージがユーザーに届きやすくなり、ユーザーも商品やサービスに興味を示しやすくなります。
世界観を統一する具体的な方法としては、使用する文字色や背景色、フォントなどを統一することが挙げられます。
静止画と動画の両方を同時に配信する
Facebookカルーセル広告を使用する際は、静止画によるカルーセル広告と動画によるカルーセル広告の両方を必ず同時に配信することが、成果を上げるために必須です。
FacebookのAIがユーザーのアクションを日々機械学習してはユーザーごとにクリックされやすい広告の特徴に関するデータを日々蓄積しています。
それを利用して、カルーセル広告をクリックしやすいユーザーの中でも静止画からなるカルーセル広告、動画からなるカルーセル広告のどちらがクリックされやすいかまで予測して、ユーザーごとにクリックされやすい広告フォーマットの広告を配信するようにFacebook広告のシステムが設計されています。
そのため、例えばカルーセル広告の中でも静止画からなる広告しか作成していないと、静止画からなるカルーセル広告を多くクリックするユーザーに対して広告が配信されなくなり、インプレッションの損失が生じてしまいます。
そのため、静止画からなるカルーセル広告、動画からなるカルーセル広告の両方を作成して同時に配信するようにしましょう。
広告フォーマットを基本的に全て網羅して広告を配信すべき理由
前章で解説した内容と重複してしまいますが、広告フォーマットも基本的には全体的に網羅して広告を配信することが、成果を伸ばし続けるために非常に重要です。
理由は、前章で解説したことと全く同様で、網羅されていない広告フォーマットが存在すると、その広告フォーマットをよくクリックするユーザーに対して広告が配信されなくなってしまい、インプレッションの損失が生じるからです。
5種類ある広告フォーマットの中でも、広告の目的に合わない広告フォーマットもありますので、一概に全ての広告フォーマットを必ず網羅すべきとは言えませんが、Facebookカルーセル広告を使用してみようと思っている企業様も、カルーセル広告に限らず、他の広告フォーマットで成果の上がる可能性のある広告フォーマットは網羅して広告を配信するようにしましょう。
まとめ
以上、Facebookカルーセル広告について解説してきました。
Facebookカルーセル広告は有効活用することで、かなり成果が上げられる広告フォーマットですので、ぜひ本記事で解説したコツなども取り入れながらFacebook広告を運用してみて下さい。
また、最後に少しだけ宣伝をさせて下さい。
弊社、株式会社inglowは、広告運用を始めとしたWebマーケティング施策を行いたい企業で、特に広告予算が15万円~数百万円ほどの企業が、最適なマーケティングサービスを受けることが出来ていないという広告業界の課題を解決したいと思っています。
そのために、国内外の最新AI・自動化技術を使うことで業務内容を最大限に効率かつ高性能化し、プロのマーケターが運用して改善し続ける運用体制を整えています。
本記事で解説したFacebook広告については、全掲載場所に全広告フォーマットを網羅して広告を配信しては結果に応じて配信場所や予算配分を成果が最大化するように改善し続け、アメリカ発のAI・自動化システムを社内で運用することで、精度の高いバナーやテキスト、ランディングページを定期的に追加し続けては比較検証していくサイクルを繰り返し続けることで成果を伸ばし続けます。
さらにはプロのマーケターも揃っているため、莫大な予算を使っている大手広告代理店に匹敵するハイレベルなマーケティングを比較的低コストで提供させて頂くことが可能となっております。
詳しくは下記詳細ページをご覧下さい。
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それでは、最後まで読んで頂き、ありがとうございました。