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マッチタイプとは?リスティング広告のマッチタイプを徹底解説

カテゴリ:リスティング広告

2020.11.12

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こんにちは、株式会社inglowマーケティングチームの梅田です。

リスティング広告の入稿設定をする際に選択するマッチタイプについて解説します。

  • マッチタイプとは何か知りたい。
  • どのマッチタイプを選べば良いか、具体的な選び方を知りたい。
  • リスティング広告でなかなか成果が上げられず、困っている。

上記のような悩みを持たれている方には必見の記事となっております。

本記事では、過去に数百社のマーケティング支援をさせて頂いた中で得た知見・ノウハウをもとに、成果に繋がるリスティング広告におけるマッチタイプの選択方法とその際に気を付けるべきポイントやコツについて解説します。

また、弊社が過去に数百社のマーケティング支援をさせて頂いた中で得たリスティング広告に関する知見・ノウハウは下記記事にて全て公開しておりますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

リスティング広告の入稿から運用、改善までのロードマップ

それでは、早速いきましょう。

マッチタイプとは?

リスティング広告は、入稿する際に検索キーワードを設定しますが、設定したキーワード以外でそれらに関連するキーワードで検索された際にも広告を表示させることが出来ます。

マッチタイプとは、リスティング広告を入稿する際に設定するもので、設定したキーワードとどれくらいの関連度のキーワードまで広告を表示させるかを決めるために設定します。

マッチタイプには大きく分けて4種類あり、それぞれ完全一致、フレーズ一致、絞り込み部分一致、部分一致と呼ばれます。

次章から4種類のマッチタイプについて解説していきます。

キーワードの類似パターンについて

リスティング広告を入稿した際に設定したキーワードと完全に一致はしていないキーワードであっても、表現方法に微々たる違いがあるだけで検索意図が明らかに同じだろうと判断されたキーワードは、類似パターンと見なされて広告が表示されることがあります。

類似パターンと見なされる主な事例には誤字・脱字のみによる違いしかないキーワードや語句の順序を入れ替えたキーワード、助詞が除かれただけのキーワードなどがあり、例えば「振込 手数料」というキーワードを入稿した際、「振込の手数料」「手数料 振込」などといったキーワードが類似パターンとし見なされ、これらのキーワードで検索された際にも自社の広告が表示される可能性があります。

選択するマッチタイプによっても類似パターンと見なされる事例は異なりますが、どのマッチタイプを選択した場合にどういった事例が類似パターンと見なされるのかを知っておかないと、リスティング広告の入稿設定を行う際に、入稿する必要のないキーワードまで大量に設定しまうことで必要以上に手間とコストをかけてしまうことになります。

類似パターンについては、Google社が類似パターンであると判断する事例について公表しており、それを下記に掲載しています。類似パターンについて良く知らないという方は、ぜひ参考にしてみて下さい。

参考
キーワードの類似パターン(Google広告ヘルプ)

マッチタイプの種類について

完全一致

完全一致とは、入稿設定したキーワードに加えて、その類似パターンと見なされるキーワードまで広告を表示させられるようなマッチタイプになります。

例えば、「名古屋 居酒屋」というキーワードを完全一致で入稿した場合、「名古屋 居酒屋」に加えて「居酒屋 名古屋」というキーワードで検索された際にも広告が表示されるようになります。

フレーズ一致

フレーズ一致とは、完全一致を選択した場合に広告が表示されるキーワードに加えて、入稿設定したフレーズの前後に他の語句が含まれるキーワード、またその類似パターンと見なされるキーワードまで広告を表示させられるようなマッチタイプになります。

例えば、「名古屋 居酒屋」というキーワードをフレーズ一致で入稿した場合、「名古屋 居酒屋 日本酒」「居酒屋 居酒屋 オススメ」「飲み放題 名古屋 居酒屋」などのように、「名古屋 居酒屋」というフレーズの前後に他の語句が並ぶキーワードで検索された際にも広告が表示されるようになります。

絞り込み部分一致

絞り込み部分一致とは、フレーズ一致を選択した場合に広告が表示されるキーワードに加えて、入稿設定したキーワードに含まれる語句の前後に他の語句が含まれるようなキーワード、またその類似パターンと見なされるキーワードまで広告を表示させられるようなマッチタイプになります。

例えば、「名古屋 居酒屋」というキーワードを絞り込み部分一致で入稿した場合、「名古屋 格安 居酒屋」「名古屋 時間無制限 居酒屋」などのように、「名古屋 居酒屋」というフレーズを構成する「名古屋」「居酒屋」という語句の前後に他の語句が並ぶキーワードで検索された際にも広告が表示されるようになります。

部分一致

部分一致とは、絞り込み部分一致を選択した場合に広告が表示されるキーワードに加えて、入稿設定したキーワードに含まれる語句が含まれていなくとも、関連する語句が含まれているキーワード、またその類似パターンと見なされるキーワードまで広告を表示させられるようなマッチタイプになります。

例えば、「名古屋 居酒屋」というキーワードを部分一致で入稿した場合、「名古屋 飲み屋」「名古屋市内 居酒屋」などのように、「名古屋」「居酒屋」という語句が含まれていなくとも、それらに関連する語句が含まれているキーワードで検索された際にも広告が表示されるようになります。

リスティング広告入稿時のマッチタイプの設定方法

Googleでのマッチタイプの設定方法

Googleでリスティング広告を出稿する際にマッチタイプを設定する方法は、下記のように、選択したいマッチタイプによってキーワードに特定の半角記号を加えることでマッチタイプを選択できるようになります。

設定したいマッチタイプ
入稿時の記号の使い方
完全一致[設定キーワード]
フレーズ一致“設定キーワード”
絞り込み部分一致+設定キーワード
部分一致
設定キーワード
※記号は何もつけない


入稿設定を行う際に、下記画像で赤線で囲った部分にマッチタイプの選択方法が書いてありますが、絞り込み部分一致を選択する方法のみ書いていないので、実際に入稿設定をする際にはブログ記事などで再確認をした上で入稿設定をするようにしましょう。

また、マッチタイプの選択方法については実際の設定ページには上記のようにかなり小さい字で説明が書かれているので、見落とさないようにしましょう。

Yahoo!でのマッチタイプの設定方法

Yahoo!でリスティング広告を出稿する際にマッチタイプを設定する方法は、Googleとは大きく異なります。

下記画像のように、マッチタイプ設定ページに完全一致、フレーズ一致、部分一致という3つの選択肢のみがあらかじめ用意されています。

これら3つのいずれかを選択したい場合は選択肢の中から選択し、絞り込み部分一致を選択したい場合は、選択肢の中で部分一致を選択し、キーワードの前に「+」を挿入します。

Googleと同じように、絞り込み部分一致を選択する方法については実際のページに注記されていないので、ブログ記事などで再確認をした上で入稿設定をするようにしましょう。

マッチタイプを選択する際に気を付けるべきポイント

Googleでマッチタイプを選択しなかったら「部分一致」が選択される

Googleでは、マッチタイプを特に設定しなかった場合は、部分一致が選択されたものとしてリスティング広告が入稿されてしまいます。

意図的に部分一致を選択した場合は問題ありませんが、部分一致を選択すると、他のマッチタイプを選択した場合よりも多くのキーワードで広告が表示されるようになるため、本来広告を表示させたくないキーワードでも広告が表示されることで無駄クリックが増えて、広告費が多くかかる可能性が高まります。

入稿設定を行う際はマッチタイプを選択し忘れないように気を付ける必要がありますし、入稿して想像以上に広告費が掛かってしまっている場合にはマッチタイプを選択し忘れている場合もありますので、気を付けるようにしましょう。

マッチタイプは半角で入力する

GoogleでもYahoo!でもマッチタイプを選択する際に記号を挿入する際は、必ず半角記号を用いないとマッチタイプが選択されたことになりません。

マッチタイプを選択する際は、全角で記号を挿入してしまわないようにしましょう。

検索キーワードにマッチするキーワードを複数入稿していた場合の優先度

ユーザーの検索キーワードにマッチするキーワードを複数入稿していた場合は、それら全てのキーワードのうちいずれか1つだけが広告表示に使用されるため、自社のリスティング広告が同一ページに複数表示されることはありません。

また、このように検索キーワードにマッチするキーワードを複数入稿していた場合にどのキーワードが1つ選択されるかは、入稿キーワードと検索クエリとの一致度や選択したマッチタイプなどによって決められたあるルールに基づいて決まります。

その細かいルールについては、下記記事にて詳しく解説しておりますので、そちらを参考にしてみて下さい。

参考
同じ広告グループで類似するキーワードを使用している場合について(Google広告ヘルプ)
異なる広告グループでの類似したキーワードについて(Google広告ヘルプ)

適切なマッチタイプを選択するためのコツ

本章では、どのマッチタイプを選択しようか迷ってしまった際に知っておくと役に立つ選ぶ方についての指針を解説していきます。

基本的にはフレーズ一致や絞り込み部分一致を選択する

4つのマッチタイプの中で完全一致を選択すると、入稿したキーワードの他に広告が表示されるキーワードがほとんどないため機会損失が生じる可能性がありますし、マッチタイプを選択してキーワードの網羅性を高めようとすると入稿するキーワード数を増やす必要があるため、運用管理が大変になります。

また、部分一致を選択すると、広告を表示させたくないキーワードや予期せぬキーワードでも広告が表示されてしまうために無駄クリックが増える可能性があります。

ですので、基本的には、4つのマッチタイプの中でフレーズ一致や絞り込み部分一致を選択するのが良いかと思います。

商品名や固有名詞には完全一致を選択する

入稿するキーワードの中でも商品名や固有名詞を含んだキーワードのマッチタイプは完全一致を選択しましょう。

商品名や固有名詞には同義語や類義語などの関連キーワードがないので、特に関連キーワードを拾う必要がないからです。

新たなキーワードを探したい場合は部分一致を選択する

4つのマッチタイプの中で部分一致を選択する場合はほとんどありませんが、例えば関連キーワードを洗い出した上でさらに新たなキーワードを見つけたい場合などには部分一致を選択すると良いです。

しかし、部分一致を選択すると、かなり多くの関連キーワードでも広告が表示されるようになってしまうので、想像以上に予算を使ってしまう場合が考えられます。

ですので、広告予算に余裕がない企業様は、部分一致を選択しないようにするのが最善かもしれません。

とはいっても、キーワードによって部分一致を選択した際にかかる広告費はだいぶ異なりますので、部分一致を選択して新たなキーワードを探したいという方は、一度弊社までお問い合わせ下さい。無料でご相談に乗らせて頂きます。

マッチタイプ選択後に行うべきこと

除外キーワードの追加設定

マッチタイプを選択し、リスティング広告を配信し始めたら、ユーザーが実際にどういったキーワードで検索し、自社の広告へ流入してきたかを知ることが出来るようになります。

さらに、特定のキーワードで検索された際に自社の広告を表示されないように設定することも出来ます。

ユーザーが実際に検索したキーワードのことを検索クエリと呼びますが、検索クエリを確認し、その中でコンバージョンに繋がらないであろうキーワードが見つかった場合には、それらを全て除外キーワードとして設定することが、リスティング広告の費用対効果を高めるためには必須です。

なぜなら、リスティング広告はクリック課金制で広告がクリックされるたびに広告費が発生するため、そういったコンバージョンに繋がらないキーワードで検索された際に自社の広告が表示されてしまうと、無駄な広告費が発生してしまうことになりかねないからです。

そのため、マッチタイプを選択してリスティング広告の運用を開始したら、必ず除外キーワードの追加設定を行うようにしましょう。

キーワードを除外設定する方法は、下記記事に詳しく解説されていますので、そちらを参考にしてみて下さい。

参考
キャンペーンに除外キーワードを追加する(Google広告ヘルプ)

除外キーワードに類似パターンは適用されない

また、除外キーワードには類似パターンは適用されません。

つまり、特定のキーワードを除外設定しても、そのキーワードの類似パターンとなるキーワードは除外設定されたことにはならないということです。

そのため、特定のキーワードとその類似パターンとなるキーワードも除外設定するためには、それら全てのキーワードを1つずつ除外設定する必要があるということです。

詳しくは、下記記事を参考にしてみて下さい。

参考
除外キーワードについて(Google広告ヘルプ)

選択したマッチタイプが最適かどうかの確認及び改善

マッチタイプを選択し、リスティング広告の運用を開始したら、結果を見てキーワードごとに設定したマッチタイプがそれぞれ最適かどうかを確認し、そうでない場合には改善することが大切です。

具体的には、まず下記の手順によって、ユーザーが検索したキーワードがそれぞれ入稿したどのキーワードとどのマッチタイプに合ったキーワードなのかを確認しましょう。

  1. Google広告アカウントにログイン。
  2. メニューバーで「分割」をクリック。
  3. 「検索語句のマッチタイプ」をクリック。

そこで表示されたデータを見て、例えばコンバージョンに繋がらないであろうキーワードで検索された際に自社の広告が表示されていた場合には、その入稿キーワードのマッチタイプをキーワードの拡張度がより低いものに変更する必要があります。

また、特に無駄クリックも発生していない入稿キーワードがある場合は、そのマッチタイプを拡張度がより高いものに変更し、広告の配信範囲を広めてコンバージョンを獲得出来得る新たなキーワードを探すのも、リスティング広告の成果をより高める上で有効な方法の1つです。

このように、リスティング広告の配信を開始したら、結果を見てそれぞれの入稿キーワードに最適なマッチタイプがどれなのかを探していきましょう。

まとめ

以上、リスティング広告のマッチタイプについて解説してきました。

マッチタイプが4種類ある中で、それぞれに異なる特徴がありました。

しかし、最適なマッチタイプを一度で見つけることはかなり難しいので、実際に広告を出稿してから成果に応じてマッチタイプを変えながら運用していくことでより成果が最大化するマッチタイプを見つけるというスタンスが理想的です。

少し宣伝になってしまいますが、弊社の場合は、初めから質の高い完全一致のキーワードリストを作成し、無駄クリックを最小限に抑え、成果を最大化します。

これはAI・自動化システムと独自の手法を組み合わせてプロのマーケターが運用するからこそ実現する方法なので、興味のある方は一度、下記の日程調整フォームから弊社へ問い合わせを頂ければと思います。

また、下記には企業が社内のマーケティングの状態を無料で診断出来るサイトを用意しています。

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それでは、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。


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