「独身の日」セールでアリババが開始1時間で1兆円以上の売上達成。

カテゴリ:コラム

公開日:2019.11.12 最終更新日:2020.10.12
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日本では11月11日はその見た目から「ポッキーの日」などと呼ばれたりしていますが、お隣中国では、「1」がたくさん並ぶ日ということで「独身の日」と呼ばれ独身者同士でお祝いをする習慣があるそうです。

そして、その中国を代表する企業であるアリババグループは、この「独身の日」に合わせて毎年セールを行なっています。

アリババの「独身の日」セール

2009年に始まったこのセールは、アメリカの「ブラックフライデーセール」のような消費を促進させるために何かいい方法はないかと、始まったそうです。

すると、予想以上の売れ行きだったため、その後10年以上に渡って11月11日に大規模なセールを行なっており、今では中国の一大イベントになっています。

「独身の日」セールの売上

このセールで注目されるのは、なんと言ってもその売上です。

今年のセールでは、開始1時間で日本円にして約1兆6000億円の売上だったそうです。

昨年は、このセールで約3.5兆円を売上げたことで、楽天の2018年の国内EC流通総額である3.4兆円を1日で達成したことでも話題になりました。

ちなみにこのセールの売上はアリババグループが運営する公式サイト「ALIZILA」でリアルタイムで確認することができるのですが、セール開始から17時間(日本時間18時00分)の時点で約216億元、日本円にして約3兆3600億円の売上を達成していました。

(引用:「ALIZILA」より)

日本企業も参戦

この大規模なセールには、日本企業も商機になり得ると考えており、資生堂や花王、ユニクロなどが参加しています。

ちなみに2018年は開始1時間の時点で、中国国外の製品の中で日本製品がアメリカを抜き1位だったそうです。


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