チャットボットを活用した会話型広告の「fanp」で知られる株式会社ZEALSが藤田ファンドから約3.5億円の資金調達をしたと発表しました。

CNET Japan

チャット広告「fanp」のZEALS、“藤田ファンド”らから約3億5000万円を調達

チャット広告パッケージ「fanp」を運営するZEALSは4月1日、サイバーエージェントの藤田社長が手がける「藤田ファンド」や既存投資家から、総額約3億5000万円を調達したと発表した。

同サービスは、従来のような広告をタップしたらサービスや商品の訴求をするランディングページに遷移する、といった従来の形式とは異なり、広告タップするとチャットボットが現れて会話の内容を元に商品を訴求する。

「押し付け」の広告はすでにユーザーからは拒否され、コンバージョンはおろかクリックすらされない…という時代になりました。

そのため、各企業が様々なコンテンツを作り上げ、広告を使った良質なコミュニケーションを図ることで、サービスの認知や販売拡大に努めています。

この「fanp」はそんな双方向の広告コミュニーケーションを、「コンテンツ」ではなく「媒体」という手段で可能にしているサービスではないでしょうか。

実際、チャットボットを利用したヒアリングファーストの広告「fanp」を導入したことにより、脅威のCVR10％を実現したサービスも存在するようです。

同サービスは、FacebookやLINEでのチャットボットと連携しているだけでなく、LINE PAYのトーク内決済にも対応しているようです。

今回、新たな資金調達を行ったことで、これまで以上にサービスの充実、拡大が期待出来そうです。

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