”改めて考える”インターンシップについて

カテゴリ:コラム

公開日:2020.06.29 最終更新日:2020.08.21
このエントリーをはてなブックマークに追加

どうもセールスチーム兼人事マネージャーのtsuyoshiです

気候はどんどん夏日和
以前記事でも書きましたが
この時期になると合同説明会やらインターンシップやら
ワクワクとドキドキに加えて忙しくなるぞっと
個人的な人事としてのテーマを胸に走った時期でした

昨今ではコロナの影響でWEBでの合説などオンライン化が進む手前
緊急事態宣言が解除された後に会場を借りて説明会をやられている
企業様もポツポツと現れ始めた様です

”そういえば昨年までは1dayインターンとか流行ってたな”

物事の取り組みに対して多様化する昨今の中で人事の目線で見た
改めて”インターンシップ”について触れてみます

インターンシップの起源

インターンシップってかなり人によって捉え方が異なってきます
ちなみにこんな表現聞いたことありませんか?

・1dayインターン

・長期インターン

・有給インターン

・無給(?)インターン

そもそもインターンシップ自体は
特定の職の経験を積むために企業や組織において労働に従事する期間であり
米国で考案された制度だと聞いています

もっとも諸説があり
産業革命から工業化が進みその背景で増えた
徒弟制度がそのままきている説なんてのもあります

その意味合いからすると企業は何を目的にインターンシップをやるべきなのか?
学生から見ればどの様なインターンシップに臨むべきなのでしょうか?
んー悩ましい

企業から見たインターンシップ

恐らく国内で実施されるインターンの8割は
”企業を知ってもらうため”に行われるものが多いでしょう

そのため1〜5日程度の短期インターンが多く見られます
言い方変えると職場見学とも言える内容ですね

あとは自己分析やらプレゼンのレクチャーなど
就活で活かす為に〜の様なインターンが多い様に思います

とは言えインターンシップの受け入れってかなり大変で
部署間の調整やら学生にやらせていいこととダメなこと
整理した上で安全にも考慮しなきゃいけない

その為に長期インターンの受け入れとして中小企業のくくりで言えば
なかなか着手仕切れないところもあるのが事実です

学生から見たインターンシップ

こちらは2パターンのあるあるに分かれます
①職場見学の様に1day等の短期インターンを複数社受ける
②早めに技術もしくは営業力つけておく為に3ヶ月以上のインターンを受ける

これは言い換えると
①情報収集の為の手段(リサーチ)
②技術力・ビジネスとしての体力を鍛える手段(トレーニング)

こんな感じで活用されているのではないでしょうか?

ちなみに弊社のインターン生は②のパターンです
貪欲に社会人としての先輩から技術を盗もうと必死です
本当に見ていて清々しい方々だと感心させられます
先輩から見たら学生のマネジメントも貴重な経験ですからね?

その一方で①のパターンの場合は私が見てきたところだと
時間も限られているためか事前の下調べや
鬼の様なメモ魔な方もみえたり情報収集に徹する姿勢が見られます

そんな姿を見ていると
”うちに応募してくれたら嬉しいけど就活において力になれただろうか?”
なんてよく考えさせられました

インターンシップ活かせる学生・企業になる為に知っておきたいNG行動

インターンを活かせる学生・企業になるための共通NG行動として

①インターンシップにのめり込みすぎて単位を落とす
→これは本末転倒

②他者への配慮を忘れた自己中心的な行動
→インターン経験しているからと言ってインターンやっていない学生と比較するとか本当にナンセンス

③企業側として話を盛るor自社の良し悪しの観点がない
→これ採用できたとしても2年内の離職率高いパターン

④無給のインターンを正社員並みに長時間労働させる
→一時期国会でも問題視されてましたね

こちら悲しいですが本当にあったお話です
共通して言えるのは”信頼を失う”ことだと考えます

信頼の指標は必ずしも目に見えるわけではありませんが
一度減ったものを戻そうとするのはとても骨が折れます
リスクヘッジというよりもここまでくると道徳的観点から
どうするのがベストなのか?を考え実践すること

それが一番大切なのだと思います。

***

一般的なWeb広告運用会社さんは広告運用に主軸をおきますが、当社はあくまでWebプロモーション全体を企画、実施し、運用改善していきます。

また、マーケティングオートメーション領域では、導入支援はもちろん、導入後の広告施策と合わせたキャンペーン設計まで、Webプロモーション×マーケティングオートメーションを一気通貫で行っています。

プロモーションとしてのデジタルマーケティングに関するご相談は、お気軽にお問い合わせください。

一覧へ戻る