本当にあった営業現場の話し

カテゴリ:BtoBセールス

公開日:2020.05.25 最終更新日:2020.08.21
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どうも!セールスチームのTsuyoshiです

最近は某Youtubeチャンネルをよく見る様になりまして
過去のコンプライアンスぎりぎりの営業実態に触れた回をみて思うのです

”昔は本当にすごいことやっていたんだな(やらかしていたんだな)”って

今回は趣向を変えて過去を省みて次世代につなぐという意味でも
営業という職種で見てきた・体験した出来事を
”深く心に刻まれている順”にランキング形式で書いていこうと思います

第3位 絶対に落とせない商談

人材業界の1年目駆け出しの頃です
その頃は中途採用に特化したWEB媒体の枠売りをしていました
商談時に担当者の方も提案に対しては好感触で”これはイケる”
と確信していた案件でしたが

商談から2時間後にその企業様から電話!
”何か疑問点でもあるのかな?”
と思いつつ電話に出てみるとまさかの社長様!?

「初めまして!その提案前も掲載したんだけど効果でなかったからいいや」

そんなフランクに!?
いやいやそれはないでしょう!!

「社長あと15分後に着きますのでお時間いただけませんか?」

待っているよと言われ時計を見たらすでに17時
到着後お時間を頂いた御礼と共に議論スタート
社長様とのまさに言葉のタイマン

「それなら君のプラン通りにやってみよう!よろしく頼むよ」
「ありがとうございます!!」

ほっとして門を出たのが20時過ぎ!?
年間通しての大きな案件だったので絶対に外せないという執念と
絶対に前回からここを改善すればイケる!という根拠があったから踏み込めた

この後に私のメインクライアントとして今でもお付き合いいただけている
感謝しても仕切れないくらいの出会いでした
それにしてもよくあの時長時間お付き合いいただけたなと思います

第2位 商談に熱が入って壁に追いやられるクライアント

これは人材業界に身を置いていた当時の支社長の話しです

求人広告大手でバリバリのキャリアを築き伝説を残し
例えるならば”情熱”がそのまま人になった様な方でした
駆け出しの私を大切に育てていただいた恩師の一人でもあります

そんな情熱の塊である支社長は商談でも情熱的
熱が入るあまり次第に前のめり

押される机
引き下がるクライアント
何も言えずに固唾を飲んで見守る私

気がつけばクライアントは椅子のすぐ後ろに壁が…
これ冗談抜きに本当にあった話ですからね
この後無事にお仕事をいただき結果も残せて
継続してお取引いただける様になったのですが

「あの時は本当にやばかった、ライオンを前にした草食動物の気持ちがわかった気がするよ」

当時を振り返りクライアントは笑い話として言っていましたが
絶対その時は笑えなかっただろうな隣に座っていた私が一番震えていましたし

第1位 心砕けて空を見上げた長良川堤防ぞいにて

これは岐阜で求人広告の営業をしていた時の話です

テルクリ・飛び込み・プレゼン・クロージング・取材・原稿校正
営業としてのルーチンを回せば回すほど最初のうちは追い込まれていくものです

課せられる複数の目標に数字に追いかけられる感覚に陥り
はるか遠いゴール地点に対し心が折れた一瞬

”私はどこに向かって走っているのだろうか?クライアントのため?会社のため?自分のため?”

生まれた迷いに対して解決しようとすればするほどハマってく負のスパイラルに
嫌気がさしてショートカットで使っていた長良川堤防ぞいの原っぱに座り
ぼんやりと空を眺めるという奇行に走ります

”物語の世界だけだと思ったけど現実追い込まれるとこうなるんだな”

買ってきた缶コーヒーを灰皿にして一服していると
見覚えのある車が遠くからやってきて
10メートルぐらい離れたところに止まり上司がおりてきた

缶コーヒーを手に同じ様に一服しながらおもむろに原っぱに座り空を見上げ始め
その後の私は無意識に隣まで行って同じ様に座り

「お疲れっす!これが営業の特権なんですねー」

そこから1時間ちょっと上司と話してました
ちなみにこの上司は誰でもいつでも実践できる在宅×セールスのアポどりのコツとは?で登場するハイパフォーマー

そんな上司も同じことを考えていたそうな
ただ今のパフォーマンスが維持できるようになったのは
この時間があるからとも言っていた

「普段思考する時間があるように見えて、実際ないようなものだからこの時間を使って今のクライアントもしくはマーケット全体が何を求めてるのか考えてるんだよ。だって営業なら市場に求められる人になりたいからね」

その話を聞いた時に改めて考えること・考える時間の大切さに気がつかされて
クライアントのために余裕を作るように心がけるようになりました

今のセールスとしてinglowに参画しているのも
YUTORIセールスとして本格的に動き出したのも
この経験が一番心に残っているからだと勝手に思っています

まとめ マーケットに求められる人になりたい

”市場価値を高めたい”とほぼ同義ではありますが【商売】って

「相手に必要とされたい!!」と一度は思いませんか?

そのためにはマーケットをよく知らなければなりませんよね
マーケティングって突き詰めると面白い発見がたくさん出てきます
ぜひこの機会にもっとマーケティングの世界に足を突っ込んでみませんか?

YUTORIセールスチームではセールス×マーケティングを混ぜ合わせたセミナーを定期的に実施中!

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