マーケ用語を覚えなきゃいけない人のための備忘録 Part2

カテゴリ:マーケ用語

公開日:2019.07.24 最終更新日:2020.08.22
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こんにちは。inglowの広報担当です。

昨日に引き続き、このマーケ用語の備忘録です。

私がマーケティングの世界に入って一番最初に困った

マーケ用語が意味不明!

という悩みはきっと他の方も抱えるはず!と思い、マーケ初心者が、まず入口に立てるように、噛み砕いて説明していく内容になっています。

 

▼Part1はこちらから

今日は、CV(コンバージョン)の続きからですが、ここからは、CとかPとかがたくさん出てきます。また、○○率という意味の用語が多くこんがらがってしまいそうになりますが、規則性もあるのでまとめて覚えていきましょう。

 

昨日のおさらいをしながらCVR 

CVR CVの達成率

Conversion Rate (コンバージョンレート)
→アクセス数(UU/PV)に対するCVの達成率

昨日紹介した、UU、PV、CVを思い出してください。

UUはユニークユーザー(ユーザー数)、PVは閲覧数(アクション数)、CVは達成目標です。

そのページに来た(ユーザー)数、もしくは見た(アクション)数に対して、獲得ができたCVの確率になります。

 

例えば

CV:商品購入 20件購入された

UU:Xページに100人が訪れた

PV:Xページで400アクションした

この場合、

【UU基準のCVR】  CV(20件)÷UU(100人)=CVR 20% 

【PV基準のCVR】  CV(20件)÷PV(400人)= CVR 5% 

となります。CVRの%が大きいほど、良いということです。

 

ここでお気付きの方もいるかと思いますが、

基準をどちらにするのかで、率にだいぶ差が生まれてきます。

通常UU基準で計算されていることが一般的ですが、
何をCVにしたかよっては、PV基準でCVRを出す場合もありますので、

わからない場合は運用担当に確認すると良いでしょう。

CVRはWEBページの運用をする上で、どのページが成果をあげていて、どのページの反応が良くないかを数値化できるので、次の改善策が見つけるためにまず単語から、必ず覚えておきましょ!

クリック課金 と CP○?(コストパー○○)

次はWEB広告の運用をしていく上で基本となる仕組みと、その仕組みによって割り出される広告費の単価についてです。CP○がたくさん出てきます。

PPC クリック課金

Pay Per Click(ペイパークリック)
→クリックされるごとに広告費が支払われる仕組み

Per は 「〜につき、〜毎に」という意味をもつ英語なので、

クリックされる毎に支払う となり、使われ方としては

PPC広告 = クリック課金広告

が多いかと思います。この後出てくる、広告費の単価率とごっちゃになりそうなので、先に覚えて置くことで整理しましょう。

  

CPC クリック単価

Cost Per Click(コストパークリック)
→1クリックに対する広告費

「クリック 毎の コスト」 なので、クリック単価と言います。

WEB広告を配信した際、一定の広告配信費をかけるとするならば、

1クリックを獲得するためにいくらの広告費がかかったかで、効率の良い広告配信ができているかどうか判断する、指標の一つです。

計算の仕方は 

広告費 10,000 円 ÷ 100クリック =CPC 100円

CPCが安くなればなるほど、1クリックにつきかかっている広告単価が低いことを示します。

CPA CV単価

Cost Per Acquisition(コストパーアクイジション)
→1件のCVを獲得に対する広告費

A : Acquisition は 「取得」という意味の単語なので、

1件(CVを)取得 毎の コスト  となります。

この時CVの内容は、問い合わせなのか、注文なのかによって、比較する際の数値は異なりますので、CVの内容の確認は必須です。

計算の仕方は 

CVが問い合わせの場合:広告費 10,000 円 ÷ 問い合わせ50件 =CPA 200円

CVが注文の場合   :広告費 10,000 円 ÷ 注文10件 =CPA 1,000円

となります。

同じCPAという値であっても、CVの内容が違ければ単価に大きく差が生まれるので、確認が必要です。

 

そして、CPAの内容がややこしくなってしまうことを防ぎ、

問い合わせ単価も注文単価も指標として重視する方のために、それぞれ言葉があります。

 

CPR 問い合わせ単価

Cost Per Response(コストパーレスポンス)
→1件の問合せを獲得するためにかかった広告コスト

計算方法は

広告費 10,000 円 ÷ 問い合わせ50件 =CPR 200円

*CVが問い合わせの場合のCPAと同じ計算方法

 

CPO 注文単価

Cost Per Order(コストパーオーダー)
→1件の受注(購入)のためにかかった広告コスト

計算方法は

広告費 10,000 円 ÷ 注文10件 =CPA 1,000円

*CVが注文の場合のCPAと同じ計算方法

  

おまけのCP○

CP○ は コストパー○○ の略なので、

基本 ○○毎の広告費(○○単価) と覚えておけば、良いでしょう。

良く使われるのは、CPA、CPR、CPO ですが、CVに合わせて

下記のように言葉が出てくることもあるのでおまけで紹介しておきます。

 

CPE(Cost Per Engagement)

1エンゲージメントあたりの広告コスト

エンゲージメント は、TwitterやFBなどSNSをされる方なら知ってるよっていう方もいるかと思いますが、

直訳だと「約束」や「契約」を意味する単語で、ユーザーとの繋がりを示します。

例えば、投稿をした時に、返信コメントやいいねボタンなどの反応を数値化したものがエンゲージメント率です。

エンゲージメント率の計算はそれぞれのSNSによって異なるので今回は触れませんが、

CPEはそのエンゲージメントを1獲得するためにかかった広告費用ということになります。

  

CPDCost Per Day

1日あたりの広告コスト

日単位で広告費を管理したい場合にCPDが用いられます。

多くは、掲載日数課金型の広告(YouTubeの純広告キャンペーン)で使用されます。

  

まとめ

今日はCP○がたくさん出てきましたが、覚えられそうでしょうか?

コストパーさえ頭に入っていれば、CやPに惑わされずに解読できるはずなので

計算式と共に覚えましょう。

また、それぞれの率や広告費が、実際安いのか?高いのか?に関しては、

その商材や販売価格、CVに設定している内容によって異なり、判断には経験値も必要になってきます。

過去実施された類似事例をもとに、企業毎で良い広告運用ができるように効率化していくことが必須です。

 

昨日今日でお届けしたマーケ用語を覚えるための備忘録ブログですが、

一旦区切りますので、また次回をお楽しみに!

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