[2021年7月更新]EFO対策のコツと他にやるべき4つのコト

カテゴリ:Webマーケティング

公開日:2020.09.25 最終更新日:2021.07.06
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こんにちは、株式会社inglowの梅田です。

EFO対策について解説し、それと共にやるべき4つのコトについても解説していきます。

・EFO対策を行う具体的な方法について知りたい。
・なかなかコンバージョンに繋がらなくて悩んでいる
・EFO対策をすることで売上を伸ばしたい

上記のような悩みを持たれている方には必見の記事となっております。

本記事の読み方としては、EFOとは何かについて知りたい方は1章から、EFO対策を行う方法について知りたい方は2章から読まれることをオススメします。

弊社、株式会社inglowでは、EFO対策を含め、多くの施策を行うことで、クライアント様の利益向上のサポートをさせて頂いており、お陰様で売上を2倍以上にまで上げることが出来たりなど多くの実績を出すことが出来ていますので、本記事の信頼性の担保になるかなと思います。

それでは、いきましょう。

EFOについて

EFOとは?

EFOは、Entry Form Optimizationの略で、入力フォーム最適化という意味を持ちます。

ECサイトのショッピングカートや資料請求の個人情報入力フォームなどといった、ユーザーに氏名や住所、郵便番号、メールアドレス、アンケートなど、何かしらの情報を入力してもらう入力フォームを、ユーザーにとって使いやすくかつ入力しやすいように最適化し、ユーザーの離脱率を下げることによって、コンバージョン率(CVR)を高めるための手法のことをEFOといいます。

以下に、弊社、株式会社inglowの入力フォームを例として掲載しました。



EFOの目的と重要性

上でも解説したように、EFOとは、入力フォームからの離脱率を下げることによって、コンバージョン率(CVR)を高めることが目的です。

そしてEFO対策は、会員登録数や商品・サービスの購入数などのコンバージョン数を増やすためには必要不可欠です。

なぜなら、EFO対策がしっかり出来ていないと、せっかく入力フォームまで流入してきたユーザーが離脱してしまい、広告費や人的リソースが無駄になってしまうからです。

入力フォームを訪れたユーザーの離脱率は、基本的には50%以上だと言われているので、入力フォームを訪れたユーザーの少なくとも二人に一人が、フォームを入力している途中で離脱していることとなります。

実際に、皆さんがショッピングサイトで買い物をしている時のことを振り返ってみて下さい。

買い物かごに商品を入れたにも関わらず、購入をしなかった経験がある方も多いと思います。

これは、フォームが入力しにくかったり入力内容などが無駄に多かったりなどといったことが原因となって、入力フォームから多くのユーザーが離脱してしまっているからです。

このように、コンバージョン数を増やすためには、EFO対策は必ず行うべきことだと言えます。

EFO対策の他にやるべき4つのコト

EFO対策の他に4つやるべきことがあります

繰り返しになってしまいますが、EFO対策を行う目的は、コンバージョン率(CVR)を高めることでした。

そしてコンバージョン率を高める目的は、企業によって異なると思いますが、商品・サービスの売上を伸ばしたり会員登録数を増やしたりなどといった、コンバージョン数を増やすことであることが多いと思います。

コンバージョン数を増やすためには、コンバージョン率(CVR)を高めること以外にもいくつか高めるべき数値があります。それは、インプレッション数クリック率ライフタイムバリュー(LTV)です。

なぜなら、基本的にWeb上における売上というのは、インプレッション数、クリック率、コンバージョン率、ライフタイムバリューの掛け算によって決まるからです。

インプレッション数というのはユーザーの目に入った回数、クリック率というのは自社サイトや広告などが目に入ったユーザーのうち、クリックするユーザーの割合、コンバージョン率というのは、自社サイトのリンクや広告を見てクリックして流入してきたユーザーのうち、コンバージョンへ繋がるユーザー数の割合、ライフタイムバリューとは顧客一人あたりが自社の商品・サービスに使ってくれる金額のことです。

これらのうち、どれか一つでも数値が低いものがあると、コンバージョン数を上げることはなかなか難しいです。

このようなことから、コンバージョン率を高めることは、あくまでも皆さんがその先に抱いている「コンバージョン数を増やすこと」という目的を達成するための一つの手段であって、コンバージョン数を増やすためには、他にもするべきことが沢山あるのです。

それが、上で解説したインプレッション数を増やすこと、クリック率を高めること、コンバージョン率を高めること、ライフタイムバリューを高めることです。

コンバージョン率を高めるための手段として、EFO対策の他にもLPO対策というものがあるので、それを含めて次の節から、これらのEFO対策の他にやるべきことについて一つずつ解説していきます。

これら全ての要素がかなり大切になってきますので、コンバージョン数を増やしたい方は必ずと言って良いほど、全てをインプットして実行されることをオススメします。

インプレッション数を高めること

コンバージョン数を高めるためにはまず、インプレッション数を増やす施策を行う必要があります。

そのために行う具体的な施策としては、SEO対策を行うこと、そしてWeb広告を出稿することなどが挙げられます。

SEO対策というのは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで検索された際に自社のサイトが上位表示されるような対策を行うことです。

こちらは、成果が上げられるまでに数カ月はかかるほど成果が上がりにくいというデメリットはありますが、非常に少ない費用で始められるので、長期的に考えると、どの企業も行うべき施策と言えます。

詳しくは、下記記事にてSEO対策で成果を上げる方法について解説していますので、興味を持たれた方はぜひ読んでみることをオススメします。

~[2020年9月更新]Webマーケティング手法の1つ、SEOで成果を上げた運用方法!~

Web広告というのは、例えば検索エンジンで検索された際に上位部分に表示されたり、SNSアプリ上に表示されたり、他社サイト上に表示されたりする広告のことをいいます。

Web広告の中でも種類が非常に多く、それぞれでメリットやデメリットが異なりますが、比較的SEO対策よりも即効性がある広告が多いので、今すぐインプレッション数を高めたい場合はオススメな手法です。

Web広告の主な種類とメリット・デメリットなどについては、以下の記事にて解説しておりますので、ぜひご覧下さい。

~[2020年9月最新]Web広告で成果を上げる運用方法!~

このように、コンバージョン数を増やすためにEFO対策の他にインプレッション数を増やす必要がありましたが、そのための手法としてSEO対策とWeb広告がありました。

クリック率を高めること

コンバージョン数を高めるための方法の一つとして、クリック率を高めることが挙げられます。

クリック率を高めるためには、こちらも主にSEO対策Web広告が挙げられます。

インプレッション数はある程度高いものの、なかなかクリックに繋がらない場合に行うべき方法といえます。

クリック率が低い原因として考えられるのは、例えばインプレッション時に表示される記事のタイトルがあまり興味を引くようなタイトルになっていなかったり、広告のクリエイティブのクオリティがあまり高くなく、ユーザーの目に留まらないことが考えられます。

ですので、クリック率を高めるためには、インプレッション時にユーザーの興味を引くようなビジュアルに仕上げることが大切です。

LPO対策

コンバージョン数を増やす手法の一つして、コンバージョン率を高めることが挙げられました。

そのための手法の一つとして、EFO対策というのが挙げられましたが、もう一つ、大切な行うべき手法として、LPO対策というのが挙げられます。

LPOというのは、ランディングページと呼ばれる、資料請求や商品・サービスの購入などといった具体的なアクションに直接的に繋げるために縦に長く1ページで構成されているページを、ユーザーのニーズに合わせて最適なページに仕上げることでコンバージョン率を高める手法のことを言います。

入力フォームは基本的に、ランディングページ内に貼ったリンクの遷移先として設けられることが多いので、LPO対策を行わないと、そもそも入力フォームにユーザーがたどり着く前に多くのユーザーが離脱してしまいます

ですので、LPO対策というのは、EFO対策と同時に必ずと言って良いほど、行うべき対策の一つと言えます。

LPO対策については、下記記事にて詳しく解説していますので、LPO対策をまだ行っていなかったり、コンバージョン率がなかなか上がらないという方は読まれることをオススメします。

~[2020年9月更新]LPO対策のコツと他にやるべき4つのコト~

LTVを高めること

自社商品・サービスの売上を伸ばしたりするための手法の一つとして、ライフタイムバリュー(LTV)を高めることが挙げられます。

これは、主にリピーターを増やすことによって実現されます。

そのために行うべき手法としては、SNSアカウントを運用することなどが挙げられます。

SNSアカウントを運用して、顧客と繋がって定期的に顧客の投稿にコメントをしたり、情報発信を行うことによってユーザーの自社に対する興味が薄れることを防いだり、むしろ仲良くなることでリピーターになってもらうことが可能となります。

例えば、Instagramアカウントを運用し、初回購入の方に向けてInstagramアカウントの交換をすることで割引をするキャンペーンなどを行うことで顧客とInstagramを通じて繋がることが出来たり、人間味のある投稿をすることによって顧客の自社に対する興味が薄れることを防いだりといったことが可能です。

このように、ライフタイムバリュー(LTV)を増やすために、SNSアカウントを運用することが大切です。

LTVを高める方法については、下記記事にて詳しく解説していますので、コンバージョンには繋がっても、すぐに顧客が離れてしまったり、リピーターになかなか繋がらないという方は読まれることをオススメします。

~[2020年9月更新]LTVを高めるコツと他にやるべき4つのコト~

ここまで解説してきたように、EFO対策の他にも、売上を伸ばしたりなどといった目的を達成するためには、やるべきことが多くあるのです。

EFO対策を行うコツ

入力フォームで離脱する主な原因

EFO対策を行うにあたって、まずは入力フォームを訪れたユーザーが離脱してしまう主な原因を知っておく必要があります。

その主な原因としては、大きく分けると以下の2つが考えられます。

  • 入力するのに手間が掛かる。
  • 入力フォームが入力しにくい構成になっていたり余計なものが掲載されている

そのため、この2つを解決することが出来れば、入力フォームからの離脱はかなり少なくなります。

これら2つを解決する主な方法について、次の節からそれぞれ解説していきますので、EFO対策を行いたい方は、次の節で解説していることを一つずつ改善していくことをオススメします。

EFO対策を行うコツ➀:手間を省かせる

まず、EFO対策を行うにあたって、ユーザーの入力フォームからの離脱の原因の一つであった、フォームに入力するのに手間が掛かるということを解決するために、余計な手間を省かせることが大切です。

そのために改善すべきことは、主に14個あります。

かなり多いので、しっかり読むというよりは、EFO対策を行う際に本記事を見ながら、一つずつ改善していくことをオススメします。

入力箇所は最小限にとどめる

フォームを入力するにあたって、入力箇所が多いと、フォームを目にしただけで面倒くさがって離脱してしまうことが多い傾向にあります。

そのため、フォームを入力してもらうにあたって、必要な情報だけを記入してもらう簡潔なフォームを作り、そこまで必要でない情報についての項目は取り除くことが大切です。

名前を漢字で入力したら自動でフリガナが入力されるようにする

名前を漢字とフリガナそれぞれで入力することを手間に感じるユーザーも少なくありません。

そのため、少しでも便利にフォームを入力出来るように、名前を漢字で入力された段階で、それから推測される氏名のフリガナが自動で入力される仕組みにすることも、フォームを入力する手間を省くことに繋がります。

住所は自動入力されるようにする

住所を入力することも、フォームを入力する際に手間が掛かる箇所の一つです。

そのため、郵便番号を先に入力するように促し、それが入力された段階で住所の市区町村まで自動で入力されるようにすることで、入力の手間を省くことが出来るようになります。

入力エラーはリアルタイムで指摘されるようにする

入力エラー箇所に気づかずに送信ボタンを押してしまい、これまで入力した箇所が全て未入力状態になって全箇所を入力しなおさなければならなくなると、それによって離脱が増えてしまいやすくなります。



そのため、入力エラーが見つかったら、「入力ミスです」などといった文言を表示させるなどすることで、リアルタイムで指摘するようにすることが大切です。

ページを閉じそうになったらポップアップを表示させる

ユーザーがフォーム入力中に誤操作などによってページを閉じそうになってしまった際には、フォームを本当に閉じるかどうかを確認する旨のポップアップを表示させることが大切です。

ポップアップを表示させなければ、ユーザーがフォームを誤って閉じてしまうことを防げなくなるため、ユーザーが離脱する可能性が高まってしまいます。

サジェスト機能を用いる

メールアドレスや住所を入力する際に、全て入力し終える前に、推測される内容を提案表示してくれるようにすることも大切です。

このような機能によって、少しでもフォームの入力に利便性を感じてくれるユーザーが増えることで、入力フォームからの離脱率を下げることが出来るようになります。

全角数字は自動で半角数字に変換されるようにする

電話番号などや住所の番地を入力する際などに、全角数字を自動で半角数字に変換されるようにすることも大切です。

このような機能によって、例えば半角表示で入力すべき箇所を誤って全角で入力してしまった場合にユーザーが入力し直す手間を省くことが出来るようになるので、ぜひ実装するべき機能です。

必須項目と任意項目を区別する

フォームを入力するにあたって、必須項目と任意項目を分けることも大切です。

どれだけ入力フォームの項目数を減らしても、やはり入力する側は手間に感じてしまいます。

そのため、入力するべき最低限の箇所を明示することで、少しでもフォームから離脱するユーザー数を減らすことが出来るようになります。

入力ボックスの幅は大きめに確保する

入力ボックスの項目の幅を大きめに確保することも大切です。

パソコンによる表示でもスマートフォンによる表示でも、入力ボックスの幅が小さいと、やはり項目を選択しにくくなることで入力する側が面倒臭さを感じてしまい、離脱率が増えてしまいます。

そのため、入力ボックスの幅を大きめに確保することが大切だと言えます。

入力ボックスの開始位置を縦に揃える

入力フォームの中で、各項目の入力ボックスの開始位置を縦に揃えることが大切です。

例えば、入力ボックスの位置が左右上下バラバラに配置してあると、どのボックスにどの内容を入力すれば良いのか分かりづらくなってしまいます。



そういったことを避けるためにも、入力フォームはなるべく見やすいレイアウトにする必要があります。

見本となるものを表示させる

フォームを入力するにあたって、どうしても悩んだりする場合も十分に考えられます。

そういったことを避けるためにも、フォームを入力する際の見本となるものを配置しておくことが大切です。

選択中の項目の枠は他の項目と色を変える

フォームに入力する際に、選択中の項目の枠の色が他の項目と変わるようにすることで、例えばクリックやタップする場所がずれた際などに、間違いに気づきやすくなるので、色を用いて選択中の項目を他の項目と区別することも、離脱率を下げることに繋がります。

入力完了までの残りの必須項目数を表示させる

フォームに入力する項目数が多かったり、あるいはそれぞれのタイミングでどれだけ入力が完了しているのかが分からなかったりすることも、入力フォームからの離脱率を上げる原因となってしまいます。

そのため、入力完了までの残りの必須項目数を表示させることも、離脱率を下げるために大切なことです。

入力が完了するまではフォーム送信ボタンをクリック出来ないようにする

入力が完了していない状態でもフォーム送信ボタンをクリックすることが出来るように設定してしまうと、そういった状態でボタンをクリックしてしまった際にエラーが発生し、またフォームへの入力を最初からし直さなければならなくなります。

そういった場合にも離脱が起こることもあるので、入力が完了するまでは、フォーム送信ボタンをクリック出来ないように設定することが大切です。

EFO対策を行うにあたって、入力の手間を省かせるために行うべき主な方法としては、このような感じです。

EFO対策を行うコツ➁:余計なものは取り除く

次に、EFO対策を行うにあたって、ユーザーの入力フォームからの離脱の原因のもう一つであった、余計なものが掲載されたフォームになっていることを解決する必要があります。

そのために改善すべきことは、主に3個あります。

こちらも同じように、しっかり読むというよりは、EFO対策を行う際に本記事を見ながら、一つずつ改善していくことをオススメします。

入力フォームに必要な情報以外は表示させない

入力フォームの目的というのは、フォームの項目に入力してもらい、フォーム送信ボタンを押してもらうことなので、それに関係ないようなリンクなどの情報は何も表示させないことが大切です。

そういった無駄な情報を表示させてしまうと、ユーザーの目にそれが入ってしまい、離脱の原因となってしまうからです。

キャンセル・クリアボタンは表示させない

入力している最中に誤ってキャンセルボタンを押して離脱してしまったり、あるいはクリアボタンを押すことでそれまで入力した項目が全てリセットされてしまうことによって、ユーザーが入力を諦めてしまう可能性が高まってしまいます。

そのため、そういったことを引き起こすボタンは設置しないようにすることが大切です。

確認ページは省略する

確認ページは、ユーザーが入力ミスをしたままの状態でフォーム送信をしてしまうことを避けるために設けられることが多いですが、実際には、これも離脱の原因となってしまうことが多いです。

例えば、パスワードのミスを恐れて確認ページが設けられることが多いですが、その場合には、入力フォームでパスワード入力項目を2か所設置し、それらが完全に一致していない場合にポップを表示するなどして解決することが出来ます。

そのため、入力内容の確認ページは出来る限り省略するようにしましょう。

まとめ

以上、EFO対策について解説してきました。

EFO対策はコンバージョン率を高めるための施策の一つでしたが、それはその先の目的であるコンバージョン数を増やすための一つの手段であって、他にも行うべき対策として、インプレッション数を増やすこと、クリック率を高めること、LTVを高めることなどがありました。

EFO対策を含め、他の対策も行うことで、コンバージョン数を高めることが出来るのです。

EFO対策を含め、その他の対策について相談したいという方は、ぜひ一度、株式会社inglowまでお気軽にお問い合わせ下さい。無料でご対応させて頂きます。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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